おはようございます。ラフマニノフいっときます?
私はゆっくり目が覚めるタイプではなくガーン!ばちーん!と0から100の勢いで目が覚めるタイプなので、家族のお弁当や朝ごはんを作る時は朝一でこんなプロレスの試合みたいな(演奏に体力使うという意味)曲をガンガンにかけます。ラフマニノフいいよなあ・・
さて。
親子間で運がシーソーする人がいます。全員ではありません。そういう条件が宿命に出ていたらの場合ですが、本日はそれについてのお話です。子供が絶好調の時は親がヘロヘロとか、その反対とかいうと『 ああ~分かる分かる!』となる人は多いのではないかな?
算命学は
- あらゆる事象は一つの極を基点に陰と陽の面があるという陰陽論
- この世の全ては自然の5つの要素(木火土金水)に分類できる、そしてその5つの要素には互いに関係の決まりごとがあるという五行論
の2つをベースとしているので、もちろんこの親子間の運のシーソーもここから来ています。
なので普段考える時は親と子のどっちかが上がると反対の運が下がる、程度のざっくりした感じでOKなのですが、もっと陰陽五行で細かく見ることもできるのです。
運をこれまたざっくり5つに分けると
- 木=福=精神の安定
- 火=寿=健康
- 土=禄=財
- 金=官=名誉名声
- 水=印=知性
とこうなるわけです。
で、上に書きました通り 木火土金水 には関係性があるので、そこから例えば
子供の健康状態が悪い → 親は財運が上がる
などとその運の内容を具体的に見ることもできるのです。この例でいえばローズマリー・ケネディはズバリその形。
彼女の場合は健康を父親に意図的に潰されほぼ廃人となり施設送りになったので、財運以外ほぼ壊滅的な人生にされたといえるでしょう(財に関しては家族が施設費を出していたようなのでホームレスになるようなことはなかった、という意味でゼロではない程度)。彼女が人生ほぼ丸ごと犠牲となったことで、その反対側の親の運がどーんと上がった。
他に分かりやすいところでは
◆ 子供が精神不安定だと親は子供を支えるため健康でいなければならない、よって健康運UP
もしくは(毒親の場合)子供が大変~!このワタクシが輝くチャ~ンス!とばかりに嬉々として “ 子供をけなげに支える、こんなに素晴らしいのに大変で可哀想なワタクシ・俺様 ” の演出に燃え上がり、ギラギラ健康になる
◆ 子供が名誉を賜ると親の幸福感が薄れる(自分と比較して情けなくなるのでしょうか?)
など。
しかし、ですよ。
子供が生まれて来るということは、その子供が生まれて来た時にこの世に持ってきた運というものがあるということ。そしてその家庭単位では運の総量が増えるわけですが、その家族全員の運をメンバーがどう分け合って生きてるんですか?って話なのですよね。
日本では儒教の影響でやたらと「 子は親に感謝すべき 」と言われますが、それはほぼ常に一方通行的感謝。激しくバランスが悪い。実際は家族で1つのホールケーキをどう分配してますか?の話なので、子が犠牲になって親の運が伸びている時は、親は偉そうな顔をしている場合じゃないのです。
君たち子供の分のケーキも頂いてるよ、本当にありがとうね。その代わりその分で得た運を使って社会に貢献するし、そこで得たあらゆるものは君たちにも喜んで還元させてもらうよ。当然だよ、だって君たちの協力があっての私・僕(=親)なのだから。
というのが本来の筋。
『 子供は親の恩を忘れるな~感謝しろ~ 』
などと厚顔無恥に垂れ流している人を見ると「 もう一回地獄の1丁目から出直してらっしゃいな♪ 」と100均の生え叩きでペチン!としたくなりますね。
ペチン。
このシーソー条件に当てはまる人は結構多いので、できることなら早めに家を出られるといいかなと思います。そうすると運のシーソーはなくなりますのでね。
でもそうもいかない場合は、親が積極的に運を手放す。つまり外に向けて寄付をする=財を手放すなどです。
今回は家族内というより親子間の運のやり取りについて書きましたが、こういうやりとりは夫婦間、会社仲間、コミュニティ、国などあらゆるところで起こっていることです。命あるものの間ではエネルギーは常に動き回っているものだからです。流動的で止まらない。つまりエネルギーのやり取りですね。エネルギーが強い人ほどそのやりとりも大きくなるので、家庭みたいな小さな世界だけにいるとそこのメンバーが大変です。なので外で思いっ切りエネルギー循環できるような環境に出た方がいいのですよ。
The Bistro, 1895 by Felix Vallotton
この楽しそうなバーでもワイワイガヤガヤエネルギーのやり取りが行われております(笑
本日もお読みいただきありがとうございました。
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