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才能もセンスも枯渇する。だから

 

しばらく忙しくて音楽聴いてない! ハァハァ・・足りない、音楽が!!

でも7月頭にまたキーシン聴きに行くんだ~♪

 

 

プログラムもいとをかし。

今回はしかしラフマニノフが入っていなくてちょっと残念。

 


 

 

さて。

才能とかセンスって持って生まれたものってありますよね。

それに向いているか否か、そして好きなのかどうか。

もちろん生まれつきのものはあるのだけれど、そして好きでやっていけるのはとてもいいことなのだけれど、でも枯渇する。使っているだけでは枯渇する。

いや、使い方を間違えると。

ずーっと外向きベクトルの使用法だけでいくと割とあっという間に枯渇する。

 

これは水分が枯渇してる人(イカ?)

 

ここでも陰陽なのだと思う。

陰陽論はこの図のように

あるものとその対象となるものが表裏一体となって存在していると考えるのだけれど、これはずっと回転していると考えて欲しい。二次元の静止画で見るのでつい回転を忘れてしまうけれど、万物流転。全てのものは決して立ち止まらない、常に動いている。

息を吸えば吐くように

波が寄せては返すように

朝が来れば夜が来るように

命が誕生すればあの世に還っていくように

全てのものは循環している。目に見えない世界でも。

 

絵の才能があったとする。

絵を描く、描く、描く・・・

才能があれば若くして名が出ることもある。それは素晴らしいことだ。

けれども描き続けると、描くということだけを続けると枯渇する。人間のストックできる量なんて知れている。それは息を吸わずに吐き続けることと同じ。

 

これは文章を書くトルストイさん。

Portrait of Leo Tolstoy, 1884 Nikolai Ge

 

じゃあどうするか。

描くのと同じだけインプットする。興味があろうがなかろうが、とにかく描きたいのであれば何でも掃除機のように吸収して行けばいい。(何でもとは書いたが、もちろん取捨選択してね)

スポーツだってそう。やたらめったらトレーニングと試合を重ねればいいというものではなく、それに見合った栄養補給と休息が必要。

知恵・知能・知性だってそう。インプットばかりではバランスがおかしくなるので反対のことをしてみる。

これが本当の意味で能力やセンスを使うということ。枯渇しない、発展的に継続できる使い方。

 

算命学では人間の能力をざっと5つに分けて考えます。

 

・習得、知能

・守備、自我

・伝達、表現

・引力、魅力

・攻撃、前進力

 

これらのうち皆5つを生まれ持っている。

その持って生まれた能力を最大限日々活かして行けば、自然で無理のない自分として伸びていくことができる人生になりますよと算命学では言います。

 

ここでもそれぞれ5つの能力に1つずつこの陰陽の玉が回転していると想像して下さい。

外向きベクトルだけの使い方をするということは、この片方だけに注目して使い倒し、もう片方は忘却の彼方。カスカスになっている、だから陰陽バランスを崩すということ。だから枯渇する。

全くその能力を使わず、陰陽の玉がほぼ動いていない状態というのはしんどい。

けれども一生懸命頑張っているのにバランスが崩れて回転しなくなっていくのも大変つらい。

 

だからどんな能力も一方的な使い方になっていないか、バランスの崩れる方へ突っ走っていないか、行き詰っている時は自分を観察してみるといいですね。

 

そしてこの陰陽の玉というのは人によって大きさが違うし、回転スピードも異なる。千差万別。

人と比べず、自分なりの大きさで、自分が心地良い回転速度で進んでいければそれが一番。

 

仮に「枯渇してるな~」と思っても、生きている以上は持っている星は死んではいないので、また適切に刺激を与えれば活性化して行きますよ。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

これは絵を描くセザンヌさん。こういう一人で何かに没頭している人が描かれた絵が好き。

A Painter at Work, Paul Cezanne, 1875

 

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