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宿命中殺の不満足と中殺された車騎星

 

いいぞ!

超久しぶりにFrank Peter Zimmermann/フランク・ペーター・ツィンマーマン聴いたらやっっっっぱりいいわね!

 

以前も彼のベートーベンをご紹介しましたが、この動画はarteというドイツとフランスが共同でやってる放送局の動画なので画像が良い。録音状態も良い。ホールも美しくて臨場感もあってとてもいい、滅茶苦茶いい~!

アムステルダムのコンセルトヘボウも近所なのにまだ1度も行けていません。いいコンサートがある時って大抵子供の学校がある日でね・・・もう少し子供たちの手が離れたらきっと行きましょう。

 


 

 

さて。

宿命中殺の人はなかなか満足感を得られません。

これを十大主星で見てみましょうか。

宿命中殺があると中殺されている部分に関して空間枠がなくなります。普通の人はあるのに。その他大勢の人はあるのに。つまり『これぞ是』と世間一般に認識されるところとどうしても感覚がズレるわけです。

 

どうしても自分を取り巻く目に見えない世界の構造が普通とは異なるので

こうすればああなりますよ

に従ってその通りやってみてもそうならないことが多い。

こう思ってそうやってるのに表に出てくる現象がズレる。

自分の意図するところと、その現象に対する周りの捉え方が異なる。

つまり何かと心の内と表面に現れてくる現象に齟齬が生じるわけです。

思てたんと違う。そういうつもりでやってるわけやない。何でそう受け取られるねんと。

 

頑張れば頑張るほど思いと結果が捻じれて、空回りが止まらない。

 

十大主星の中でも特に車騎星。

車騎星は現実的物理的世界で積極的に前へ前へ打って出る行動の星。闘争の星。なので心の内と目に見える現象とがズレやすい宿命中殺の中でも特にジレンマが大きい。

思ったようにことが流れていかない、何でなの?

つまりこれはもっと頑張らなくちゃいけないってことね!

と原因が分からないまま、とりあえず根拠なく更に突っ走ったりする。その結果輪をかけてあれもこれもズレて行き窮地に陥ったり、苦境に立たされたりと葛藤激増。

なので十大主星の中でも最も心の状態が安定し辛いのが車騎星なのです。

 

これは真面目な人ほどどん詰まりになりやすいかも知れないと思う。あまり深く考えずむしろ

なるようになるさ、自然のままに♪

くらいゆるーい感じで生きる方が齟齬は生じてもそれを拡大再生産するようなことにはなりにくい。

 

そして宿命中殺の人が精神世界や芸術、学問など無形の世界に向くというのは

こちらの意図はあれどその受け取りは如何様にもどうぞ♪

が通用する世界だからでしょう。

また自分の目的や結果に固執せず目の前の流れに乗ってみるとか、人の助言を取り入れてみるとか、我欲のない状態でちょっと周りのために頑張ろうと思って進んだ方が却って自分に利するようなことがあるのもそういったところからなのでしょうね。

 

でもね、普通にしてたら満足を得にくい作りだということは、満足を得るためには頭を柔らかく、既存の枠を取っ払って大きな視野で物事を理解しなくちゃいけないことになる。そうじゃないと気持ちの落としどころが見つからない。なので一回りも二回りも器が大きくなる可能性も同時に生まれ持っているということなのです。

 

鑑定ご予約はこちら

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

Stadt bei Mondlicht by Fritten Thaulow

 

コメント

  1. わー…!自分も中殺された車騎星をもっているようなので、勉強になりました。どうしてジレンマが生じやすいのか、仕組みから説明して頂けてわかりやすかったです^^
    今度の東京での鑑定をお申し込みしているので、そちらで詳しくお話しをお伺いできることを楽しみにしております。
    道中お気をつけてお越しください^^

    • お返事遅れましてごめんなさい。
      鑑定でお会いできるのですね、こちらこそ楽しみにしています。
      そして道中のお気遣いまでありがとうございます(涙)

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