前回の記事からの続き:
このメイさんは 宿命に冲動 があるのですが、それを見事に消化してここまで生きてこられています。
大雑把なイメージですが、多くの人は人生で進み始めた道をまっすぐ分かりやすく一歩一歩進もうとします。
それが素晴らしいこととされ推奨されますし、周りから見ても分かりやすく ←世間ウケにはこれ重要
次の一歩が想像出来る、何となく自他ともに安心できる進み方だからでしょう。
図は人生経路を俯瞰図で見たところです。
もちろん大抵の人は理想通りにはいかず紆余曲折を辿りますが、それでも常人がまぁ想像できる範囲での紆余曲折。
こんな感じ。
それが 冲動 持ちとなると、そもそも進んで行く道幅が広く( 傍から見ると大きくブレているとも取られがち )
なんでそこでスタートしたのにそっち向いてるの?え、でまた今度はそっち?みたいなことが多く
あっちに行ったと思ったらいきなり方向転換してこっちに行き、激しくギッコンバッタンするイメージで進んで行きます。
極端から極端へ触れる。
もしくは 全く異なる2つ以上の世界を掛け持ちで同時進行する。
近視眼的に見ると
続けてきたことをいきなりやめて違うことをスタートしたり
関係ないことを同時進行でしたり
全然違う世界に突然飛び込んだり( 外国移住など )
猛烈に回り道をしているように見えます。
常人は『 何でそうなの?その動き無駄じゃない?普通に一つに絞ってまっすぐ進めばいいじゃん? 』と思うわけです。
でも長い目で見るとそれは 本人にとって絶対に必須であった運気の転換期であり開運手段、壁を突破する手がかり であったと。
そして当時は進んでいるのか何なのか良く分からなかった流れが、長い目で見ると実は着実に前に進んでいたという流れになるわけです。
もちろん努力も何もしていない場合はこの限りではありません。
前の記事でも紹介した通り、彼女は
家族仲のいい素晴らしく幸せな子供時代を送りながらも、結婚と同時に急転直下でどん底の生活へ( 極端から極端へ )
その後離婚して生活がガラッと変わり
強引な手口に負けて結婚した相手は、暴力を振るう浮気者。
夫が望むことは何でもしようと努力したのに惨めな気分を味わうばかりだった。
とうとう結婚生活から逃げ出すと全てが好転した。
栄養士とモデル、母親業の三足の草鞋を履く。
私は何度も人生をやり直し、大人になってからは3つの国と9つの都市で暮らした。
一つの街である程度努力の結果が出てきて生活が安定してくるとそこからパッと離れ
全然違う街に行ってまたゼロからスタート。
若い頃の私が引っ越す理由は勉強や就職だった。
その後単に「 この土地を離れたい 」という気持ちから、あるいは「 理不尽な状況から逃げるため 」に住む場所を変えるようになった。
更に時間が経つと子どもたちの近くにいるため、つまり自分が幸せになれる場所を求めて引っ越した。
もともとじっとしていられない性分で新しい国、新しい町、新しい文化を探検したり学んだりするのが好きなのだ。
子どもたちが引っ越したのはチャンスを掴むためだったり、勉強のためだったり、自分自身の家族を作るためだったり。
私は子どもたちの近くにいるために引っ越したり離れたり、そしてまた近くに移ったりを繰り返した。
大人になってから3カ国と9都市で暮らした。
住む場所を変えたところで何も変わらないと信じている人にまで勧めるつもりはない。
でも引っ越すことで少しでもよくなると思うなら、試してみる価値はある。
新たな人生を切り開きたい、悪い状況から逃げ出したい、何でもいいからチャンスを掴みたいという人にとっては、引っ越しがいちばんかも知れない。
モデル業でも相変わらず妙な男に引っ掛かり、ストレスで
私は約30kg もの増減を二度も繰り返した。
これも極端から極端へ。
でも93kgまで太ったら今度はプラスサイズモデルの仕事が舞い込んでくる。
これもいいことと残念なことという極端な2つの出来事の同時進行。
この本を読んでいると
ああ、これも冲動の性質。これも、これも!
と次から次へ沢山出て来ます。
毎日同じことをして同じ職場にとどまって同じ場所で暮らしていても幸せなら、そのままでもかまわない。
でももし不安だったり楽しくなかったりして変化を起こしたいなら
あなたができること、暮らせる場所、いちばん満足できる仕事を探したほうがいい。
とここまで書いて自分のブログを見返していたら、同じような冲動に関する記事を昔書いていました。
冲動や納音、天剋地冲を持つ人(+宿命中殺や異常干支複数持ちさんなど )に
難しい宿命ですね、残念ですね、まぁ頑張ってね( 上から目線 )
みたいなことを不用意に言う人は結構多い。
けれども 宿命にも干支にも星にも良い悪いはない と口が酸っぱくなるほど言っているように
使い方次第、生かし方次第、そして生き方次第で自分の持つ別の特徴をもまとめて全て最大限引き出すきっかけになるわけです。
その素晴らしい好例の一人が彼女でしょうね。
そういうよく見かけるくだらない思い込みを 実例を持ちいて反証していきたい というのもあって
難しめの宿命で人生大いに充実させている人の記事を書いて行っているというのもあります。
まだ続きます。
コメント
自分の命式について調べていたら、こちらの記事に辿り着きました。
当方、甲戌+互換中殺+納音持ちで、今年ありとあらゆる破壊現象が起き、全部0になりました笑
自分で望んだところもあるのですけど…こちらの記事に、とても勇気づけられました。
これからも拝見させていただきます。
あら!全てゼロということは、今年は新たなスタート、人生の切り替え時ですね。
変化の時はいつも大変ですが、今後いい流れに乗れるように持って行けるといいですね。
ただし現実的スタートは2022年以降の方が良さそうなので、来年1年も焦らずのんびり行きましょう。