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異常干支のディスアドバンテージと異常性の目的

 

ショパンの『海/Ocean』。

 

全く同じ曲、神(Grigory Sokolov氏)の若い頃の演奏はこう。

 

うぅ~最高っ最高!やっぱり最高!

そうだ、私は神のこの演奏を聴いて

見つけた!

私が遠い昔から

無意識のうちにずっと探していた

『絶対にどこかにいるはずだ』と思っていた演奏家を

見つけたー!!

やっと!

と思ったのだった。

 


 

 

さて。

 

異常干支は払う税金が高いのです

 

についてまたスーパーで買い物をしながら考えていた。

 

異常干支所有者は親の元を出るまで、つまり20歳あたりまで

平均的・幸運な環境を与えられると下格になる

親が離婚、親が家出など異常な環境を与えられると上格

異常干支を見る時は人よりもその人がいる環境を見るのが重要

異常干支持ちで障害があったり肉体に欠陥があるなどの場合、平均的な家庭に恵まれる

体を犠牲にして平均的幸福を得るというように、払う税金が高い

異常干支所有者は10年くらいタダ働きのような経験や苦難の道を歩む経験がある場合にのみ

後年悠々たる晩年になって行く

 

 

 

 

異常干支持ちさん、こんな顔になるよなあ(笑)

 

 

でもこれ、文字通りにしか受け取らないと

異常干支持ち=ただのアドバンテージ低い人、というかディスアドバンテージごっつい人

さあ、目指せ平均!目指せ標準!

に見える。

 

 

でもそうか?

 

 

ちゃうやろ?

 

 

ちゃうねん。

 

 

殆どの人は

人並みの幸せを得られたらいいなあ

と思ってる。

社会一般に『これが幸せですよ』といわれている形の、できるだけ高水準を実現出来たらいいよなあと。

だって生まれた時から『これが幸せですよ』と教えられ、周りもみんなその『これが幸せですよ』を目指して日々を生き、それしか知らないから。そういう人たちに向けて上の説明は書かれてる。

自分にしか当てはまらない、オートクチュールの幸せの形があることなんて想像もつかないからよ。

 

でも

辛い苦しい思いをすれば普通の平凡な形や幸せが実現できる

というのは実はグリコのおまけみたいなもので、それは本来の目的じゃない。それは結果として

そんなのも付随してくることもあるよね

という二次的発生現象であって、本来目指すべきはそこじゃないんだよ。

 

とりあえずディスアドバンテージのあるスタートから平均を目指すためだけに異常干支を持って生まれました

ってそんなアホな話あるか。

不公平だとかズルイとか言いたいわけはない。

この世界はそんなに間抜けじゃないということ。そんな意味のないことのために人間に小細工を施してこの世に送り込むほど、この世界はポンコツじゃないんだよ。もっと他に意味がある。

そして同時に『そこに意味を付けるのは本人でもある』も成り立つ。

 

 

サザエさん作者、長谷川町子さんも丁亥の異常干支さん

 

それは何だ?

それは必ず見つかるようになっている、その気になりさえすれば。必ず人生にヒントは散りばめられているものだ。それも本人にしか分からない形で。

それを見つけるのはあなた。それを決めるのもあなた。

 

異常干支持ちさんが何か変わった才能を持って生まれていることは確か。飛び出る才能は平凡ではなく異常だから。

でもそれが順当に芽を出すか、宝の(種の)持ち腐れで開花しないまま終わるのか。

それは一般的平均的大多数とは違う特殊な何かだから、特殊なステップを踏まなければ本領を発揮するところまで到達しない。平凡な生き方をしていてもどうしようもないということ。茫洋とした平均的幸せでは開花のトリガーにならない。

そして皆と同じことをやっていては『何のために生まれて来たのか』という人生のテーマにかすりもしないことになってしまう。

だからといってむやみに傾奇者(かぶきもの)として生きればいいというものでもない。

 

さあ、あなたには何が見える?

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

ああ、寒そうで辛そう。でも何と静かで美しい絵。

ペッカ・ハロネン『氷上の洗濯』1900年頃

 

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