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表現力と表現の星、星が無いのに天才的な人たち

 

Ja, während die Mächtigen, die großen Narren, die Welt in Trümmer schlagen,

versuchen wir, die kleinen Narren,

den Trümmerhaufen immer wieder mit versöhnlichen Schriftzeichen zu beschreiben und mit Blumensamen zu besähen.

Hermann Hesse

そう、巨大な権力を持った大馬鹿者が世界を瓦礫の山に変える時

我々小馬鹿者は何度も何度もその瓦礫の山を宥和の文字で彩り、花の種を蒔くことにしよう。

ヘルマン・ヘッセ

 

毎度読むたびに「 うおぉぉぉぉ!!」となる言葉の並び、特にリズムがね。ヘッセ。良いですよ、ヘッセ!

 

何故か全裸で崖の上でポーズをとる文豪ヘッセ。

 

このヘッセさん、天干が丙丙丁と火性一色で東に調舒星。さすがの表現力はここから来ているのか~!と思いますよね。

 

そして最近なんと滑らかに伝達なさるのか、と感動したのがユーリィ・イズムィコ(小泉悠)先生。

 

いやすごい。

言葉の分かりやすさ、話のテンポ、声のトーン、話してて詰まったり戻ったりひっくり返ったりしない、言い直しがない、そして滑らか。これは頭の中に情報が完璧に綺麗に整理されていないとできない話し方ですね。しかも話しながらも、頭の中に話の進む道筋を大枠で地図として捉えつつ、一つ一つ進んでいる。動画で編集なくここまで聞きやすい話し方が出来るってすごいですよ!

 

という小泉先生ですが、日干丙で東西が鳳閣。そして真ん中が貫索・天禄。

ですよねー!( ねー!ねー!) 

という感じ。すごい納得。さもありなん。

 

しかしですよ。世の中には伝達の星が無いのに伝達能力お化け?(←褒めてる)みたいな人もいるのです。

 

◎ お1人目: 中田大学でお馴染み、中田敦彦さん

(この古事記の回は面白かったですよ!笑)

 

始めてYoutube大学でお見かけした時、この話術は何!?すごいな、と思いました。なるほど元は噺家(芸人)さんだったのですね、存じ上げませんでした。

で、当然「 どこにどれくらい伝達の星があるのかな?」と思って命式を見ますよね。

 

ないの。

 

日干が癸で、陽占に伝達の星なし。蔵干二十八元探しても伝達の星は出ない。

一応丁(ひのと)は影薄くないでもないが・・くらい。なのにこの話術。どういうこと?

 

◎ お二人目: 古舘伊知郎さん

 

喋りが好きで好きで、自分は一生喋りで生きて行きたいんだ!と思ってここまでやってきた、とお話になっていたこの方。

日干が丁、は納得。でもこの方も陽占に伝達の星なし。蔵干二十八元には微かにあり、くらい。

 

◎ 三人目: Grigory Sokolov / グリゴリー・ソコロフ

 

私が神と崇めるクラシック音楽における世界最高峰の演奏家。表現の鬼。いや、神。

最初命式見て

ええっ!?ないよ、伝達の星ない!こんなに異次元レベルなのになんで?

となりましたよ、ええ。

日干は癸。蔵干まで見れば一応薄っすら鳳閣・調舒があるにはあります。でもここまで表現の神であれば、それこそヘッセのように日干火性で鳳閣調舒バーン!みたいな命式なのだろうと想像するものです。違う、なかった。

算命学では正確には、陽占に出ていなくとも蔵干にあれば一応あるとは見做します。でもなあ・・・という話。

 

こういう陽占に上がって来ない十大主星をメインに生きる人もいますが多くはありません。

こういう場合は大運で周って来た時をチャンスにスキルを身につけるとかありますが、中田さんなんて大運でもまだ全然まわって来てないもんね・・・

ない星を中心に使って生きる場合、ゼロか無限かになるなどと言われます。

が、いずれにせよこういうパターンの人たちはその道が好きで、その道で絶対にやって行きたくて、そのために尋常でない努力をしているものです。好きという気持ちと、そこに向かう努力が大きく道を拓いた素晴らしい例ですね。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

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