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集団生活に馴染めなくても死ななくていい

 

死ななくていいんだよ。

それは「 そこじゃなかった 」というだけのこと。

あなたが悪いわけではない。

人生万事適材適所か否か。

素晴らしい才能を持っていて、それを活かして無理なく楽しく生きることが出来る場所に

誰もが最初から辿り着くわけではない。

逆にそんな人の方が稀。

初めて付き合った人が世界中の誰よりも自分にピッタリ合って最高でこれ以上の人はいない

なんて都合の良い話は殆どあり得ないように。

これを逃したら次見つからないかも知れない、次レベルが下がるかも知れない、だから一歩踏み出しの方向転換に踏み切れない

そして最初の環境にしがみ付いてしまう。

 

でもそうじゃない。

 

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【読売新聞】

 

これは完全に教育の、義務教育の敗北。

亡くなった彼女が悪いわけではない。

この子が生きてきた19年間に、一体どれだけの人がこの子に向けて

自分を大事にすること

世界には無限の可能性があること

ないように見えても可能性なんて自分で作ればいいし作れること

自分を大切にするとは、心も体も大切にすることで

自分を貶めよう、傷つけようとしてくるやつ、物みたいに利用しようとしてくるやつは山ほどいるけれど

そんなもんまともに相手にしてはいけないこと

そんなゴミにまともに向き合うほど人生長くないこと

自分に合う場所というのは必ずこの世界に存在すること

その環境を見つけ実現することを諦めてはいけないこと

こういったことを教えてあげただろうか、と思う。

あなたは大切にされる価値のある人だ と上記のようなことを

たった一人でも19年間繰り返し教えてくれる人がいれば、こういう結果にはならなかったでしょう。

 

学校で本来教育すべきはここ。

生きていく上で一番大切なのはこれ。

なのに一番肝心要のこういった教育が完全に抜けている。

12年間の義務教育でその後、頭を抱えたくなるほど本当に何の役にも立たない

合唱コンクールや

マラソン大会や

怪我人続出しながらの誰も得しない運動会の組体操や

「楽しかった運動会~」「みんなで頑張った文化祭~」と思ってもいない台詞を順に読み上げさせられる

感動演出猿芝居卒業式、その練習

なんかには馬鹿みたいに時間をかける一方で、自分を大切にするための授業は一切ない。

そういう一つ一つの理不尽を黙って飲み込む教育の、12年間にわたる地味な積み重ね。

 

これはやる必要はないのではないか

私は参加したくない

こんなもんやって何の役に立つねん、教育側は一体いつまでこれやるつもりやねん阿保ちゃうか

と子供心に思っていても、取り敢えず言葉を飲み込んで、周りの様子を窺って

私も楽しいですよちゃんとできますよ、の演技をする。

その演技によって自らの評価や価値が決まる。

そういったことの積み重ねは、自らの感性も意見も一つ一つ丁寧に虱潰しにプチンプチン潰して無きものにしていくこと

自分を粗末に扱うことに他ならない。

自らを粗末に扱うことの基本形。

これを地道にコツコツ12年間継続する。

するとどういう人間が出来上がるか?

真面目で素直な子ほど

豊かな感受性から出て来るストレートな意見を言ったり行動したりすると、周りに迷惑を掛ける

何故なら社会とはそういうものだから、自分は自分を押さえつけて周りに合わせないと、と思い込んでしまう。

 

どうしてそんな ≪ 自分を粗末にしてなんぼ ≫ みたいな不自然な頑張り教育が拡大再生産されているかというと

教える側がそもそも自分を大切にすることを教えられてこなかったから。

それが一体どういうことなのか想像もつかないから。

それを教えるなんて思いも寄らない。

人生とはこういうものなのだと大真面目に思っている。

 

どうしてそんな ≪ 自分を粗末にしてなんぼ ≫ みたいな不自然な頑張り教育が拡大再生産されているかというと

国民の多くにそう思い込ませることで大きな得をする一つまみの層が存在するから。

 

上の記事に戻って

集団に馴染まないということに関しては右に出る者はないと自負している

◇ 若年期:龍高星+調舒星+天将星

◇ 10~20歳の大運:調舒星+天馳星

◇ しかも三柱異常干支

の自称「 集団に馴染まない帝旺 」の私が言いたいこと。

確かに集団に馴染めない人はいる。

そういう宿命で生まれて来る人はいる。

そういう人はやはり周りと違った特殊性を命式に持っていて

皆と同じに振舞おうと頑張れば頑張るほど苦しみが増し運気がどん詰まりになる。

要は 生存可能領域が狭い ということ。

でもだからこそ、その狭い、自分に合った生存可能領域を探せばいい。

なければ作ってしまえばいい。

だってそれは「 有る 」ということだから。

そういう宿命で生まれてきたということは、そういう場は存在するという証拠。

それを見つけ実現できる器量を備え持って生まれてきてるということ。

 

確かに 周りと取り敢えず一緒にしていればどうにかはなる という命式に比べれば面倒臭いし苦しい。

頭の中を大転換する必要がある。

でもだからといって死ぬことはないんだよ。

死ななくても大丈夫。

あなたの素直な一生懸命を誰かの喰い物にしてはいけない。

 

お亡くなりになった女性にはご冥福をお祈りいたします。

 

Two Wine Glasses, 1874、J S Sargent

 

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コメント

  1. 現実的にあり得ないことだけど、亡くなる前の彼女がこの記事を読んでいたら、救われたと思います。
    私も自殺のニュースを見ると、いつも必ず言葉にしてしまいます。
    死ななくてもいいのに、、、と。
    私も子供時代から集団に馴染めず違和感がありましたが、算命学からそれは当然のことであったと今では心を解放できました。同調圧力の極めて強い農村部の閉鎖的な暮らしの中では、死にたくもなりました。そこから抜け出せるとは思えなかったから、その世界が全てだと思い込んでしまっていたから。でもそれは今となれば自分が自分にかけていた呪縛です。

    • 田舎の方は同調圧力やプライベートの干渉が強いと聞きますので、それは大変だっただろうとお察しいたします。
      本当にそこから一歩抜け出せばいくらでも世界は広がると言えますね。
      何事もゼロから1にレベルアップするのが一番難しいというアレですね。

  2. ものすごく響いて、涙が出て何度も読み返してしまい、心が救われる思いがしました。

    • そうでしたか、こちらこそお読みいただいてありがとうございます!

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