算命学では人間の組み合わせによって
- 知性倍増、理知的で静かな生き方が濃くなるね とか
- もともとあった前進力に柔らかい気品ある庶民性が加わりますよ とか
- 友達としては実に気が合って末永く良い関係を築けるけど、共に生きるとなると現実が纏まらず空中分解が起こりやすいかな
みたいなざっくりした傾向を見ることができます。
そのあたりを再び勉強し直していたのですが、波乱動乱に向く組み合わせ。
向くというよりもそこしか無理。
一度縁を持つと互いによく分かり敢えて生涯を通じて良き友となれる。
けれども何かを共同で培って行きたい場合、一方向に偏り過ぎて現実世界に中庸を実現しづらい。
一般的、平均的、平凡で平穏な日常生活というものがとことん苦手。
無理にその空気に合わせようとすると、自分たちはそのつもりがなくとも知らないところで勝手に嵐が起こってきてしまう。
ゴゴゴゴゴ・・・
こういう組み合わせが血沸き肉踊り、水を得た魚となって能力を最大限発揮できるのはこういう場。
決死の緊急取材!スマトラの密林に殺人虎を追え!
未踏の地に足を踏み入れる探検や、かなり思い切らないとチャレンジできない新境地開拓、つまり非日常的な世界で一般人では成し遂げられないような何かをバリバリ成し遂げていくコンビなわけです。
一緒にいる以上は薄氷を踏む人生を共に!的な生き方でその真価が発揮される。
なので昔から『戦乱の中の聖人』と言われるほど、生死を賭ける環境で最大の美となる関係性。
いや、読むだけでしんどいな(笑)
私はこういう有形物質現実界で壁をぶち破って!みたいなタイプではないので無理です。
ってここまで読んで
もしかして・・・夫の祖父母さんたちこれじゃない?
と思って見てみましたら、やはり。
まぁ年代からいって第二次世界大戦の時代の人ですよね。
夫のお爺様は元々軍人であり、あの大戦最大の激戦であるスターリングラードの闘いから生還した方。
ロシア側にドイツ人捕虜となり約2年過酷過ぎる日々を耐え凌ぎ、部下も全員生還させたとか。
でも(嫌いすぎて学校で全く社会や歴史をちゃんと勉強しなかった私は)YouTubeでその辺りを色々調べて観ているのですが、大多数が命を落とす中どうやって生き延びられたのだろう・・・?と思い夫に聞いてみると、彼もよく分からないけど多分上のランクの軍人だったから扱いがマシだったのかも?とのことでした。
(上といっても当時26歳なので知れていると思います。)
で、その妻=夫のお婆さん。
以前にも少し書きましたが、丙の鳳閣・調舒・天将持ち。
24時間スーパー機関銃的怒涛のノンストップトークのツワモノ。
それでも当時はもちろん、小さい子供を一人抱えて想像を絶する大変さだったと思いますよ。
そんなとんでもない環境から生きて帰ってきてまるで別人のようになった夫と、それでも別れず添い遂げたお二人。そのお二人がまさに『戦乱の中の聖人』の組み合わせ。
この組み合わせって二人でいることでこの世のあらゆる苦難に耐えることができるほどの強靭な精神力、現実的忍耐力を得ます。忍耐力最強パワーカップルというわけです。
あの時代は皆そうだとは言え、お二人とも激動の人生ですよね。戦中も戦後も。
でもだからこそ最後まで一緒に、そして二人で乗り越えられたのかも知れない。まるで苛酷な戦争時代を2人揃って生き延びるために出会ったお二人であり組み合わせのようだなと思うのです。
そのお二人のおかげでうちの子供たちも今こうしてこの世界に存在していられる。
ありがたいことですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
余談ながら上の写真の川口探検隊、川口浩さん。
一応命式を拝見いたしましたら丙の天干一気格でびっくりしてしまいましたわ。
後でよく見てみよう。
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