その結果崩れ、それによってはじめて真に生きることを知るのでありましょう。その後再度築いた家庭こそ真の姿なのであります。
その中でこそ子を育て世に送ることができるわけですが、子供のためにではなく自己の責任においてであります。
その責任を取れないものが子どもを産み育てても、結果は自己に跳ね返り苦しむことになるわけです。
でもそういう「苦」の時事が『次元変換』の時であると。
真に生きることを知らず、真の家庭を知らず、人生を進んだ結果それが崩壊した時、自分自身の責任において処置しなければなりません。が、その時には配偶者や子供の運命までも混迷の世界に引き込んでしまう。その責任は来世へ行っても償うだけの覚悟があってこそ初めて次の人生が開き、真の前進力が生まれてくるのであります。
先日書いた思春期がある・ないのお話もこれですよ。
親が然るべきエネルギーの燃焼を怠ってきてしまっている、そのしわ寄せに子供の思春期をなきものにして奪う。その跳ね返りは必ず来るものです。
この辺の話って分かる人には分かるけれど、分からない人には分からないのだよねえ。
これ私は算命学を学ぶ前・・どころか自分の毒に当てられて気がおかしくなってる親を20年以上間近に観察する中でまさにここに辿り着いて
真に自分を生きることしか解決はないよな
と確信していました。
ここすごく大事な所なのでこういう話は鑑定でよくするのですが、やはり算命学に魔法の効能的「これを受ければ明日から人生が一変!」を期待してくる人にはがっかりだろうなと。そういう人には伝わらないのよね、こういうお話。
それはその人が良い・悪いではなく、まだその段階ではないということなのでしょうね。
だから自分を生きるということが大事。それは派手ハデしく外に向かってアピールし、承認欲求を満たす類の何かではないし瞬時に人生が変わるものでもない。日々できることを無理なく続けよう、みたいな地味~~~な話なのでね。でもそれ以外ないんだよなあ。
そしてだから人生は遣り甲斐があるのですよね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ベルサイユ宮殿近くの街の不動産屋。このセンス。
コメント
コメントありがとうございます。復讐の未亡人は漫画です。ドラマ化もされたのですが、漫画の方がおすすめです。毒親がテーマの漫画です。毒親、機能不全家族というのは、一生かけてのテーマだと思います。毒を家庭や職場で撒き散らしたところで、解決はしないのですよね。毒を自分で吐き出し、処理場に自分で運というより過干渉育ちの私は体に張り付いた鎖を地道に外していく作業のようなイメージです。
自分の親の毒を自分で対処すべく努力する能力がない親は、子供や配偶者、その周辺に毒を撒き散らします。ですが、毒の元を切除したわけでないので、撒き散らしてもまた出てくるのです。きちんとした配偶者であれば、早い段階で子供を連れて離婚します。そうでない場合、子供の人生は不幸になります。復讐の未亡人の中に、覚悟のない者が家族を作ると地獄になる。子供は命を落とすか、猛烈に強くなる。そうなのだと心から思います。
その「復讐の未亡人」って何だろ?と思って調べてみたのですが、漫画ですかね?
まさに仰る通りです。そして片方がまともで離婚出来れば子供はその後ずいぶん助かりますが、両方が同じレベルの毒持ちだと夫婦は形を保って(中は修羅場)子供は地獄を生きることになります。
親もつらい、でも親はそこから抜けるにはいい大人なんだから(子供を利用する以外の)あの手この手を尽くして自力で突破口を見つけるしかありません。人生を賭けて。それがライフワークになり生きる課題になります。それくらい毒家系生まれの負うテーマは大きいのです。