ねえ皆様、円が強くなっておりますよ!
つい最近まで 1ユーロ=175円 だったので、この数週間で1人あたりの鑑定料が四捨五入で4000円もお安くなっています!
鑑定料内情に関してはこちら:
さて。
あった~!ありましたよ。
家庭のことについて続き書きます~って書いてそのままにしていた記事があったはずなのだがどこだっけ・・??と思って探していたのですがありました。
見失うほど放置しとったんかー!?
これです。
じゃあ上の例に挙げた親不孝(大して親不孝とも思えないが)な子供が出ないようにするにはどうすればいいの?子供って夫婦(男女)がいて出来るものだけれど、そこが上手く行ってれば大丈夫なんじゃない?じゃあ親になるにあたって何に注意すれば?ってそれってつまり良い結婚ができれば上手くその後も流れていくのではないかな?
じゃあそのためには?
みたいなことを次回書きましょうかね。
の続きです。
真の家庭を作り出すためには、それ以前に人間各々が真に生きていなければならないのであります。生まれながらに所有しているエネルギーを、家庭を作る以前に完全に燃焼させておかなければ真の家庭という世界を築きあげられるわけがない。一旦全エネルギーを社会に向けて放出し、しかる後に入って来たエネルギーが家庭を作り得る資格を持っているといえるのであります。(原典)
いやホンマこれな。(←なんだよ)
これはこの記事に書いた加藤諦三先生のお話
一つ一つ段階を踏んで進むしかない、ひとっ飛びには行かないんだよという話と全く同じことを別の切り口で語られているものです。
両親の運命の範囲から脱却することができないまま大人の社会へ足を踏み入れ親の保護の元に生活している若者が、たとえ家庭を築いたとしても、真に生きていないものが作る家庭となるわけですから砂上の楼閣であります。
このような若者を世に送る親はその愛の中に真の愛が確立されていないわけです。
この “ 両親の運命の範囲から脱却すること ” というのは、形的には実家を離れて独立するとか、住居を別にするとか、故郷を離れるなんかになりますがそれは目に見えるから分かりやすいですよね。
でも要のところは “心理的に親からちゃんと独立出来てるか” なのだと思う。
結婚前という若い年齢でそれが完全になされている人はほぼいないけれど、それが完全でなくともそちらの方へちゃんと向かう過渡期であればそれでも十分なのではないかと私は考える。だって “心理的に親からちゃんと独立出来ている” ことって、実際生涯をかけて取り組むテーマだったりしますよ、人間にとって。社会で偉そうにふんぞり返っている人でも、中を開けると親の呪縛に雁字搦めで個を確立できてない、なんてことままあります。それは個として親という人間を敬うというより、ただの共依存でしかない。
特に「とりあえず目上はカスでも敬わねばならん」な儒教の呪縛の強い国々では、人は親子、上下という役割を負う以前に「人間と人間である」という大前提がもみ消されるので余計に精神的自立は難しくなる。
これはブルターニュで借りていた家の隣家をうちの庭から撮ったところ。週末に親子3代大集合で、テラスバーベキューパーティーで盛り上がって楽しそうでした。写真では分かりませんが、大きな素敵な家なんだこれが。
長いのでページを分けます。続きますよ。
コメント
コメントありがとうございます。復讐の未亡人は漫画です。ドラマ化もされたのですが、漫画の方がおすすめです。毒親がテーマの漫画です。毒親、機能不全家族というのは、一生かけてのテーマだと思います。毒を家庭や職場で撒き散らしたところで、解決はしないのですよね。毒を自分で吐き出し、処理場に自分で運というより過干渉育ちの私は体に張り付いた鎖を地道に外していく作業のようなイメージです。
自分の親の毒を自分で対処すべく努力する能力がない親は、子供や配偶者、その周辺に毒を撒き散らします。ですが、毒の元を切除したわけでないので、撒き散らしてもまた出てくるのです。きちんとした配偶者であれば、早い段階で子供を連れて離婚します。そうでない場合、子供の人生は不幸になります。復讐の未亡人の中に、覚悟のない者が家族を作ると地獄になる。子供は命を落とすか、猛烈に強くなる。そうなのだと心から思います。
その「復讐の未亡人」って何だろ?と思って調べてみたのですが、漫画ですかね?
まさに仰る通りです。そして片方がまともで離婚出来れば子供はその後ずいぶん助かりますが、両方が同じレベルの毒持ちだと夫婦は形を保って(中は修羅場)子供は地獄を生きることになります。
親もつらい、でも親はそこから抜けるにはいい大人なんだから(子供を利用する以外の)あの手この手を尽くして自力で突破口を見つけるしかありません。人生を賭けて。それがライフワークになり生きる課題になります。それくらい毒家系生まれの負うテーマは大きいのです。