皆様こんにちは。
こちらはマイスキーさん、1991年東京文化会館での演奏。
バッハの無伴奏チェロ組曲、6つある中でこの6番の1曲目プレリュードが爽やかで大好きです。
ところでこの動画のコンサートに私のケルン音大時代の友人が(彼が日本で大学生をしていた時に)行った時の話。
大喜びで
マイスキ~♪マイスキ~♪
とウッキウキで会場に向かったらしいのですが、コンサート前に小腹が空いたしちょっとラーメンでも食べとこ♪とラーメン屋に入ったら
マイスキー氏がそこでラーメンを食べている!!!
っ!??
ミーシャ・マイスキーが!?
ラーメンをっ!
食べている!!!???
あの!ミーシャ!マイスキーがぁっ!???
???
となったらしいですが(そりゃなるわ)、何食わぬ顔をして隣に座ってラーメン食べた模様。
というわけでこの動画の直前に彼はラーメンをお召し上がりでございます(お辞儀)
さて。
人生ここまで来てよく思うのは
好きを諦めちゃいけないな
ということ。
好きなことを仕事に!という話ではありませんよ。それが出来ればそれは素晴らしい。でも別に好きじゃないことを仕事にしてるけど、まあまあそれはそれでボチボチ納得行ってるし、好きなことは趣味でやってるから♪という形でもいい。
自分が本当に心躍ることを諦めないで欲しい。
もっというと好きをサボらないで欲しい。
『好き』は大切だ。めちゃくちゃ大切だ。
特に算命学で命式を見て、心の葛藤が大きいタイプであったり、現実生活ではなかなか満足を得られない形の人たち。
いくら財も名誉も健康も体裁もうんたらも素晴らしく整っていて、大抵の人はそれで『 \ 素晴らしき哉人生 / 』となるような状態でも全く釈然としない不満感を抱えがちな人たち。
そういう人たちこそ『好き』を諦めず、とことん追求して欲しい。深く深く体験し続けて欲しい。
たとえそれが周りから見て
そんなことやってどうすんの?呆
と思われるようなことでも、それがあなたにとっては本当の宝かも知れない。
そしてそれを深く深く体験して行くことで、普段抱えている『いつまでたっても心からの満足感に辿り着けない謎』が吹き飛ぶような瞬間がくるかもしれない。それがあるのとないのとでは人生雲泥の差で、特に長く生きれば生きるほどその『好き』の追求から来る満足感が生きるということ自体を強烈に助けてくれる。
そんな無駄なことやって・・・
と誰かに思われたり言われたりすることもあるでしょう。
でもその何かがあなたの人生にとって本当に無駄なのか、とても助けになるものなのか、それ以上に心の中でとんでもない煌めきを放つ宝物になるのか、そんなことは人生が終わってみないと誰にも分からない。
そしてあなたにしか分からない。
どこの誰とも分からない、あなたの人生に責任なんて持たない馬の骨の戯言ごときで、『好き』を手放してはダメだ。そんなやつらにあなたの『好き』があなたの人生に役に立つかどうかを決めさせることなんて許しちゃいけない。
『好き』はとてもとても大切なこと。
それはあなたをあなたたらしめるもの。
あなたの人生をより濃く鮮やかにし、生きているということを強烈に体験させてくれるもの。
あなたを心から満足させる宝物はこの世にある。あなたが諦めさえしなければ。あなたはただ取りに行けばいい。
本日もお読みいただきありがとうございました。
A Street in Denia, Spain, 1883 Childe Hassam
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