ちょっと皆、この奇跡みたいに可愛い犬を見ておくれよ!
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Instagramにも書きましたがチャウチャウ犬と柴犬のミックス君なんですって。フランスのマーケットで見かけた犬。あまりに可愛いので私と子供が大騒ぎしていると、飼い主さんが教えてくれました。主さんは英語がおできになったのでちょっとお話して写真も撮らせてもらいました(どうぞどうぞ撮ってってや~!と誇らしげに許可を頂き・笑)
たまにミックス犬でとんでもなく可愛い犬っているよねえ。
さて。
これまたなーんでわざわざ世間的にウケが悪いであろう、自分の評価が大いに下がりそうな話を書いちゃうのか?と我ながら思うのですが、どうも書いた方がいい気がしてならないので書きます。
また機能不全家族のテーマなので重いです。
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私は典型的な機能不全家族の出身です。
そこは口を開けば誰かの悪口、愚痴、文句をヒステリックにぶちまけるばかりのいつも機嫌が悪い母親が暗い家庭の中心にギラギラした目で鎮座し、家族は皆彼女のご機嫌を取りながら『 どうかあの毒の矛先が自分に向きませんように 』と息を潜め祈りながら生活しなければならない空間でした。
エネルギーが有り余っているにもかかわらず働くでもなく、勉強するでもなく、趣味に勤しむでも交友関係を充実させるでもなく、家事も私に押し付けひたすら家に引きこもり、『 自分はこんなにも清く正しく優秀で素晴らしいのに世の愚民どもは!馬鹿どものせいで私はこんなにも可哀想!!』と世間をこの世を呪い、毒の気炎を噴き上げ撒き散らす人物の毒舌滅多切りがどれほどの熾烈を極めたことか。算命学をご存じであろう当ブログ読者様であれば【 壮年期:調舒星+天将星 】とお聞きになれば『 あっ・・・(察し』となられることでしょう。
そう、その通り。
一方の父はというと、そんな怒りと毒素でパンパンに膨れ上がった天将星をどうにかできる器量もその気もなく、『 どうかあの毒の矛先が自分に向きませんように 』を隠す気もなく率先して毒矢から逃げ回るだけの人でした。そんな面倒臭いことには絶対に関わりたくない。絶対に嫌だ、嫌なもんは嫌なんだもん。真正面から対峙して、問題に取り組んで、どうにか根本から解決しようなんてことは頭の片隅にもなく。とりあえず仕事さえしていれば、お金さえそれなりに家庭に入れていればいいんでしょ?とばかりにとにかく逃げる。あとは野となれ山となれ~知らん知らん!面倒なことはこっちに振ってくるなよ!という態度全開の人でした。
話が重いので訳の分からない挿絵を入れてみる。
Bad cat, Germany, 15th Century
そうすると夫に話を聞いてもらいたいのに聞いてもらえないし受け止めて貰えない、イライラも怒りも募るばかりの母は当然腹の中をぶちまける相手を探します。家に引き籠っているのだからその相手は自然と家族の中から、そして夫が無理となると標的は長女である私にならざるを得ない(弟たちはまだ小さくて話が分からない)。
私は子供の頃から全力で、真っ直ぐ彼女に向かい合って、全てを受け止めて何でも聞いてあげていました。
今思うと小さかった頃、私は不思議の国のアリス症候群がものすごく酷かったです。この言葉は随分後年になって知りましたが。
人生で今まで誰にもまともに相手にされなかったのに、何でも言うことを聞いて素直に受け止めて肯定してくれて、自分の思い通りにできる人間をようやく手に入れた!相手が年端も行かない子供であろうが何だろうが、そういう人間をゲットできた彼女の万能感はすごかったでしょう。
しかし 多かれ少なかれ誰でも持っている自分のお腹の中の問題。黒くて辛くて見たくないのだけれどそのまま放置しているとどんどん腐敗して膨張し、ついには毒になってしまう『 自分の昇華できていない苦い思い 』というのは、誰かにぶちまけたり、誰かを意のままに動かしてみたり、誰かを・世間を呪い続けて解消するものではない のです。そんな時期が一時期あってもいい。いや、むしろ誰かに吐露する過程は絶対に必要。でも一生続けていればどうにかなる類のものではない。
そんな自分の問題からこれまた逃げ回る彼女の “ お腹の中の黒い怒りの種 ” は救済されることなくどんどん大きくなり、それに比例して彼女が私に浴びせる言葉は年々毒素を増し、私に対する欲求も度を越して無茶苦茶なものになって行きます。
例えばAということをしろ!と言われるのでAをすると次の瞬間には
なんでAなんてことをしたんだ!?ちょっと周りを見ればBじゃないといけないと分かるだろう!ホントに気が利かないしどうしようもないね!そんなんじゃ誰にも相手にされないし社会でも通用しない、ホントお母さんは恥ずかしくて世間にどう顔向けすればいいか分からないわアンタのせいで!!!(激怒
みたいなね(笑
全然意味が分からないでしょう?本当に気の狂っている、話の通じない人というのは一事が万事こういう感じなのです。
今書いていて思い出しましたが、最も理不尽であったことの一つにこういうことがありました。
小学校の5年生くらいのころ私は母の命令で、公の場で全裸で泳がされたことがあります。そう、読み間違いではありません。
長くなりましたので次回に続きます。
さっき妙な絵を貼ってしまったので(笑)お口直しに清い感じの絵をどうぞ。
フランスの教会にあった絵。ステンドグラスの光が流れ込んで綺麗でした。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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