東京での対面鑑定は満席になりました。どうもありがとうございます。
やべープロコフィエフやべー・・・好きすぎる・・・やべー・・・(頭を抱える)
。
このFrederic Chiuさんの演奏いいのですよ。Amazonでアルバムを買ってしまった。1つに193曲プロコフィエフが入っているのでしばらくはプロコ三昧よ♪
(でも日本のAmazonだとドイツAmazonの約3倍の値段なのは何故だろうね?)
さて。
一気生成格について見ていました。 一気生成格とは例えば
壬 壬 壬
寅 寅 寅
のように三柱全て同じ干支になる命式のいくつかことなのですが。
何となく
丙 丙 丙
申 申 申
に近い人いるかな?と思い、我が命式ストックの中から検索してみました。
いた!
ターミネーターの闘う母ちゃん。リンダ・ハミルトン(Linda Carroll Hamilton)さん。
そっかぁ・・・。
こういう 一気生成格やそれに近い人はどうしても行動領域が激狭になります。
本来ならばこの円の中に三角形が出るのですが、それが点もしくはものすごい短い直線になりますのでね。リンダさんもこれ殆ど見えないけれど直線です。
リンダ・ハミルトンさんといえばパッと思い浮かぶのが双極性障害のカミングアウト。
双極性障害というのは
ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力な状態を繰り返すこと、古くは躁うつ病などとも言われた
らしいです。
精神科で双極性障害と診断されるほどまでになるか否かは、命式以外の要因も大きいでしょう。けれども運の波が大きくなりやすい命式の人、特に 一気生成格のように天干一気、地支一気と同じものが重なる人はハイテンションとロ―テンション差は普通に大きくなります。その波に気付いて何とか慣れて、自分なりに対策を立てるのも人生の課題の一つになるでしょうね。
一気生成格も異常命式の一つなので、やはり動乱の世で活躍する人。平凡で安定した環境だと特殊な現象が出やすい。運の波の高低が大きいので、現象もはっきり出る。変わった生き方の中に心休まる人生を見出す。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ちなみに 一気生成格の中でも一生分では到底使い切れないほどのエネルギーをもって生まれて来る人もいます。そういう人は行動領域が点だし、やはり大変だなあと。そのエネルギーの使い道をよく考えて正しく使わないと、エネルギーが強い分自分だけでなく周りにも多大な影響を与えたりしますのでね。
そういう人はもうどう考えても自分一人のために生きるのではなく、衆のために人生を捧げるといったスケールの大きな高い目標を持つといいですね。というかそれ以外ないでしょう。自分だけのためにせっせと財を成してちんまり生きるとか、夫婦だけ、家族だけのためだとどうしてもエネルギーが余る。そんな生き方をするためにその命式を持って生まれてきたと思っているのか?と天から何度も問われるはずです。
色々な 一気生成格を見てそんなことも考えていました。
10月ですね!
October, Eugène Grasset
余談:
スイスの心理学者、ジャン・ピアジェ(Jean Piaget)氏も行動領域的意味において丙申の 一気生成格に近いかな。
コメント
ピアジェの研究成果を学ぶことはあっても、ピアジェの命式を見ようと思うことはなかったので新鮮です。日干甲の人なんですね。
今でこそピアジェの理論は教育業界の常識になっていますが、少し前の時代において心理学が社会にどう受け止められてきたかを考えた時、この命式からも感じ取れるものがあります。
ピアジェさん、いろいろと大変な苦労を重ねて名を成すまでに至られたのだろうなと思います。
先人の人生と命式から学べることは大きいですね。