この記事からの続きです：
本日は天貴星（長生）はどんな十大主星とコンビで出て来るか見てみましょう。
天貴星はちょうど自意識がハッキリ目覚めて来る少年少女の年齢の意識です。
自分は皆とこういうところが同じ、皆とはこう違う、自分はこうなんだ！という自我がしっかり育ってくる頃です。
なので、意識が自分に向く。
自意識の強さというのが特徴ですが、それでも上記の記事にある天南星のような強さとかキツさはまだありません。
まだまだとても真っ直ぐで素直（同じ？）、一生懸命周りの役に立って皆を喜ばせたいといったような家族内の仲介役的能力も持ちます。
これは天貴星が第一子の意味合いも持つからです。
長男ですね。
第一子といえば基本お姉ちゃんお兄ちゃんからのお下がりなんかとは縁がありません。
親が初めての子供ということで張り切ってお洒落をさせて育てた・・という背景的なイメージで
お洒落というのもキーワードになります。
それでですね。
この天貴星のイメージの人を想像してみたのですが、ぱっと思いつかなかったのですよね。
何故かというと、今まで挙げて来た天将星、天禄星、天南星などは極めて現世的でその力が強い。
なので外に向かってアピールされるカラーも強力。
よって各星のイメージが絵としてパッと思い浮かぶのですが、天貴星以降の星というのは
中身のカラーは濃くとも、外に強く表れる感じではないので
そのイメージの人は？なんて考えてもパッと出て来づらい。
というわけで天貴星＝お洒落 のイメージから誰か出てこないかな？
と思ってぱっと思いついたのがカール・ラガーフェルド（ドイツ人カリスマデザイナー）。
彼については以前記事にしています。
で、彼の命式をもう一度見てみると、案の定天貴星があるのですよ。
それも2つも（笑
さて、そういうわけでカールさんを代表とする天貴星は天貴星が出るのと同じ地支から生まれるどんな十大主星とコンビで出て来るかですが、以下のようになります。
（ 以下は 天貴星とその発生源である十二支から直接出て来る十大主星の組み合わせ です。）
というわけで、天貴星が出るのと同じ地支から生まれる十大主星との組み合わせで有り得ない組み合わせとしては以下のものが挙げられますね。
石門星＋天貴星
調舒星＋天貴星
司禄星＋天貴星
牽牛星＋天貴星
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