この世をこの世たらしめているものはアンバランスだ。
そしてそのアンバランスこそがこの世に生きる意味であり命なのだ。
この世を含有する広義の世界(宇宙の全て)は完全にバランスが保たれている。バランスが保たれていることで存続し続ける。
その中で例外的にアンバランスが存在し得る世界、許される世界がこの世なのだ。
算命学では
バランスが保たれ続ける限り命は続く
とする。
てやんでぇ、てめぇの言ってることは180度真反対じゃねぇか
という声が聞こえてきそうだけれど、そうでもない。真反対じゃない。実は同じことを言ってる。
この世をこの世たらしめているものはアンバランスだ。
そしてそのアンバランスこそがこの世に生きる意味であり命なのだ。
この世を含有する広義の世界(宇宙の全て)は完全にバランスが保たれている。
ということは私たちが今いるこの世のアンバランスは許容はされるけれど許容範囲があって、やはりアンバランスが行きすぎるとそれは消滅する。
私は確信している。
私たちはその
バランスを完全なものにしようと働きかけて来る世界(宇宙全体)に囲まれたアンバランスなこの世で、そのアンバランスをどう修正していくのか
まさにそれを実践しに生まれてきているのだと。
バランスが取れていることが基本の世界でバランスが崩れた状態というのは苦しい。自然に反する。
でもこの世界は右を見ても左を見てもバランスの崩れたものだらけ。私たちの持って生まれる性質だって命式に露わになるように一つとして完璧にバランスが取れたものはない。皆どこかに片寄っている。
アンバランスをバランス状態に否が応でも持って行こうとする過程で、その人の本質は現れる。
どんな人なんだ?
どんなカラー?
そしてどんなレベル?
人間はそのバランスを整える作業で自分の核の部分(魂)を磨いて進化することも出来れば、逆に果てしなく落ちていくこともできる。
その意味でこの世は自由だ。あれもこれも不自由で仕方がないのに、そんな一番大事なところは完全に開放されて自由だ。
さあどうぞ、煮るなり焼くなりお好きになさい
と世界は開かれていて、そして私たちはじっと見られている。
もしこの世が完璧にバランスが取れた世界で、私たちも一部の隙もなくバランスが取れていたなら、私たちはこの世にいる意味がない。この世にいてもすることがない。それは理想郷のようで実は死ぬほどつまらない。実際に死んだ後の世界がそれだ。
つまりこの世の魅力は完全にバランスが取れていないことで、私たちの存在意義もバランスが取れていないこと。そのアンバランスとアンバランスを掛け合わせて均衡状態に持って行くところに快感と幸福を覚える、それが人間。
だからこそ私たちもバランスが取れていない形で生まれて来たところに意味があり、魅力もあり、良さもある。
平たくいうと、完璧じゃないからこそ完璧なのですよ。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ああ、言語化って難しい!笑
今日の記事は私の伝えたいことの6割も伝えられてないかも。これをこの世の言語で正確に展開する術を、私は持ち合わせていない。ま、いっか。
The Sleeping Beauty by Trina Schart Hyman 今日はこれくらい雪が降りましたよ。
コメント
佳代さん、こんにちは。
真冬の北海道。私が住んでいる所も同じくらいの雪が積もりました。
交通障害の発生などやっかいなこともありますが、
晴れた朝の光に反射している新雪や、もったりと木々に降り積もった薄暗い雪景色。
私にとって見慣れている景色でもありますが、
ハッと美しく感じたり、しみじみと思ったり、心動かされます。
この感じる心、大切にしていきたいと思います。
素敵な絵をありがとうございます!
北海道、憧れの地です~!子どもの頃から行きたいとずっと思っているのに、まだ行ったことないのですよ。
頂いたコメントの情景からモネの『かささぎ』の絵が思い浮かびました。
きっと人生で1度は行ってみたいです、北海道~♪