朝スープに入れる野菜を大急ぎで切っていましたら、ずばーん!と親指を切っちゃいましてね。バンドエイドと包帯グルグルで何とか事なきを得ています。
『 大急ぎで野菜を切っていましたらうっかりすぱーん!といっちゃいましてね。』
( のわりに得意げ )
節子、それ指やない、首や・・・
Salome with the Head of Saint John the Baptist by Guido Reni
ってこのイタリア・ボローニャ(17世紀)の画家、Guido Reniさんも三柱異常干支でしたわ。
丁 丙 乙
巳 戌 亥
さて本日は異常干支ではなく三業干支について思うところをちょっと書いてみようかな。
異常干支より影薄く、異常干支ほどは現実生活に影響は出ないといわれる三業干支。全20干支ございます。
これはざっくりいうと先祖の業(ごう)が
- どんな形で
- どの辺に
- どれくらい
出るのかを表すものです。
ごう〔ゴフ〕【業】の解説 (こちらより)
《 (梵) karmanの訳 》
1. 仏語。人間の身・口・意によって行われる善悪の行為。
2. 前世の善悪の行為によって現世で受ける報い。「―が深い」「―をさらす」「―を滅する」
3. 理性によって制御できない心の働き。
算命学では2番目ですね。
これを私なりの言葉で更にざっくり説明すると、運というのは常に上げ下げしながら進んでいるというのはこちらでよく書いている通り。それは人間一人の人生でもそうですし、家系という一運命共同体内でもそう。
徳を積む、その積んだ徳を使う、というのも上げ下げのようなものです。
既に蓄積された徳分を消費するのはまあ問題ない。働いて貯金して、そこから何かを買うというような感じです。
でも貯金がないのに消費ばかりしていたら?お金を銀行から借り、友人知人から借り、親族から借り、消費者金融から・・・返すのが大変ですよね。先に貯めとかんかいと。
運もこれに似ています。
自分のご先祖が、貯めた徳分もないのにや好き勝手我が儘放題で生きていたとする。そのツケはその人物の来世に周るというのはもちろんですが、本人だけでは到底返し切れんという場合、その子孫にも回ってくることもあるわけです。連帯責任みたいな感じですね( げげげ・・)
それがちょろっと垣間見れるのが三業干支。
本日もお読みいただきありがとうございました。
長くなったので次回に続くのです・・・
今の時期、こちらは雨ばかりです。
The Old Curiosity Shop by George Hyde Pownall (1866-1939)
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