この記事は 宿命の天干や地支に同じものが重なる人シリーズ、その1 になります。
先ほど万年暦を見ておりまして
今現在、2022年1月の暦は月干支も年干支も辛丑なのでこうなります。
月干支と年干支が律音(りっちん)ですね。こういう風に同じ十干や十二支が宿命内で重なって出る人というのは、十干や十二支が宿命内でばらけている人に比べてどうしても運の上げ下げが激しくなります。刺激的な人生を楽しめるということです。
なので、今月生まれの人で “ 刺激的な人生を送りそうな命式 ” 上位3種 を挙げてみました。
◎ 地支一気格
地支が全て同じということは、後天運との関係で年・月・日の全てにおいて常に一気に同じ位相法条件が出ます。なので3つばらけて出るよりも、どうしても現象化濃度が高くなり一気に運が動くことになります。例えばご両者ともに『午』が後天運に周って来る時はストレスたまるほど頑張りすぎないでね、この時期心臓や小腸、消化器系が弱りがちで肌荒れも出やすいので注意ね、などです。しかし基本この人たちは行動が一貫しています。あちこちバタバタ動き回ったとしても、根底に流れるものが首尾一貫しているというタイプですね。
地支一気格の人はこのページの仲間になります:
◎ 天干一気で宿命大半会2つ
もともと自分だけでもアイディアや夢・理想、そして行動や世界が広がりやすい生き方になります。ここに例えば三合会局のような “ 色々と更に拡大する条件 ” が出るとその変化スピードも拡大規模もすごいことになるので、そこに自分がついて行けるか?それだけの準備ができてたか?みたいなところが問われてきます。やってくる運気の大波をサーファーのように乗りこなせるか?ということ。
また『丙』周りの時には精神がかき乱されるといいますか、突然普段と違う纏まらない思考状態になったりも。そういう時期が定期的に表れるのです。
ただしそれ以外は基本、思考・精神は首尾一貫しています。
◎ 納音2つ
あちこちとぶつかったり、あちこち壊したり、ここにいたと思ったらあっち、あっちの方向と思ったらこっちに、みたいに急激な方向転換を繰り返したりしつつ人生を進んで行きます。その動きが急で想像がつかないような激しさを伴います。なので安穏と平和で一歩一歩真っ直ぐ同じ道を進む・・・みたいな生き方よりは、どうせなら最初から激動の世界に突っ込んでいく方が良い。精神は首尾一貫して安定していて、現実が激動の方がその安定感が出る。逆に安定・安心や変化を嫌う生き方をすると宿命に合わないので、精神の首尾一貫性という良さが崩されます。
そしてこの人も『丙』周りの時には精神がかき乱されるといいますか、突然普段と違う纏まらない思考状態になったりも。そういう時期が定期的に表れるのです。
以下は北海道の鈴木知事の命式。特徴が同種ですね。
しかし一番気になっていた 宿命天剋地冲が2つ重なる人 はいませんでした。
宿命天剋地冲二重の人というのは “ 人生激動にもほどがある ” みたいな感じになるので、宿命を乗りこなすのが大変なのですよね。宿命天剋地冲は1つあるだけでもなかなか使いこなすのが難しいですのでね。
しかしどんな命式にも(毎度申し上げるとおり)良い・悪いはなく、命式に特徴が強く色濃く出ているのか、出ていれば後天運とやたら馴染んだりやたらぶつかったりするので人生の波は大きくなるよね、ということ。逆に強烈さのない普通命式の人でも、宿命と環境が合わない生き方をしていると人生どんどん激動になってきます。
どんな宿命でも適材適所を念頭に、自分に合った環境に身を置いてやれることを精一杯やればそれで万々歳。人間界の成功だ~失敗だ~なんて、自然界には知ったこっちゃありませんのでね。
というわけで、今年1月生まれの皆様おめでとうございます。頑張って律音の人生を生き抜いて下さいね。
( かく言う私も律音仲間ですよ♪)
カール・ラーション『クリスマスの朝』1894年
子供が生まれてからこれくらいになるまでが滅茶苦茶大変ですが、お母さま方も頑張って下さいね。
追記:この記事は期せずしてシリーズ化したので如何に続編を載せておきます。
その2
https://kayo-ruhe.com/?p=12349
その3
https://kayo-ruhe.com/?p=12357
その4
https://kayo-ruhe.com/?p=12401
その5
https://kayo-ruhe.com/?p=12370
コメント
はじめまして。こんにちは。
いつも楽しく興味深く読ませていただいています。
わたしは、未丑丑で、天剋地冲2つ、宿命二中殺、です。
子丑天中殺の天中殺中の方が何となくラクなのはなぜだろうというところから四柱推命、算命学と昨年色々自分のことを調べました。
《精神は首尾一貫して安定していて、現実が激動の方がその安定感が出る。逆に安定・安心や変化を嫌う生き方をすると宿命に合わないので、精神の首尾一貫性という良さが崩されます。》
この言葉に気づきがありました。
じわじわきてます。
ありがとうございました。
天剋地冲2つお持ちと!すごいですね。まるさんは天中殺の方がそれ以外より楽なのですね。
なるほど、宿命中殺は天中殺のワクチンみたいなもの(元々自分にあるから改めて天中殺が来てもあまり変わらない)というのが有効・・というよりは宿命に合った生き方をなさっているということではないかな?と思います。
しばらく丑午の害が続きますね、心身ともにご無理なさいませんようにね。