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Jan Lisiecki(ヤン・リシエツキ)氏 のピアノと「それ」に繋がる瞬間(1)

 

昨日夫と

 

そういえば明日夜ちょっと外出するわ

どこ行くん?

Tonhalle  ( 私が住む街のメインコンサートホール )

 

という会話をした後

 

そういえば明日のプログラムって

ショパンとかベートーベンとか、ええ感じやったなあ

ちょっと見直しとこ♪

 

 

と思い

 

 

 

 

ネットでこのページ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開いた時の

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 !!

 

 

 

 

 

 

あと25分で

 

 

 

 

 

 

 

 

開 演 ! !

 

 

 

 

 

 

 

 

 

固まっとる場合ではない

 

 

土曜日と日曜日を勘違いしていた!!

 

 

呑気に子供たちに春巻き作って

美味しいやろ~^^♪

とか言うてる場合ちゃう!!

 

ページに

土曜日20時から

とあるのを見た瞬間に

 

うわ!やっぱり私、守られてる!!

 

と思いましたよ ( 典型的私的思考 )。

 

教えてくれた存在に感謝しまくったわ。

だってそこで何となく

ネットでもう一度見てみよう

と思わなければ、すっかり忘れて行けなかったということですのでね。

 

 

その後はもう

光の速さで着替え、タクシーを呼び、15分後には会場に居ました。

こういう時やはり街中に住んでいるというのはありがたい。

タクシーすぐ捕まるし、車で6分で着くしね。

会場に着いてどれだけほっとしたことか

 

で、今回は

クラシック音楽大好きと言いながら 基本ソロものしか聴かない 私が

ようやく行ってみようかな?と思えた、ピアノのソロコンサートだったのです。

それも

プログラムがええ感じやな♪

ってだけでチケットを買って

演奏者は全然知らない人だったので、特別すごい期待していたわけではなく。

だから土曜と日曜を勘違いするようなことに

 

その人のことはそういうわけで特に興味もなく

前もって調べることもしなかったので、写真だけを見て

若い人なんだね?

程度の印象だけで行ってみたのですが。

 

 

これが

 

 

 

もう

 

 

 

す げ か っ た・・・泣

 

 

 

 

日本語も狂うくらい凄かったのですよ。

若干24歳なのにどこからどう見ても ( 聴いても ) トップクラスの演奏。

 

 

で、芸術って

いや、芸術でなくてもきっとそうなんだろうけれど

特に私にとってはクラシック音楽は

 

この世を虚構の幻の世界とした時

本来本質そのものであるあっち側の世界に通じるワームホール

 

というか

 

あっち側に通じるどこでもドア的な存在

 

になりうるものなのです。

これはレーピンの絵もクリムトの絵もそう。

 

ただ、ワームホールが出現するのはごく稀

 

本当の本当に洗練された

本物のトップの演奏家が

本当の意味でパフォーマンスに乗れている時だけ。

 

長くなるので続きは明日

 

 

今回の私の席はこんな感じで随分上の方でした。

でも十分すぎるほど素晴らしかったわ。

 

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