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ロシアについて思うこと

 

ウクライナの人たちが大変なのは報道されている通りだと思う。

でも私はロシアにいる一般ロシア人たちのこともすごく気になっています。

 

私は以前モスクワに家族で旅行したことがありまして

モスクワ 2019年イリヤ・レーピン展(新トレチャコフ美術館)その1
私の行ってきたトレチャコフ美術館におけるレーピン展とモスクワ旅行記です。 算命学も出て来ます  私がめちゃくちゃ大好きなイリヤ・レーピンはロシアを代表する画家の一人なので、もちろん世界各地でレーピン展が開催されます。 ...

( これはシリーズ記事の1記事目 )

 

ここにもちらっと書きましたが

モスクワ 2019年イリヤ・レーピン展(新トレチャコフ美術館)その3
昨日の続きです 今日でシリーズ記事終わる・・・・かな? さて、去年の今頃は1か月日本に滞在していたのですよ。 子連れで! そう、去年も大変だったので...

 

ロシアの平均所得って低いのです。でもモスクワの物価は「 ああやっぱり何でも安いなあ 」という感じでは全くなかった。記憶にないということは、ここドイツとあまり変わらなかったのではないかな。つまり一般市民の生活は楽ではないはず。

 

そこにきて今回の戦争、そして世界の大部分から経済制裁されることによって一気に経済が低迷します。もう戦争が始まる時点でATMからはお金が下せない(すぐ空っぽになる)、国際取引はどんどんなくなっていく、国際間のお金の移動もできない、ということは仕事はどんどんなくなる、お金が無くなる。

 

こんなことは間違ってると思って戦争反対を唱えると、警察に捕まえられて刑務所か戦地の前線に送られる。

今朝もデモに平和的に参加しているだけの人が、警官たちに警棒でボコボコに殴られている場面を見ました。

そして上の記事にも貼ってありますが、ロシアってもともと自殺率も異常に高い。今現在ウクライナの国民には世界が援助の手を差し伸べているけれど、ロシアの一般国民はドン詰まり状態でも放ったらかし。

八方塞がりとはこのことじゃないかと思うのです。

 

そして大半のロシア人は政府広報役となったTVで情報を得るので洗脳されているけれど、一部の人はネットで情報を得られているとロシア人捕虜が話している動画を見ました。そういう外の情報を得ている人たちがデモなどしていたわけですが、11日からロシアは完全にインターネットも遮断。

 

一般市民の追い詰められ方が半端ないと思うのです。彼らの生活は?人権は?

国外にいるロシア人も苦境に立たされていますよね。ミュンヒェン交響楽団のロシア人指揮者、ゲルギエフ氏が解雇されたのは記憶に新しいところ。

ミュンヘン・フィル首席指揮者のゲルギエフ氏解雇 プーチン氏と親交:朝日新聞デジタル
 ドイツ南部ミュンヘン市は1日、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者で、ロシア出身の著名指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏を解雇した、と発表した。ゲルギエフ氏はロシアのプーチン大統領と親しいとさ…

 

同じくここでも音楽祭に出演予定だったロシアのピアニストが出演を取り消されています。

klassik.com : Ukraine-Krieg: Lucerne Festival lädt Pianist Denis Matsuev aus
Ukraine-Krieg: Lucerne Festival lädt Pianist Denis Matsuev aus - Ersatz steht noch nicht fest

 

プーチンと現政権に対する反意を表明しなかったから、とのこと。もちろん今のロシアの在り方に大賛成、ウクライナはロシアに併合されるべき!みたいな人であればどうかと思いますが、ロシア人である以上ロシア国籍を持ち、友人知人親族がロシアにたくさんいるでしょう。そして何より国家権力の恐ろしさを誰よりも知っているはずなのです。そこで迂闊に「 プーチンのやり方は間違ってる 」なんて言ったが最後、自分は外国にいるからよくても祖国にいる関係者が自分のせいで命の危険に晒されるかも知れない。

となるとここでも身動きが取れませんよね。

この辺は民主主義の国で自由が当たり前、国家権力は法で押さえられていて当たり前の私たちにはきっと想像がつき辛いことなのだろうと思っています。( 機能不全家族の「普通」が、普通以上家庭育ちの人にどう頑張っても理解されないのととても似ています。)

 

私のようにごく普通に平均的な家庭を営み、子育てをしている大多数の人たち。これからどうなっていくのだろう、子供たちをどう守って行けばいいのだろう、という恐怖は計り知れないと思う。

 

本当にいち早く戦争は終わるべきだと思う。

それは単純に、私がロシアという国に興味を持っているからというのもあります。だってあんな魅惑の国もないよ。

コロナが終わったら次はサンクトペテルブルクに行こうか!と夫とずっと話していたくらい、私たち夫婦はロシアを気に入っています。あそこの国の芸術レベルはちょっと(もちろんいい意味で)異常なんですよ・・・なので私はロシアの作品も演奏家も聴き続けるし、絵画もやはり好きなままですし、ボイコットはしない。それと政治を同じ次元で混ぜて語ってはいけないと思う。

 

応援ありがとうございます♪  

 

View of the Kremlin from the Moskva River by Germashev Mikhail Markianovich (1867-1930)

 

コメント

  1. こんにちは。いつもありがとうございます。
    初めてコメントさせていただきます。

    佳代さんの目に見えない世界の話がとても好きで、今までの記事かなりの勢いで読ませていただいております(笑)(算命学の記事、切り口、語り口、絵の紹介もとても好きです。気に入った絵は保存させてもらっています。)

    日本のニュースだけだとわからないことを佳代さんの記事から知ることがよくあります。

    ロシアのウクライナ侵攻。この時代になってもこの選択をするのかと驚きと失望がありました。
    ウクライナの人たちのことはもちろん、ロシアだけを敵にして、ロシアに憎しみを集中させている流れが、そこにある私たちのようにただ暮らしているはずの人たちのこと、大切な家族や友人がいる人たちのことを無視しているようでとても悲しい気持ちになります。
    ロシアのヘリコプターが撃墜されたことを正義のように報道しますが、その人にも家族がいたことを思うと、一体何を見せられているのだろうと思います。

    ロシアのような国の中で、発言すること、表明することの大変さ。
    芸術家、音楽家、スポーツ選手、個人個人に国の責任と制裁を負わすことへの違和感をどうしても感じてしまいます。

    世界大戦で敗戦した日本として、もっと違う切り口で世の中を見られないのだろうか。そんな風にも思います。

    真っ直ぐな佳代さんの言葉にとても励まされました。ありがとうございます!
    いつも更新楽しみにしています。

    ドイツの春は美しいでしょうか?
    まだまだ寒い時期と思います。ご自愛くださいませ。

    • こんにちは、コメントをどうもありがとうございます。
      本当に、この時代になってもそれ!?と思いましたよね。ウクライナの若者が早朝母親の電話で叩き起こされて戦争が始まったと知り
      「いやいや、今2022年よ!?戦争って、はあ??」と思ったとインタビューで答えていましたがまさにそれです。
      でも一度始まると結構皆感情的になったり、マスコミ報道を鵜呑みにしたり、冷静に考えられなくなるものなのだなあと見ています。
      早く終結することを祈るばかりです。

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