アビー首相のお話、昨日からの続き です
ノーベル平和賞を受賞した、エチオピアのアビー首相とルワンダのカガメ大統領のお揃いファッション素敵
しかしじゃぁ例えばこの人と同じ生年月日に生まれた人も、同じく今の時期大成しているか?というと全くそうではありません。
持って生まれた宿命をどれだけ思い切って生かして、使い込んで生きるかで
刈り取る成果物は全く変わってきます。
アビー首相は何でノーベル平和賞を受賞されたかというと
授賞理由として
「 隣国エリトリアとの国境紛争を解決する断固たる指導力 」
を挙げた。
アビー氏は2018年4月に首相に就任。
極度に厳しい統制国家から、自由な国を目指し、大規模な改革に取り組んだ。
何千人もの反体制活動家を刑務所から釈放。
国外追放となっていた反体制派の人々の帰国を認めた。
大胆な改革は一方で、民族間の緊張を再び高めた。
暴力的な衝突が発生し、250万人が避難を余儀なくされた。
これはまさに 辰巳天中殺の本領を存分に発揮できるステージ なのです。
辰巳の人は、ものすごく簡略化して言うと
ゴタゴタした状態を落ち着いた状態に持っていく
天才です。
そこに役割があります。
濁流の中でこそ生き生きと活躍できる。
どんな過酷な状況においても、自分の足場を築き逞しく生きる力がある。
なので逆に
既に完成した
軌道に乗って
安定している環境に
大切にそっと置かれて
お金の心配も
健康の心配も
人間関係の心配も皆無
住むところもなんちゃらも全て完璧
みたいな状況にあると、周りから散々羨ましがられたところで
これじゃない
こんなところに居てはいけない
と
血が騒ぎ始め、結果その安定環境で嵐を巻き起こしてしまったりするのです。
その意味で、混乱&激動の社会を安定&平安の方向へもっていくよう尽力するというのは、まさにこの方の宿命ど真ん中を生かせているということです。
辰巳天中殺に生まれたからと言って、皆が皆こういった不安定な社会において状況を変えるような活動に関われるわけではありませんのでね。
周りから見て大変そうでも、アビー首相にとってはまさに水を得た魚状態の環境なのです。
そしてこれ
アビー氏は軍人から政界入りし、去年4月に首相に就任。
そして最大の課題だった隣国エリトリアとの関係改善に乗り出し
去年7月、国境線をめぐる20年前の武力衝突をきっかけに続いてきた対立関係を解消、
歴史的な和平に合意しました。
( https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012123651000.html )
スタートが軍人 ( 軍人の星である車騎星 )
途中経過である現在、首相になり ( 政治力の星、石門星が主星 )
その結果ノーベル賞という栄誉を得る ( 名誉の星、牽牛星 )
という流れは、まぁ見事に命式を綺麗に順序良く昇華しておられます。
で、壮年期が
石門星+天恍星
なので、政治家やCEOなどによく見られる
石門星+天将星
ほど上から目線の威圧感がないんだよね。
柔らかいの。
それが
待遇に不満を募らせた兵士数百人が首相の執務室に押し寄せた際
アビー氏は兵士に腕立て伏せを命じて、みずからも一緒に取り組んだことで
緊迫した空気を和らげたというエピソードもあります。
こういうところに出てますね。
みんなニコニコやで~
以上がここまでの人生の流れでした。
で、私が最近気になっているテーマなのですが
ここから が気になる。
例えば今回の記事のような
変剋律虚居の型の人が変剋律や異常干支の時に爆発的な大成を遂げる。
でも大抵はその時期が過ぎるとどーんと落ちる、とされています。
これさぁ・・・
これもやはり落ちる人と落ちない人がいるんですよね ( 当社調べ )。
その違いは何なのか。
長くなるので続きは明日。
余談: 他に虚居の型の人に、フレディ・マーキュリーさんがいるよ~
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