こちらは長男が作ってくれたパスタでございます。
かぼちゃのソースですって!
こんなん食べたことないんやけどどこで知ったん!?
と尋ねましたら、ネットでレシピを見て食べてみたくなって作ってみたと。すっごい美味しかったです♪
相変わらず勉強は全然しないのですが調理は面白いようで何かしら毎日作っており、本日はエクレアが出てきました。これまたすっごく美味しかったです。そして今度の誕生日プレゼントはアイスクリームマシンが欲しいんだって・・・面白いね。
突然ですが私 貴幼法 好きなのですよね。凄い好き。
貴幼法とはその人の思考の出発点を知る方法でありまして、成人するくらいまでの子供時代における “ 性格の中心をなすものの考え方 ” が分かります。
というわけで子供時代にのみ使っていい占技なのですが、思考の成り立ちが実に把握しやすい。そしてこの占技は陽占の真ん中の星=主星を使います。
今までにも貴幼法を絡めて主星が司禄星、龍高、玉堂星の場合を書いたことがあるんじゃないかな(貴幼法という言葉は使っていないかも)。
で、例えば真ん中が車騎星の子供。
車騎星にはそもそも直属の上司や自分の所属する組織に身を粉にしてお仕えします!という補佐役の気質があります。それが子どもの場合どうなるかというと 親に尽くす という形で現れます。そこが思考の原点。モチベーション。
そして単純明快、あまり深く考えず疑うこともしないという性質から、親を過大評価してしまうことに繋がりかねない。特に子供の頃はまだまだ自分の世界はほぼ家庭がメインで、親が全てみたいなところはありますのでね。
もちろん親が本当に尊敬に値する人格者であればそれは素晴らしい。けれども主星車騎の子供は
自分の行いで親が喜んでくれればそれこそが無上の喜び、それこそが生き甲斐
となるので、そのためにはどこまでも自己犠牲を強いてでも頑張ります。たとえ自分の本心や本質に合わない気の進まないことであっても、親が幸せになるのであればと無理な方向にでも努力する一徹さがある。
つまりエネルギーの健全な循環の範囲内であればその子は頑張れば頑張るほど伸びていきますが、そうでなければ?
こういった親に対して実に従順でいわゆる『いい子』というのは、親からすると大変都合がいい存在になりかねない。親子関係において親がしっかり身の程を弁え、子に対する親の役割を解し、社会常識を身につけたある程度の人格者であり、本当の意味で子供のことをしっかり見て考えてあげられるまともな親であればその子もちゃんと導かれて行くでしょう。
しかしそうでなければ?
主星車騎の子はひたすら、無限に、自分が潰れるまで親に尽くそうと頑張る都合のいい子になってしまう。親はどんな無理を言ってもはいはいと素直に聞いて全力で実現しようとしてくれる都合のいい存在に全身全霊で寄りかかり、平気で何もかもを吸い付くさないとも限らない。だってどこまでもどこまでも甘えられてしまうのだから。それほどの忠誠心というものが主星車騎の子には存在するからです。
- 親を喜ばせたい
- 忠誠心
- 疑うことを知らない
- 親を過大評価
- 自己犠牲平気
とここまで揃っているので、親がどうしようもない人間であればこういう子は家庭内でいとも簡単に都合のいい奴隷にされてしまいます。
何故こんなことを書いているかといいますと、大昔のドイツの大女優と言われている人の家族を見ていたのです。そこは彼女の祖父母の代から舞台俳優とかそんな芸能一家で彼女も若い頃から名を成したらしいのですが、まー・・・案の定といいますか私生活が崩れに崩れて、その女優さんの子供が大きな犠牲になっているのです。それも
そんな映画みたいな禍々しい亡くなり方ってある!?
というような気の毒過ぎる事故で命を落とされている。
その子が主星車騎星なのです。
その子の命式や後天運がもう見れば見るほど『これは苦しかったろうなあ・・』という感じでね(涙)
命を落とすという自己犠牲を強いてでも家系のドブ掃除を買って出た人生だったのかな、と思ったり。
どんな子供も親の影響をものすごく大きく受けるのは皆様ご存知の通り。だからこそ親が子供にどう接するかは大事だよというのは言うまでもないことです。が、貴幼法によってその子の意識の動き、モノの捉え方、そこからどうその子が自分自身を作っていくかといったことが分かるので、親はどう子供を導けばその子が良い方向に伸びていくかが分かるのです。逆方向に見ると、子の前で親は自らをどう律して行くべきかも掴むことができます。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ウィリアム・ローゼンスタイン(イギリス、1872〜1945)『母と子』(1903年)
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