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53年間の人生でぶっちぎりの最高の大晦日&明けましておめでとうございます

 

みなさまぁぁぁぁぁ2025年、明けましておめでとうございます!

今年も1年よろしくお願いいたします。

 

どうしましょう!

わたくしこの度、53年間の人生でぶっちぎりの最高の大晦日を過ごすことができました。

こんな最高な1年の締め括りがあるなんて。

最高だった、最高だ。私は幸せだ。

こんなクオリティの高い満足感の塊状態で年始を迎えることができるなんて。

こんな幸せの瞬間がまだ自分の人生には残っていたのか。

 

行って参りました、Wiener Konzerthaus/ウィーンコンツェルトハウス での

 

ウィーンフィルによるベートーヴェンの第九!

 

もうさいっっっっっっっっっっっっこ~~~~~~~~~~~でした。

 

やはりね、再確認した。

ベートーベンは人類史上最高のスーパースターの1人だわ。

人間の喜びをあんな風に表現して、次々と繰り出して来て、しかもそれを約60分間。

どう考えても人間じゃないんだよ、あんなものを作り出す人は。

 

お飲み物コーナーの後ろにひっそり鎮座まします我らがスーパースター、ベートーヴェンさん

 

神様が不意にご褒美をくれる時というのは、こちらの期待を軽々と遥かに超えたものを与えてくれるものです。

想像を超えるというよりは、こちらには想像がつかなかったレベルで

ほら、こんな世界もあるよ

と、その空間に誘(いざな)ってくれる。

 

もう一度言う。

53年生きてきて今までの人生で、ぶっちぎりに最高の大晦日だった。

 

これだ。

これだ、これだ。

違和感の混じり気が一切なく、心の底から

私はこれが好きなんだ

の、0.1㎜すらもズレのない的のど真ん中を貫いてくる。

それも『自分では大きな期待であったつもりが実はそんなものはちっぽけな期待だった』と気付かされるような、次元が何段階も上の世界が展開される。

 

ああ、確かに。

私たちが今生きているこの瞬間、そして次の瞬間、その次の瞬間・・どの瞬間も完全に唯一のもので100%奇跡だわ

と気付かせてくれる、思い出させてくれる種を盛大に撒いて行ってくれた人。

その気になればいつでもそんな空間を再生させられる装置を楽譜に残して行ってくれた人。

 

美し過ぎる天井の一部

 

天国をほんのちょっぴりだけ、ちっぽけな欠片をこの世の空間に再現して見せてくれる魔法を残して行った人。

ごくちっぽけではあるけれど、もっとちっぽけな存在である私たち人間からすればとてつもなく偉大で、濃厚に光り輝いて、清々しくて色とりどり。

多重次元が重なって無数の音を成す粒子が波のように体を貫いて行く。

ずっとずっと。

それが内側から命を再生する魔法のようにすべてを洗い流し、自分本来の核を思い出させてくれる。

 

この感覚は私はクラシック音楽でしか体験したことがありません。

クラシック音楽が一番だぞー!という話ではなく、きっと誰にもそれを感じる方向や分野が1つ2つあるのだと思う。

私はこの瞬間の体験のためにこの53年間を生きてきたのだと確信するようなビリビリ。

いや本当に第1音目が始まった瞬間から体の芯からビリビリしっ放し。

あなたは感動しすぎて歯の奥がガチガチするのを抑えなくちゃいけないような経験がありますか。

しかも泣きっぱなし。

でも最高に心地良すぎる音の渦と波。

 

 

ガツンと自分を思い出させてくれる、でも痛くない。強烈に心地良く自分に戻る。

日常生活に忙殺されて、なかなか思い通りに行かないことももちろんあって、目先のことに囚われて自分が自分の核から離れていくことも多い。

それも必要な経験。

 

でも離れたらまた戻ればいい。

その 自分に戻る仕掛け を楽譜に書き残して行ってくれた人がベートーヴェン。

その仕掛けにはいつでも誰でも触れられる。

きっとそんな仕掛けを残して逝った人は沢山いる。

私には音楽が一番近い入り口。

 

そして誰にでも触れられるけれども、誰もがいつでもその天国を目の当たりにするわけではない。

入り口は大きく開かれているけれど、『これ!』を本当に体の芯から掴むには実は積み重ねが必要なのも事実。

 

ロビーの様子

 

(長いのでページを分けますよ)

コメント

  1. おめでとうございます!
    読んで私の心まで昂りました。
    日程をミスったと嘆いてらっしゃったけれど
    実はこの体験のために仕組まれていたことだったのでしょうか。だとすると、たいへんなご褒美ですね♪

    以前に複数の楽器による演奏は個々の奏者によるブレが気持ち悪くて苦手と書いてらっしゃった記憶があります。
    オーケストラでこの体験とは、何重にも重なった奇跡ということですね。

    顧みて自分。
    佳代さんは特別だから…ではなく
    私自身が受け取りそこね続けているのかもしれないわけで、深く考えさせられました。

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