ルネ・マグリッテのこの絵
The Listening Room, 1952 Rene Magritte
を見るたびに(大きく動きたいのに範囲が狭いという)行動領域の型を思い出します。
たとえば
◆ 二位昇型
〇〇にとって、二領域は範囲が非常に狭くバランスのとれない人生。
小さな子供部屋に大きな大人が暮らしているような感じで大きなストレスを抱え、生き方に一貫性が無くなる。
人生が様々な面で区切られる形でもあり、浮き沈みが激しい波乱型の人生。
◆ 一位昇型
〇〇にとって一領域は範囲が狭すぎ非常に矛盾の多い形。
行動できる範囲が狭すぎ、常に大きなストレスを抱えていくことになり人生全体に安定性を欠く。
△▽運に問題があるなど、大きな問題を抱えていれば運勢が大きく伸びていく。
ただ・・・
この行動領域って鑑定で積極的にお使いになる方っていらっしゃるのかな?というのが正直なところ。
いや、面白いのですよ。説明も仕組みも読めばなるほど~!ととても興味深い。
しかし実際に様々な人の人生と行動領域を出して見比べてみてもイマイチピンとこない。
例えばですが、こちらはわたくしのもの。
◆三位風型
非常に手堅く生きる。
宿命に〇〇のある人は行動範囲が小さいので、三領域は比較的行動範囲を生かしやすい。
外側の世界よりも家庭・身内など内側の世界を大切にし、あまり大きな夢を描かず、人生全体で失敗も少ない形となる。
手堅く生きる?
中身と行動範囲の大きさが一致している?
失敗が最も少ない形だと!?
ど の へ ん が っ !??
手堅く生きるタイプなら普通に会社員をやっているでしょうよ。少なくとも何らかの組織に属して身の安全を図るのではないかな。
中身と行動範囲、本当に合っていない。これが今一番の悩みの種と言ってもいいほど。
いや、狭い広いではなくまとまらなくてね・・
そしてあれこれやっている分、失敗は人一倍。むしろ失敗一色の人生といわれても反論はしない。
自分のものだけではなく他人の命式を見てもわりとこの調子。
なのでどうもスッキリ腹落ちせず、わたしにとってこの項目は一応鑑定前に鑑定書に記し目を通す、くらいの重要度です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
初春 by Steve Sanderson
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