本日子供たちはブルターニュでカヤックに乗りに行くらしい。楽しそうで良かった。
イメージ図
私は超インドア派。若い頃ならまだしも今は全く興味がないので、夫が子どもと一緒にやってくれるのは助かります。
そして!
本日家族4人が帰ってくる・・ということはわたくしの悠々自適お1人様生活が終焉を迎えるということです!(大袈裟)
一人だと買い物に行ってもちょろっと買えば十分持ちますし、ご飯はおにぎりとお味噌汁だけで満足、洗濯機も2日に1度くらいしか回さずに済みますし、やはり家がいつも綺麗(笑)
~♪
この1週間ちょっとで家の片付けが猛烈に進みました。家族全員分の洋服の整理も完了しましたし、食器棚も全部出して綺麗にして要らない食器を処分。冷蔵庫も整理整頓されて綺麗、本当に最高。
そして仕事も進むし勉強もし放題と100%自分時間で、ここ20年くらいを振り返っても最高の夏休みだったのではないかな。
またガサっとみんな帰ってくるので、今日は今から山ほど買い出しをして、沢山美味しいものを作って待っていましょう。
最近「人間とその生まれた土地」について考えていました。
人は土地にこだわるよね。全員ではない。でもこだわる人ほど個人でも土地を所有したがったりする。特に自分が生まれた場所の土地。
最近シャガール展を観ながら、またそれについて考えていました。
11-320x320.jpg)
ベラルーシ生まれ(当時はまだロシア)でユダヤ系、後にフランス国籍を取得したシャガールはユダヤの歴史、宗教的なモチーフの絵を沢山描いています。
ユダヤ人と言えば約1900年間自国の土地を持たず、ディアスポラ(離散)で世界各地に散りながらようやく1948年に現イスラエルを建国する。1900年間!
モーセが十戒の石板を受け取るところ 1950~1952 by マーク・シャガール
ここですよね。
日本人だと、仮に国を追われて別の国に移住したり奴隷にされたりということが起こったとして、それでも日本人同士で密に連絡を取り合い「いつか必ず自国を樹立せん!」と日本語を始め文化や宗教を1900年間も継承・・・していくだろうか?沸々と怒りを抱え込みながらも、自然と現地に馴染む気がするのですよね。
特に外国に出た日本人同士というのは妙なよそよそしさが強く、例えば外国に出た中国人たちが密にコミュニティを作り上げ、互いに助け合い、その中だけでも生きて行けるように小さな社会を作るといったような傾向はとても弱い。
北斎 凱風快晴
土地。
う~ん・・・・
私はこの世は一時滞在場所という感覚が物心ついた時からものすごく強いので、どれだけ幸せでも「ここが私の居場所!」を感じたことがない。なのでその一時滞在で土地を所有なんて重くて面倒なことしたい??というのがあって、色々と分からない。地球上どこででもそれなりに心地良く、みんな平和に過ごせればどこでもいいんじゃないの?と思っている。
まぁその意味で、日本は私にとってとても魅力的で過ごしやすいというのがあるので、しょっちゅう日本に帰りたくなっていますけれど(笑)
それはともかく算命学では人種によって別の国に行ったらどうなる?の予測がある程度つく考え方があります。
その中で黄色人種は他の人種に同化しやすい。同化しやすいとは言え、最大5~8世代くらいその土地(国)にいればその先は他の人種より現地に同化していくという気の長い話なのですが。
と聞くと
そりゃあ5~8世代もそこに住み着いていればすっかりその土地の人になるんじゃない?
と思いますよね。私も思います。それ以降の同化が早いので、逆に2~3世代くらいまでは元の国の文化や慣習を強く引きずり、同化に強い抵抗を示すと言われますが、それでもね。他の人種でもそうなんじゃないの?と。
箱舟を作るよう天啓を受けるノア by マーク・シャガール
そこで、ですよ。
5~8世代って気の長い話だなあ
という感覚でユダヤ人が “1900年間ユダヤ人であるという誇りと建国への悲願を脈々と受け継ぎ続け現在に至る” ことを考えると、そりゃもう生まれ持った何かが決定的に異なると考えざるを得なくなるのではないかな。1900年という時間から見れば5~8世代なんて一瞬です。
ちなみに
黄色人種は自分たちの土地に他民族が入ってくれば、他民族を同化させるという特色を持っています。つまり黄色人種と土地との関係は実に深い関わりがあり、土地と人種を切り離しては黄色人種を語れないのであります。(高尾宗家)
とあります。
わたくしは移住1世代目。まだまだ同化に抵抗の気が強い世代で、日々和食を嗜んでおります。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ユダヤ人にとってものすごく大切なダビデ王 by マーク・シャガール
コメント