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この年の瀬にアムステルダム(5)再認識

 

ちょっとご覧くださいます?

ゴッホ美術館でポスターを買いましたらこんな紙 ( というより ) バッグに入れてもらったのですが

 

これめちゃくちゃ便利!!ポスターって大抵くるくるっと丸めてビニールに包まれているだけなので、どれだけ頑張って注意しても家までの道中で軽く折れ目がついたり、縁がよれたりして残念なことになるのですが、これだと安心。

 

これ、ポスターが3本入ります。そしてすごく丈夫なので、これに入れておきさえすれば細心の注意を払って運搬しなくても全然大丈夫。しかも見た目もすごくお洒落。

 

今度からどこかの美術館に行く時はこれ持って行こう!!

 

というくらい便利でお洒落で気に入っています。

さて、今回アムステルダムに滞在して再認識したこと。

本当にしたいことは、したい時にできるだけやっておいた方が良い。後回しにしない。

美術館に行くたびつくづく思うのは、絵画鑑賞も元気で体力のある内にしておいた方が良いということ。

 

もちろん車椅子や杖をついて来られている人もおられるので、いつでもその気になれば可能です。

でもできれば、思うがままにあちこち動き回りたいじゃないですか?

アムステルダム国立美術館なんかだとかなりの大きさがあって、地下階から3階まで歩き倒すわけですよ、物凄い展示数あるので。しかもどこに行っても東京のラッシュアワー並みの人混みです。

今私は元気にに動き回る気力体力があるので、1日でゴッホ美術館と国立美術館の両方を、大混雑をかき分けつつもガシガシ歩いて堪能できました。つくづくありがたいことです。

 

健康で体力がなければできないこと、例えば一時帰国とか今回のような美術館複数強行突破など、行ける内に行っておかないと!とことあるごとに思うのです。

こういう風によく思い出すのは、昔日本に居た時に

 

それホントにそれでいいのかいな?それが間違いなくベストな道なの??

 

という進路。つまり

 

本当にやりたいことがあっても、夢のような話は一旦横に置いて(=諦めて)

ちゃんと皆と同じようにリクルートスーツを着て就職活動をして

ちゃんと一部上場だ~福利厚生だ~あたりを目度に就職して

ちゃんとお金を貯めて

ちゃんとそれなりの時期に結婚して

ちゃんと家を買って

ちゃんとそれなりの時期に子供を作って

ちゃんと・・・ちゃんと・・・

で、お金が貯まったら老後に海外旅行なり、したい音楽なりをすればいいじゃないか

 

という漠然と社会に蔓延っているあの常識。

私は

 

それはハッキリと違う、あとで絶対に後悔したくない

 

と思って、思い切って渡独したわけですが。

その後の流れ:

 

例えば20代に全力を出して

全てを賭けて各国を飛び回り

演奏家としての実績を可能な限り残したこと

あれを60近くまで会社員と子育てをした後に、満足いくほどできただろうか?

 

と考えると

物理面だけで考えても100%無理 なわけです。

本当にしたいことが分かっているなら

それを人生のど真ん中に持ってこないといけない。

それを人生のど真ん中に持ってくる勇気を持つ。

 

周りに流されて “ 好きでもない生き方 ” を妥協とともに人生の真ん中に据え置いて

脇役程度にしか本当に好きなことをできない人生なんて生きてても仕方ないやん

 

くらいに私は思っていましたし、年を経るごとにその感覚はますます強くなっています。

あの時周りに流されて好きでもない生活を送ることになっていたら、それなりには生きていたでしょうが今の私の生活はなかった。

 

これ人生の大きな分岐点みたいな要の部分だけの話ではなく、今回のアムステルダム行きのような些細な話でもそうです。

また今度また今度・・・と延長しているうちに、今回みたいに自由にガシガシ歩き回れなくなることもある。

今ある健康と、当時の私の選択と、そこから派生する今現在の私の人生に美術館中を歩き倒しへとへとになりながらも

つくづくありがたいな、と思いました。

 

本当に人生でしたいことは何なのか、それを見極めるのはとても大切。

そしてそれを優先する勇気を持つことから、本当に人生は展開していくのだろうと思います。

 

注: 別に会社員生活が悪い、就職が悪いという話では全くありません。

自分の本心をバキッと折って周りの流れを優先することはないよ、という話です。

 

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2021年秋追記:

結局この後すぐコロナが世界に広まり、ロックダウンで全然移動できない時期が何か月も続き、やっぱりこの冬にアムステルダムに思い切って行っておいて良かった!となりました。

 

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