無理:自分自身でいられない、リラックスできない、相手に合わせている時なので心が疲れる 27:45
愛からではなく嫌われるのが怖い、低く評価されるのが怖い、拒絶が怖いなどで相手に合わせると疲れる
心の疲れを取るには無理をしない、ここに行くとリラックスするなど損得勘定抜きで気分のいい場所や人を選ぶ
ここに行くと利益が出る、といった動機では心が休まらない
社員採用時の一番の注意点:職業差別と捉えられかねない発言で辞職した静岡県知事 29:45
のような考え方をしていると双方に問題が出る、商売だろうが職員だろうが一番リラックスするのは、最初の採用の時点でその会社がその人に合っているということで就職したのか、給料が良いから就職したのかで全然異なる
犬を飼う時に猫の役割を期待して犬を飼うと、犬にとっては最悪の場所となる
職でも同じ
両方が視野狭く狭い価値観を頑なに持っていてぶつかれば、それが問題となる 31:26
どちらかが視野が広いとトラブルにならない
カルト集団は世の中に受け入れられない、いつも疲れている、無理している、だから自●に向かう 33:28
ナチスも最後ヒトラー、ヒムラーは自●した、
仕事でも勝者で「我が人生に悔いなし」と人生を終わる人は、最後まで人とのかかわりの中で仕事をした人
社会的に成功してもしなくても、最後まで生きていけない人は心の疲れで消耗して生きていけなくなる、だから心の疲れを取るのは大事
良い結婚:両者に問題解決能力=コミュニケーション能力があるかどうか 36:07
自分の各時代の課題を解決しながら来た人は結婚においても問題解決能力がある
年をとると赤ん坊に還る 37:51
これは高齢期になると幼児期に満たされなかったものが現れてくる
高齢期には壮年期のような様々な社会からの縛りがないので解放された状態なので抑え込んでいた欲求が噴き出してくる
課題は必ず循環を生むので、肉体的・社会的に大人になれば10代の問題がなくなるわけではない、それがマザコンなどの問題
母との関係が解消していないのに結婚してしまうと、女性と結婚したのではなく母親と結婚したようになる
人間の欲求は抑えることはできても消えることはない
その欲求は満たされないと無意識に満たされようとし続ける 40:17
反動形成:無いものを誇大に誇示する
自信がないのに自信があるように振舞うなど
自己陶酔症=ナルシシズム:自分自身を愛の対象とすること
これを全く満たされず青年期が終わり親から精神的に自立できない場合、
大人になると社会的制約や何やで欲求は抑えることはできる、でも消えることはない
ナルシシズムが満たされず会社員にまでなってしまった時、上司から注意されると
パワハラでなくともパワハラと感じる
自分が事実をどう捉えているかが影響しているのであって、事実そのものが自分に影響しているわけではない 51:38
例)デモステネス(ギリシャローマ時代の雄弁家)は雄弁さが最も価値あるものとされていた時代に最高レベルの雄弁家になったにもかかわらず自●
競争社会に晒されている人たちは人に優越すれば劣等感がなくなると思っている
これは全くの間違い
勝ち負け関係なく同じフィールドをグルグル回っているだけ
競争社会では勝ち抜いたとしても劣等感は深まっていく
人間の行動は背後にある動機となった考え方を強化する
劣等感から努力するとたとえ成功しても失敗しても劣等感は強くなる
そこから抜けるには視野を広げるしかない、視点を増やす
そもそも自分と比べなくていい、競争しなくてもいい人と一緒にいればいい 57:01
劣等感が強烈だと視野を広げることができない
劣等感は様々な価値がある世界の中で、一つの価値を唯一の価値と捉えてしまう
全く異なる世界に接することで、これは多くの価値の中の一つに過ぎないと分かる 59:55
自分を好きになるためには自立すること
PCできなくても語学ができなくてもコミュニケーション能力があれば生きていける
それがあれば劣等感に繋がる『これだけしかない』という価値観の偏りはどうにでもできる
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私は鑑定でほぼ必ず『好きなこと』を聞きます。
鑑定を受けて下さる側にしてみれば
好きとかそんなことよりも生活の安定とか確実性とかそっちの方を聞きたいねん
ということも大いにあるでしょう。
でも『好き』はその人の人生の幸せに欠かせない最重要案件。
だってそこにその人の核が必ず見え隠れするから。
その辺を加藤先生、よくぞご説明下さった!という感じです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
私はロートレックが好き。顔を緑に塗っちゃえるなんてホント最高。
Toulouse-Lautrec, At the Moulin Rouge
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