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天南星と十大主星の組み合わせ

 

この記事からの続きです:

天禄星と十大主星の組み合わせ
天禄星は天将星=帝旺の一歩手前、今まさに帝旺にならんとする実力、経験、そして実績を積み上げている最中の精神の在り方を表し安全、安定第一に一歩一歩着実に前進する状態 を表します。12大従星の中で精神と行動、内と外のバランスが最も取れていて、『 中庸 』がその特徴の要。

 

本日は天南星( 冠帯 )はどんな十大主星とコンビで出て来るか見てみましょう。

天南星といえば青年の星。

女王の星とも言いますが、その言葉のイメージ通り大変華やかです。

天南星を持っている人は黙っていても 独特の華やかさ があります。

私の頭の中の天南星は絵にすると絶対にこれ。

 

 

まあこの不思議の国のアリスに出て来るトランプの女王は青年期を過ぎてちょっと年行ってる感じですが

華やかさと勢い、そしてこの色味がね!ずばり天南星!なのです。

精神の在り方は青年期なので、世間知らずの怖いもの知らず。

若さの勢いで『 世間を敵に回してもオレは(私は)自分を貫いて夢を実現するんだ!』みたいな勢いと無鉄砲さが魅力です。

この尖がった生意気さという魅力が、持って生まれた華やかさに更に磨きをかける。

 

但し若い内はそれだけでも良いのですが

年とともに経験を伴う人間的な中身、実力といったものも成長していかないと

外見は年行ってるのに中身空っぽ、そのくせ自意識とプライドだけはエベレスト級、そこからくるゴミみたいな難癖を垂れ流すだけの人

と成り下がってしまいます。

( 天南星は毒舌の星とも言われるがそんな大層なものにすらなれない、ただの “ 口からゴミ垂れ流しマシン ” に成り下がるよ )

 

実例目撃記録:

冠帯の陰転(1)骨なし反骨精神
私は最近では 自分がどんな人物と関わるか、付き合うか に非常に気をつけているので、なかなか 陰転 の実例を目にすることがありません。 陰転とは、四柱推命でいう通変星や十二運勢の性質があまり好ましくない形で表面化すること。 宿命に良い悪いはな...
冠帯の陰転(2)陰転は感染する
昨日からの続き 注:念のため書いておきますが、この冠帯陰転さんは当然ながら鑑定依頼者ではありません ≪ 自分の世界 ≫ と言う枠、私という別の人間と自分との間の境界線を勝手に超えてきて、お前のせいでこうなった、だからお前がどうにかしろ とこ...

 

天南星だけでなく身強の星を持つ人が、本当の意味でその宿命を生かし切るのは難しいと言われるのはそこです。

星の強さ、器の大きさに自分がついて行けるかどうか、それに見合った中身を自分に提供して行けるか?が宿命燃焼の要となるからです。

 

さて、以下は私が書き出してみた天南星と十大主星の組み合わせ。

ここでも 天南星とその発生源である十二支から直接出て来る十大主星の組み合わせ を見ています。

 

というわけで、あり得ない組み合わせとしては

 

天南星+石門星
天南星+調舒星
天南星+禄存

 

となることが分かりますね。

 

 

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