皆様こんにちは。
夏の週末ですし、フランスの盆踊りでも見ます?
これは私が撮った動画なのですが、最近訪れたフランスのブルターニュでの地元の夏祭り。すっごい良い雰囲気で盛り上がっていると思いませんか?
こういう雰囲気大好きだ―!そして何故かよく知っている感覚・・・
あれっ?そっか、これフランス版盆踊り大会なんじゃない!?
と気付きましてね、盆踊りなんてもう人生半分以上ご無沙汰な私は嬉しくなっちゃいましたよ。
しかも確かこのお祭りの名前が『 紫陽花祭 』というこれまたベタな日本の田舎の夏祭り的な命名で、世界広しといえど人が考えることは意外とどこも似ているのかも知れないなあなんて考えていました。
この舞台上の2人の演奏が激烈に良くってね。
最初私たちは滞在していた入り江の右端の方まで散歩に行っていたのです。
そうするとその湾にお祭りの音楽が鳴り響いていまして(以下がその時の動画)
すみませんね、『 ちょっと動画撮るから静かにしてくれる?』と頼んだらようやく黙ってくれた夫がそばにいたのですが、黙りはしたもののあちこち動き回って足音が入ってしまっている・・・そこには気付かなかった動画初心者の私が撮ったものなのでプロの仕上がりとは程遠いですが、この場の静けさと音楽がほわんと響いてくるいい感じが伝わるかなと思います。
で、結構な距離ずーっと散歩していたのですが、音楽が好きとは言えど好きの対象範囲が檄狭でそれ以外は一切聴かないという私。ずっと静けさを堪能しながらぼんやり歩いていたのですが、ある時から(多分演奏者がこの2人に変わってから)耳が彼らの演奏にものすごく惹き付けられましてね。
彼ら、めっちゃ上手くない?
と夫に言うと
うん、それ僕も今言おうと思ってたところ。
というので、今度はこのお祭りをやっている湾の反対側の端っこまで歩いて行きました。
そうして上の動画の会場に辿り着いたわけですが、日本のお祭りと同じようにやっぱり屋台があるのよね!
そして売っているものはやはり地元のクレープ、シードル、そしてムール貝とバゲットなど。すごくいいよねえ。
こういう『 皆で美味しいもの食べて踊ろう!』みたいなの、子供の頃浴衣を着て勝手に大人に混じって盆踊りに参加する子であった私は是非一緒にやりたい!と思ったのです。が、残念ながら私たちが到着した時は最後の曲で、しかも最終日で屋台も片付けに入りつつあるところ。盆踊りも終わり、という瞬間でした。
でも皆様にお届けできる動画が撮れたからいいかな。
このお祭りは3日くらいあって、毎日夜中の0時までずっとやってるんですよ。演奏者もどんどん入れ代わり立ち代わりしながら。
ちなみにこういうブルターニュの夜のお祭は世界文化遺産に登録されています。
多分日本の盆踊りもこういう夏祭りも、ただみんなで楽しもうよ♪というだけでなく、もとは神事とリンクしているのではないかな。この遅い時間にも拘らず皆がダンスに盛り上がる空気って、まさに『 生きてる!!』って感じ、生命力がぱちぱち弾けている感じだったのです。こういう楽しい、幸せ、しかも体も動かしてある意味トランス状態というのは、邪念とか魔を払う効果があります。変なものが入り込む隙がなくなるのです。
多分日本もここも、こういうお祭りって皆で楽しみながら魔を払い、同時にお世話になっている神様にも感謝を捧げるイベントという意味合いがあったのだろうな、などとその場の雰囲気を懐かしく感じながら考えていたのでした。
いつか日本の夏祭りにも子供たちを連れて行ってみたいなあ。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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