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天中殺では○○がご不在

 

天中殺、面白いですね。

算命学も含む、東洋の陰陽五行ベースの学問分野全域で一番深くて複雑で面白いのって天中殺でしょう。堪らん。

 

私のブログをお読みの皆様は恐らく既に「 算命学の知識は皆無でござる!」とかではなく、大分マニアックな方が多いかと思われます。従って

 

天中殺!

『 殺 』って漢字が入ってるなんか知らんのが来る、怖い!

 

ぎやゃああぁぁぁ!

お、落ち着け・・・

 

みたいな脊髄反射はないと思います。

本日はそんな反応をされがちな、可哀想な(笑)天中殺のお話しです。

 

算命学は大昔の中国の暦をベースにしていますね。そこではこの世界が時間と空間からなるものと捉えます。

その時間と空間をそれぞれ記号化し、組み合わせたものを暦としているのですが、天中殺というのはこの2種類の記号をペアにしていった時に出て来る

 

時間はいつも通り流れてるけど空間が欠けるという特殊な状態

 

を言うんだよね。

そして空間は天界の神が、時間は地界の神が司っていると考えるので、天中殺では空間が欠ける=天界の神がご不在状態と考えるわけです。

私はこの考え方が好きでね。というか表現かな。ものすごいしっくりくる。

 

「 ただいま貴殿の世界では天界の神がご不在でございますので(キリッ 」と言われたら

「 お、おう・・・」

となりませんか?

 

こう説明されると

天中殺!ぎゃあああ・・・

から大分離れますよね。

 

じゃあ天界の神がおらなんだらなんやねん?って話ですが、この空間と時間というのはもっと平たく言うと『 社会と時代 』という言葉に置き換えられます。

つまり

 

天中殺=空間が欠ける=天界の神が不在=社会が味方してくれねぇよぉ世知辛いねえ!

 

って話なのです。

なので社会が味方してくれないとダメだ、進めない!みたいなことはゴリ押しして頑張っても空振りに終わります。だってそこの部分の神様が味方してくれないってことだからね。

逆に社会が認めて応援してくれなくても出来る、自分の趣味の世界に浸るとか、一生懸命勉強して頭脳を磨くとか、そういうことは全然やってもOKなのですよ。

 

また 空間が欠ける=空間枠がなくなる ということなので、空間枠があることで隠れていた事柄が明るみに出やすい。従って隠し事はバレやすく(例:不倫、犯罪)人間ドックに行けば見つかりにくい病巣も見つけられたり、同じ系列として車の車検とか?不具合を見つけて修正するのにも最適な時期と言えますね。

 

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こちらは上に貼ったぎゃあああ!の絵「 ベラスケスによるインノケンティウス10世の肖像画後の習作 」を描いたフランシス・ベーコン氏。病んでるな・・・

彼は ≪ 貫索・健禄 ≫ ×2 のスーパーエリートタイプタイプながら月干支が天中殺界の大ボスと言われている(いや知らんけど)甲戌。甲戌のパワーの凄さよ・・・。

宿命中殺に関してはまた話が少し変わって来るので、そのうち書きましょう。

 

今回の記事めちゃくちゃ良いこと書いてるけど(自画自賛月間絶賛開催中)、これものすごい省略してますのでね。もっとちゃんと知りたい方は専門書でお勉強なさることをお勧めいたしますよ。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

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