久々に中田敦彦さんがお話なさっているのを見ました。
面白い!!
やはりこの方のお話は面白いね。
この動画でこのお二人、有願と無願のお話をなさっていますよ。
有願・無願についてはこちら
11:30 あたり
いや面白くないですか?
言われてみれば確かに。
夢って1度なくなりますよね。
これをどうしても!と人生賭けて取り組んだ最初の夢の実現。
その夢が叶う。
自分で『あっ、もういいかも。もうお腹一杯だ。』と納得するところまで行く。
その瞬間が来る。
ここで有願フェーズは終わりなのです。
その瞬間は他人から見ても分からない。
中田敦彦さんのように、世間的にも誰が見ても文句なく形として成功を収められた場合は分かりやすいかもね。みんなを納得させられるから、そこにどうでもいい軋轢が発生しない。
けれども夢が叶うというのは、意外に自分が思っていた形とは別の形に辿り着いた時にも起こること。
大きな財を成さずとも、分かりやすい名誉や名声を得ずとも
ああもう満足だ。お腹一杯。
もうこのフェーズはここで終わろう、卒業だ。
と思う瞬間は来うる。
仮に夢が全く形を成さなかったとしても、そこから離れた後にくる
次に人生を賭けて同じ熱量で追い求められる夢は何?
に行き着くのは、夢が形になった人と全く同じ。
第1フェーズでものすごい熱量を賭けた人ほど、どうしてもそれ以上にのめり込める別の夢を持ちたくなる。
目標に向けてエネルギーを燃やす感覚こそが、生きているという実感に他ならないから。
それがないとどーーーも人生を無為に、無駄に過ごしてしまっている感が否めないから。
(本当はそんなことないのだけれどね。)
ウィーン、美術史美術館の天井
この美しい天井を造った人は有願・無願を通り抜けて人生を終えられただろうか。
そして。
人にはざっくりとですが
有形の世界から入って最終的に無形の世界に幸せを得る人と
無形の世界から入って最終的に有形の世界に幸せを得る人に分かれます。
(注:どちらとも言えない人も存在します)
中田さんは最初に分かりやすく有形物質の世俗的な成功を収めて、その後に見ているのが誰からもスルーされる(ふふっ・笑)らしい茶道とのこと。
これ聞いてて思ったのですが、1フェーズ、2フェーズが終わって、3フェーズ目が来る人もきっといるでしょう。人生120年時代と言われますのでね。
でも正直、有願を満足いくまで追求できるだけでも、実は幸せな人生なのかもしれませんね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ちなみに唐突にですが2024年に私が触れた最高の作品
ナンバー1が『ルックバック』
ナンバー2が『チ。地球の運動について』
1位と2位、順不同でどちらも最高です。
これも両方とも
あなた、何に人生賭けて生きてるの?
ちゃんとやりたいことをやっている?
命を懸けるほどに?
を突いてくる。
そしてそこから発生してくるとんでもない苦しみも含めて、そこから出てくる最高の煌めきを表現している。
生きるってこうだよね、を思い出させてくれる。
なのでそういう生き方を体当たりでしてきた人には、めちゃくちゃに刺さる作品なのです。
『ルックバック』は1時間未満の作品ですぐに観ることができます。
『チ。』の方は全巻買っても6000円ちょっと。
しかも現在Amazon Kindleで、最初の3巻は『2025/1/17 23:59 まで無料で読めます』とありますので、善は急げですぞ!笑
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