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ポツダム探訪(2)バーベリーニ美術館『 ロシアの印象派、アバンギャルドへ 』

 

今回私はこの展覧会のために!わざわざポツダムの Barberini美術館 まで来ました。

『 ロシアの印象派、アバンギャルドへ 』

avant-garde. 軍隊用語の「前衛」を意味するフランス語で革新的、前衛的な芸術、またはその立場をとる芸術家たちをいう。 主としてシュルレアリスム、抽象主義、キュビスム、未来派、ダダなどの傾向をさしたが、今日では既成の芸術観念や形式を否定する先端的な芸術の一般的呼称となった。

 

ロシアのこの時代の絵画といえばわたしの大大大好物!これを観ずには死ねない・・・と、当然のことながら私の一番好きなレーピンの絵を楽しみにして行ったのですが。今回の目玉はやっぱりこれだったわ。

 

 

ああ、これもうホントすっごい良かった!

この絵の前のベンチに腰掛けてずーっと眺めていました。これは Abram Archipow という人の『 訪問(1914) 』と題された作品。他愛ないおしゃべりに女の子たちがわいわい夢中になって、外からは暖かい太陽の日差しが部屋に流れ込んで楽しさに拍車をかけ、本当にほのぼのと平和で幸せないい作品ですよね。右から3番目の女の子がもう、学校に絶対一人は居そうなちょっとどんくさくて、でも気立てが良くて、人懐こくて、いつもニコニコしてるぽっちゃりさんで、彼女の気持ちが表情に現れていてこちらまで楽しくなります。この全体の構図と特に色!色の組み合わせが大好き。

 

で、この作品がどう考えても今回の展示のメインディッシュだったのに。ないんですよ、この絵のポスターが・・・なんでやねん。なんでないねん。あったら絶対に買ったのに。この絵が家にあると華やぎますよね、空間が。

あれですかね、これはトレチャコフ美術館から借りてきた絵画なので、ポスターを作成して販売しちゃダメとかいう取り決めがあったりするのかしら?てことはトレチャコフ美術館に行けばこのポスターがあるかも、と思うでしょう? やつらロシア人 あそこの方々は商売っ気がなくてですね

 

(参考記事)

モスクワ 2019年イリヤ・レーピン展(新トレチャコフ美術館)番外編
芸術系ブログなのか 算命学ブログなのか 旅行記ブログなのか 子育てブログなのか 分からなくなっていますが、私が楽しいのでこの調子で行きます。 このあたりの記事関連です さて、モスクワの新トレチャコフ美術館で色々驚いたことがあったので書いてみ...

 

美術館付属のお店に行っても、ポスターがトレチャコフさんの肖像画くらいしかないねん!

 

牽牛星(正官)持ち、かくありたし:トレチャコフ美術館の創設者、パヴェル・トレチャコフ氏
いうても大分難しいのですけれども! 私はこのロシアビヨンドが面白くていつも見ているのですが、この記事。 モスクワにあるトレチャコフ美術館 の創設者、パヴェル・トレチャコフさん。 あの世での私的出会った瞬間ジャンピング土下座対象候補ナンバー3...

 

って誰がこんな知らん爺さんの肖像画を家に貼るんだよ?ってなりますよね。他にも素敵な絵画は山ほどあるのに、そういうののポスターはないの。

だからこそ

今回Barberini美術館でこの4人の女の子の明るい絵のポスターあったら買うんだ!そして部屋に貼るんだ♪

と意気込んできたのですが、残念でした。

 

このArchipowさんの作品は他にもこれがあって

『 北国 』1909/1910

 

やはり光をとても大切に、意識して描いていたのだとか。

 

他によかった、好きだったのはこれ

『 農婦たち 』1893、Sergei Winogradow

 

考えてることとか息遣い、声色なんかが伝わってきそうなほど臨場感あふれる作品。しかもこれも陽の光の中に座っていて暖かくて気持ちがいい。ロシアの画家、恐るべし。

 

『 陽だまりの中のヤギたち、1904 』Nikolas Tarkhoff

 

他にもたくさんいい作品があって、たくさん写真を撮ってきました。でも一気にUPすると多すぎるので、少しずつ上げていきますね。

 

こういう全然系統の違う作品もちょっとありましたよ。

『 バー、1915 』Georgi Jakulow

 

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