双子は運を奪い合う、なんてことが実(まこと)しやかに囁かれますよね。
あれってホンマなん?ホンマやな?
言うてる人は膨大な実地検証をして確信を持って言うてるんやな?
どうなんや?
と、全てを疑ってかかるのが長所であるピチピチの龍高星 を持つ私は思うわけです。
というかずっと思ってきた。
違和感を感じるわけですよ。その表現。
そして違和感は間違えない。直感は時々間違えるけど。
違和感は信じる派。
たしかに戦国時代なんかは、双子が生まれたら片方を養子に出して運を食い合わないようにしたという話があります。
でもそれ戦国時代やからね?
しかもそれ相応の家柄で、家督を継ぐ継がないが人生最大のテーマ!みたいな時代と背景の人の話だからね?
そんな場では双子じゃなくても、年子の男の子同士でも争いに発展したでしょうよ。
年子じゃなくてもそうだわ。
しかし戦国時代でもない今現在、平民層に生まれる一般人の双子が運を食い合うって何やねん、と。
それについていい例があったのでご紹介してみます。
このメイ・マスクさん
彼女は双子なんですよね。
で、甲戌の日座中殺でお二人とも最初の結婚は大変な思いをなさった。
メイさんの妹さんは、ご主人と父親を同時に飛行機事故で亡くされています。
メイさんはDVモラハラ夫から命からがら逃げるように離婚。
で、その後ですよね。
妹さんの方は再婚なさってごく普通の平和な家庭を築いてらっしゃる。
メイさんの方はシングルマザーで3人のお子さんを育てられ、今でもトップモデルで活躍中
そして息子の一人が世界一の大金持ちでもあるイーロン・マスク氏。
これみてやっぱり!と思ったのは
双子は運を取り合うのではなく、分け合うのではないか と。
もちろん双子の組み合わせが同性なのか異性なのかでも変わってきますし
仲が良く協力し合おうとしているのか、常に相手をライバル視し蹴落とそうと争っているのかでも全然変わってきます。
でも彼女たちは本にもあるのですが
今でもものすごく仲が良い。
常に互いを思いやっている。
そして社会での成功という意味で突出した運を持ったのがメイさん
社会・金銭運は特別ではないかも知れないけれど、家庭運に恵まれたのが妹さん
そんな風にそれぞれが必要な運を上手く分け合ったということではないかな、と。
もっと言うと無意識に譲り合ったのかも知れない。
これって見方、表現の仕方の問題だと思うのです。
コップに半分水が入っています
半分しかないと思うのか?まだ半分あるじゃないか!と思うのか?
あれと同じ。
運を奪い合うと見るのか、譲り合い補い合うこともできると見るのか。
思いやりのない家庭で常に勝者が褒めそやされ、競争・蹴落とし合いこそ良し、結果が全てだとされてきたのか
大事な兄弟なんだからいい意味でライバルになるのは良いけど、お互いに大事にし合って助け合うんだよ
と育てられてきて、2人で協力し合おうという意識で生きていくのか
そりゃあ結果は全然変わってきますよね。
双子は同じ分野で協力し合えば、2人分どころか何倍もの運が開いていくと言われます。
そりゃそうだと思うよ。
だって誰よりも通じ合える組み合わせなんだから。
それを分かった上で、わざわざ双子に生まれてきた本当の意味を理解し
二人の宿命の形を最大限稼働させる方向に持って行けるといいですよね。
と、双子持ちの私は考えるのです。
コメント
佳代様
初めまして。算命学についてあれこれ調べているうちにこちらにたどり着いてから、拝読させて頂いています。
私も同性の双子として生まれました。
直後に親が占星術で見てもらったところ、片方はバリバリ働くタイプに、もう片方は家庭的なタイプに育つ、と言われたそうです。
姉の方がそれからすぐ亡くなってしまったので、私はほぼ双子としての人生を歩んでいないのですが、
この記事を拝見して、そう言われたと聞いたことを思い出し、自分(達)は最初そういう人生を計画していたのかもしれないと思いました。
先の占い師の方がどう読み取ったのかは謎ですが…
ひとりでコンプリートしようとせずに上手く分け合って、協力して仲良く生きていけたらとても良いですよね(^_^)
佳代様の息子さん達には双子ライフを存分に満喫して頂きたいものです(垢の他人が偉そうにごめんなさい^_^;)!
あったかもしれない別の未来(現在)を想像して、思わずコメントしたくなってしまい、突然失礼致しました。
これからも記事、楽しみにさせて頂いております。
お姉さまは生後すぐお亡くなりなのですね。
それはとても残念ですが、ということはTokiさんはお姉さんの分まで2倍人生を堪能なさればいいということではないかと思いますよ。
一緒に居れば2倍以上出るはずの運を、私は自分の分あなたに全部譲るから私の分まで使えば人の何倍も活躍できるよ
そういう計画で行こう!という話し合いがお二人の間であったかも知れませんね(生まれる前
何だかそんな気がします。