この記事は 子供ネタ・親馬鹿ネタ で算命学あまり関係なく、且つ毒親ネタが混ざり、更に 長い! いつもか
いうわけで、ご興味ない方はまた明日お越しくださいませ~
先日次男がピアノの発表会で初めて人前で演奏しました。
まぁ20秒くらいの曲なんですけどねw
私は子供から学ぶことって多いな、と思うのですが
こういう時なのです。
そっか、これでもいいんだよな
と思うのは。
次男は今回の発表会をすごく楽しみにしていて、私たち両親は
まあ弾いても弾かなくてもどっちでもいいよ、好きにしたらええわ。
というスタンスでした。
そんな緩~い感じですので
大勢の前で弾くのに全く緊張しない!
こりゃすごいや!
と思いましたよ。
勝手に好きに弾いて終わってもお辞儀もせずにピアノから客席まで何故かニコニコの全力疾走で帰って来るw
私はずっと人前で演奏する演奏家で仕事をしていましたが
( 仕事になる前の期間も含めるとかなり長い )
まぁそりゃプロと発表会で比較はできないものの。
幼稚園の時の最初の発表会から既に母親に
出て来る時の様子はこうでなければならない
椅子に座る前にちゃんとお辞儀しなければならない
人前で演奏する以上全て暗譜していなければならない
絶対にミスしてはならない
演奏が終わったらこうお辞儀をしなければならない
絶対に粗相があってはならない
云々
厳しいと言えば聞こえは良いかもですが、ガッチガチの枠まみれ。
MUST MUST MUST MUST MUST !!!!
今の私であれば
で、それだけ偉っそ~に上から目線でああだこうだいう
お前は一体何なの?
何を知ってるっていうの?
何を成し遂げたの?
言ってみ?
の一撃で黙らせますが、当時はそこまで分からず( 当時私は幼稚園児 )。
その後も発表会ごとに練習しろ練習しろ練習しろ、あんな演奏じゃ全然ダメだなどなど 罵倒され続けました。
褒められたこと、激励されたことは一度もありません。
極めつけは、人生で初めて12歳でリサイタルをした時。
リサイタルなんて言葉も当時知る由もなく、私の師匠がコンサートを企画して下さったわけです。
佳代ちゃんならいけるからやってみよう、と。
当然ちゃんとコンサート形式なので、賞味60分くらいのプログラムを全て暗譜。
で、ものすごい緊張しつつも何とか終えたのですが
家に帰ったら親は怒り狂って罵詈雑言の嵐
訳が分かりませんよね?
特に無茶苦茶したとか、無茶苦茶になったわけでもなく、恙 ( つつが ) なく終わったにもかかわらず。
よくもまああんな演奏で大勢の人からお金を取って
何様のつもりか
恥知らずめが
と。
本当に
ネチネチネチネチ執拗に
正座強要
延々何時間も説教され続けたのを覚えています。
初コンサートの後クタクタに疲れているところを。
一生懸命頑張ったけど、私はそんなとんでもない罪を犯したのか
と思い、ものすごい罪悪感を抱いたのを覚えています。
今回来て下さった人たちの名簿を先生から入手して、私が大人になって稼げるようになったら
今回の分のお金を一人一人に返さなくちゃ、とまで真剣に思い詰めました。
( 一方師匠には次のレッスンで無茶苦茶褒められる。)
今思い出すととんでもないことです。
何年もプロとして活動した私が振り返っても
12歳で?
あのプログラムを全部暗譜で!?
よく演奏し切ったな!!
としか言いようがありません。
まぁこの年になって分かるのは、私の親は ( 特に母親 ) 子供に関して
自分が他人から
羨ましがられる
褒められる
持ち上げられる
認められるための アイテム として子供というもののは存在する
くらいにしか思っておらず
だからこそ自分の所有アイテムでしかない子供が一人の人間として幸せであったり、楽しい思いをしたりすると
猛烈に妬嫉で怒り狂う分かりやすい典型的サイコパス でした。
なので、娘がたかだか12歳で脚光を浴びるというのが到底我慢ならなかったのです。
( そこで見ているのは “ 脚光を浴びる ” という部分のみ
その裏にある私の日々の努力は丸ごとなかったことになっているので ← そんなものに一切興味はない
自分だけ美味しい思いしやがって! の妬みが渦巻く、と。 )
そういう経験を積んでいるので、人前で弾くということは手っ取り早く言うと
ちゃんとせねばならない
の塊だったわけです、私にとって。
一方次男はというと、一切そういうプレッシャーを受けていないので
ただただ自分が楽しむ!という経験
として捉えている。
これめちゃくちゃ大事なのですよ。
だって舞台上で演奏している本人が楽しんでいないのにどうやって観客が音に集中できる?
どうやって楽しめるの?
なので、今後も次男には楽しい経験を積み重ねながらより楽しく自分が満足できるように腕を磨く
という好循環に持っていけると良いなと思います。
今回三男 ( 次男と双子 ) はまだバイオリンを人前で披露するところまで行っていなかったので、出演しませんでしたが
今度は僕も出る!
と大層刺激を受けたようです(笑
うちの子供たちは
- 私の代表星が 調舒星
- 夫の主星が 調舒星
という 調舒星夫婦 から生まれているのにもかかわらず、誰一人調舒星を持っていません。
でも鳳閣星は皆あって、下の双子は龍高星・玉堂星があるので学ばせてみて好きであれば吸収が早い。
なので、人生のお伴に音楽が自然に存在するような生き方になればいいなと思います。
芸は実を助ける
音楽はほんっとーに精神を助けて、人生を豊かなものにしてくれますからね!
( お金になるとかそういう貧乏くさい話ではなく )
一方、主星=鳳閣星の長男はというと、相変わらず料理に凝っており(笑
一時期はパンケーキ、パウンドケーキ、アイスクリーム、マフィンなどを一気に作り
お菓子作りに目覚めた乙女のいる家
みたいになってきました。
そして本日は、友達の誕生日会に行く前に
ネットでレシピを調べ。下ごしらえを完成させ
コレ↓
帰ってきたら焼いたらいいだけにしといたから!
と意気揚々と出て行き
帰宅後できたのがこれ
よく見たら鶏肉の上にカチューシャ乗っかってて消し忘れてるけど、まあいいかw
プロかな?
というくらい美味しく出来上がっていました。
本人もにっこり大満足。
このために一昨日あたりから
丸ごとの鶏を冷凍でも生でもいいから買ってくれー買ってくれー
香草のタイムとローズマリーも要るから買ってくれー買ってくれー
じゃがいもは新鮮なのはあるのか、ないなら買ってくれー
とうるさかったのです(笑
そんな感じで三者三様に自然のまま変なコンプレックスや自己否定観を蓄積することなく
自分らしく成長していってくれればなあと思っています。
コメント
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>のんさん
のんさんも大変な子供時代を過ごされたのですね。
そうそう、片親が極端に面倒で精神崩壊していると、もう片親は見て見ぬふりを決め込みますね。
いつも応援ありがとうございます♪
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こんにちは
佳代先生。
昔を思い出してしまいました。
私の父も気に入らないと夜中だろうが叩き起こされ、蹴るど突くで説教でした。母は全く助けてくれず、寧ろ応戦側…
実家がイヤイヤで自分で命を断とうとまで思った時期もありました。
そんな黒歴史を思い出してました
が
ブログの後半、佳代先生のお子さん達のお話でちょっと吹き出しちゃいました!
笑ってしまってすみません。
だけど、嫌な思い出が一瞬に消えるぐらい楽しい文章でした(*´˘`*)