Gustav Klimt/グスタフ・クリムトのこの “ 行方不明となっていたと思われていたが昨年秋に再び見つかった ” という『リーザ―嬢の肖像画』。明日オークションにかけられ推定3000万~5000万ユーロ(≒49.5億~82.5億円)というオーストリア史上最高値が付くのではと言われています。
これがオークションまでの間一般公開されているのですが、ウィーン在住の読者様(算命学の鑑定依頼主様)が写真を撮って来て下さいました♪
いいなぁ、私も観たい!! そして私もウィーンに住みたい、ウォー!(笑)
ところで、ドイツでは結婚式前夜に陶器を床にぶつけて割ると幸運をもたらすという慣わしがあります。私はしませんでしたけれどね。
今朝あれをふと思い出しまして
あれってそういえば算命学的にも理に適ってたりするよなあ
と気付きました。
全員にかどうかは分かりませんが、少なくとも一部には有効かな。
宿命に壊れる性質が出ている人は、人生行程で自分が築き上げてきたものからパッと離れる、そこから方向転換することが多くなります。言ってみれば自分の人生の中でそれがあたかもゼロになる、更地にするように見える現象を起こす。(でも実際はゼロになるわけではなく、それらの経験が血肉になって後に生きて来ることも大いにあります。そこはその人の生きる姿勢次第です。)
それは世間の風潮からすればなかなか受け入れられ難いことだったりするので、その変化に尻込みして、心の中の自分は『はよ路線変更、はよ!』と言っているのにずっと既定路線を行ってしまう。
そうすると壊れるものが壊れない。
となると自分の意思とは関係なく周りで壊れる現象が起こってきます。予期せぬ形で嬉しくない破壊現象が起こってくるのはできるだけ避けたいもの。
なので積極的に気になる変化を起こして行けばいいのですが
そうは言われても何を変化させればいいか、壊して行けばいいか分からない
特にそうしたいものが今はない
という場合、手っ取り早く近くのものを壊すというのも宿命の消化にはなるなあと。
先にマイナス分を自分で作って消化しておく。
もちろん宿命にある壊れる条件が大きいと食器を壊す程度では焼け石に水ですが、ないよりはマシなのですよね。
その慣習を始めた昔のドイツ人(いや、異教徒などと説明には書いてあったのでドイツ人ではないかも?)は勘が効く人でその辺分かっていたのかも知れませんね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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