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持つ星以上の力も出せる、それが人間の無限の可能性

 

ああ、いい日ですねえ。

この季節のドイツは天気がいいともう天国みたいに過ごしやすいのですよ。美しいし最高に気持ちがいい。私のいるところは超都心部ですが私の部屋は裏側で静か(北政所・きたのまんどころでございます)、鳥がピーチクパーチク鳴いているのが心地よく聞こえ、ちょうど今は教会の鐘が鳴っています。ああ平和で気持ち良くて幸せです。最高!

 

私は小さい頃からこういう風に「 ああ、平和ってありがたいなあ~最高だなあ~」としみじみ思うことがしょっちゅうありました。平和教育のおかげでしょうか。

そんな性質ですので、ウクライナでロシアの侵略戦争が始まり関係ない国の人たちで外国人傭兵として是非力をお貸ししたい!と色々な国から結構な数の人が集まったというニュースを見てびっくりしましたね。驚いただけでなく、しばらく延々考えこみましたね。彼らはどういう命式なんだろうか?と。

思いますよね、算命学やってると。

 

やっぱり代表格としては日干が庚かな。金性多めでも納得だし、エネルギーを持て余しがちな身強さんとか、そこに車騎・牽牛とくればそりゃあ義侠心は奮い立つよね。その上、辰巳天中殺チームだと本領発揮のチャンス到来と燃え上がるということもあるのかも知れないなあ。それにしてもすごいなあ。

 

などと考えていました。

もちろん個人的な事情で、今仕事がないからやむを得ずとか、私の想像もつかないような理由もきっとあるのでしょう。

 

それにしても私が男で戦地に投入されたら・・・と想像すると

  • 人の顔が覚えられない、特にみんな同じ制服着てると壊滅的に分からない
  • 人の名前が覚えられない
  • チームワーク駄目 / そのつもりがなくとも和を乱す
  • 物質世界苦手、モノとモノのぶつかり合いで勝敗を決めるとか最も苦手なやつ
  • 体力ゼロ
  • 争い嫌い
  • HSPのエンパス

とかいくらでも「 兵士として全然使い物にならなさそうな条件 」が出てきます。これもやはり向き不向きですよね。なので戦闘なんかに全く向かない宿命にもかかわらずウクライナ男性というだけで戦地にいる人は、本当に本当に大変だと思います。

 

これはロシアの爆撃で崩れた図書館跡から大丈夫そうな本を別のところに移す消防士さん。この写真好き。

 

でも。

人間ある役割を与えられると、その役割に応じた働きをしようとしその力が出て来るものです。

算命学でもそのように見ます。

 

たとえばウクライナのゼレンスキ―大統領。

彼は日干が丁亥なのですよね。丁亥というと干支のみで考える時、60干支の中で最も繊細さんと言ってもおかしくはない。

若年期に天将星があって心根はしっかりしている。でもあの立場にいるとどんな残酷な状況も全て耳に入って来るはずなのです。きっと周りに全力で補佐してくれる仲間はいるでしょう。それにしてもあの過酷な環境で、国民が散々な目に遭っている残酷すぎるニュースを見聞きして、究極に繊細な丁亥さんが一体どうやって心折れずに自分を保っているのかとよく思うのです。

 

たとえばこの記事にこういう話があります。

Inside Zelensky's World
As casualties mount, two weeks in the presidential compound show how the Ukrainian leader has changed

 

国外に電車で逃れようと駅に集まった人たちが、ロシア軍に爆撃されて多くの人が亡くなったことがありましたよね。

ウクライナ東部の駅に砲撃、避難民50人死亡 首都郊外では新たに130人超の遺体発見 - BBCニュース
ウクライナ東部ドネツク州クラマトルスクで8日朝、鉄道駅にロケット弾が撃ち込まれ、子どもや女性を含む少なくとも50人が死亡した。こうした中、首都キーウ(ロシア語でキエフ)西郊マカリウでは新たに132人の遺体が集団埋葬地などから見つかった。

 

ゼレンスキー大統領はその現場に直接赴いて視察したらしいのです。その時首から上を吹っ飛ばされた、鮮やかな洋服を着た女性の遺体を見たと。

その後すぐEU議長のフォン・デア・ライエンさんがゼレンスキ―大統領を直接訪問するという超重要案件がありました。

それはその後各国の要人が次々彼をキーウに訪れることになる、一連の首脳陣行脚の皮切りとなる本当に重要な予定だった。

けれども彼女が来た時、いつものようなユーモラスで饒舌な彼の成りは影を潜めていた。何故なら直前に見た、その鮮やかなドレスの首を吹き飛ばされた女性の遺体が脳裏に焼き付いて離れなかったからだ、と。

 

その遺体の様子が残酷で血まみれでショッキングだったからというよりも、それに象徴される国民の置かれた厳し過ぎる現状に対する思いですよね。

大統領の命式を見ると、こういう個人の何かというのはもの凄く自分の中にどーんと入って来るタイプです。自分の世界と外との壁が薄い。だからこそ人一倍敏感に察し取れる、分かることも多いけれど、要らないこともどんどん勝手に自分の中に入って来る。立場上弱いところは見せられないだろうしこういう話はあまり出て来ませんが、こういう瞬間がものすごく多いはずで、ご本人の精神的な負担というのは大変だろうと思うのです。

なのに立派に大統領職をこなしておられるだけでなく、今では世界に認められるスーパー政治家・スーパーヒーロー的な存在としてものすごい影響力を持っています。

ここに人間の無限の可能性を見るのだよね。

 

わー大変なのにすごいねーが言いたくて書いた記事じゃなくて、実は十大主星とそれが認められやすいか、生かしやすいかの話をしたかったのですが長くなるので続きは明日です。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

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