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作者の命式は作品に否が応でも反映される

 

いつも面白いなと思うのだけれど、作者の命式ってその作品に色濃く反映されるものです。

内容もそうだけれど、例えば俳優女優さんが選ぶ役なんかにもね。ヒーローものって結構闘いの気が強い命式の人、庚・辛の人なんかがやっていたりします。

 

例:

庚申のスカーレット・ヨハンソン

 

庚戌で牽牛×2のシュワルツェネッガー

 

辛で主星車騎+牽牛×2のシルベスター・スタローン。

 

で、またまた出てくる世界一売れている漫画「ワンピース」。

 

これは海賊王になりたい少年が必要な仲間を集めながら世界の海を行く冒険物語。

「王」という以上、血気盛んな悪いやつらと闘って闘って勝ち上がっていき・・という話なわけです。こういう話ってやはり闘い、勝利!といったものに夢とロマンを感じていないと書けないと思うのですよね。特にずーっと長くは。現在112巻まで出ていて、まだまだ話は続くようですし。

 

作者の尾田栄一郎さんの命式を拝見しますと

 

 

主星が車騎

この特徴はこんな感じ。

 

何かのための犠牲本能が強い。離れていても誰かの役立てていれば満足。自分の働きが自分には無駄であっても、誰かが助かってくれればそれでいい。
この本質を高めていくと宗教家の精神の持ち主になる。人が厭うようなことを損してでも人のためにやってしまう。何か起きた時必ず危険な方、割の合わない方に動く本能。

 

この方の車騎の奥の方をもう少し丁寧に見てみると、動けば動くほど自然の法則、世のメインストリームから離れて行くという動きがあります。

お話の中でルフィ海賊団がやっていることは何も悪いことではない。「弱きを助け強きをくじく」を地で行きながらも、だからこそ小狡い中途半端に力を持った人間にとっては目の上のたんこぶ。どんどん面倒な立場に立たされるのです(=賞金首の額が上がる)。

 

 

とても面白いなと思いますね、作者の命式とその作品への無意識の反映。

 

お話の最初の方で主人公がこんなことをいうシーンがあります。

 

 

これは仲間について語っているのですが、これぞ The 石門星じゃないですか?

人生の目的を達成する場合だけでなく、単に生きるという事柄も仲間の助けが当然必要だと考えられるこの思考。石門星の良さは「一人で何もかもやってしまおうと思わない良さ」なのです。ナチュラルに周りを巻き込むことができる。まさにこれですよね。

 

究極の一匹狼命式の私が仮に何か物語を書くとしても、絶対こんな発想や台詞や物語設定は出てこない。だって内側にないのだもの。闘う闘う!仲間!とは絶対になりません。

 

 

そうそう石門星と言えば、この尾田栄一郎さんの石門星の奥の方をまた丁寧に見てみますと、動乱・波乱など混沌とした時にこそ真価を発揮する和合性であり、その混乱を収める力を持つものです。

ルフィ自身は自然に逆らわず楽しいことを楽しもう!(=極星鳳閣星)で旅をしているだけなのに、いちいち混乱に巻き込まれ、闘い、人を助け、最終的にカオスを平定する。

 

ちょっとね、作者さんの命式そのまんまで笑ってしまうのですよね。

 

この髪が白いバージョンはまだまだ出てこないっぽい。

 

ついでですが、この方寅卯天中殺&玉堂中殺×2でお母様と縁が薄いなあという命式です。そして作品に母親が出てこない。

(注:いや、私がまだ4分の1も観れていないのでそのうち出てくるかもですが。)

メインの登場人物は複数いるのに、そしてそれぞれの出自背景も丁寧に描かれるのにどこにも実母が出てこないねー!と思ったら、まさにそういう命式でした。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

そんな視点で色々な作品を見聴きすることができるので、算命学は面白くてやめられないのです。

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