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今30年前に戻れるとして、あの時ドイツに行くという選択をやめて日本に居続けるのか

 

~ 本日は長い独白記事となっております ~

 

5月の大阪での対面鑑定、満員御礼です。

お申し込み下さった皆様、ご興味を頂きました皆様にもどうもありがとうございました。

 

大阪で鑑定をすると決めたのがあまりにも直前すぎたため、正直

3人くらいいらっしゃればいい方かな?

くらいに思っていましたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

命式の風景画をお申し込み下さった皆様、お渡しできるのは6月に入ってからになると思いますがお待ちいただけると幸いです。

 


 

それにしても・・・日本に来て自分がものすごい太っていることにはたと気づきましてね!

いや、ドイツでも何となく気づいてはいましたが正直

 

あんた誰!?

 

レベルでボリュームUPしていることが発覚。恐ろしいですね。

 

鑑定にはある程度ちゃんとした格好をと思い、黒いワンピースを持ってきていたのですが、それを着用してみますと大変な威圧感。迫力が出過ぎてその気もないのにいるだけで威嚇してしまうありさま。

 

イメージ画像、激似

あ゛ぁ!?

そんなことで悩んどんのかぁ?

んなもんドーン行ってガーンやってもーたrrらええやろがい!(rr巻き舌で鑑定の一コマ)

 

駄目だ。

これでは怖すぎるので黒いワンピースは封印しました。

ドイツに帰ったらダイエットしよう。

 

・・・って、え?日本でも今からダイエットせんかい!って?

いやいや、そんな罰当たりなことは流石にできませんよ。世界最高峰の食の宝庫日本で食を控えるなんて、人生を楽しめる時に楽しまないという神への冒涜!それはなりませぬな。

 


 

 

それはともかく日本に来るたびに、そしてつとに思うこと。

Ich habe in meinem Leben sooooo vieeeel verpaaasst!! verpasst… verpasst… verpasst…

 

verpasst(原形:verpassen)は平たく言うと取りこぼす、何か素晴らしいものを逃すという意味。

私は人生でなんと多くを取りこぼしてきたのか。

嗚呼、なんと多くを。

 

毎度ショックで禿げる私

クリムト

 

他に悪いイメージをもたらすことなく説明するのは大変難しいのですが、日本って本当に本当に本当に豊かなのですよ。ずっとここにいるとこれがスタンダードの当り前で理解するのはきっと難しい。いや、ほぼ無理だ。

現実は、GDPで経済が伸びてるだ何だのドイツでも全く比較にならないほどの世界なのですよ。

 

別にドイツにおける私個人の生活レベルが極貧とかそういう話では全くありませんよ?

この地の食の際限ない豊かさ、サービスのレベルの高さ、街の清潔さ、そして選り取り見どりなあらゆるものの選択肢。本当にあらゆるものの。

日本に来るたびに書いていますが、日本は国全体がテーマパークなのですよ。アトラクションワールド。これを豊かさと言わずして何が豊かであろうか。

 

本日の焼肉

 

日本人は日々を少しでも楽しく満足に過ごすことに対するあくなき探求心が高いのだと思う。そこに注ぎ込む情熱がすごい。できることを少しずつ丁寧に、気を行き渡らせて。そういった努力がナチュラルに伴う。

食ひとつとっても少しでも美味しく、バラエティーに富んだものを創造的に。ファッションもそう。街でのイベントもそう。無限にある、無限に。それぞれが少しずつ気を持ち寄って、その総体がこの国のカラーを成している。

本当の意味での豊かさに対する真摯な姿勢があちらこちらに垣間見える。それがこの国の底力なのだな。

 

ドイツ人はやたら散歩するというのは有名ですが、散歩くらいしかすることないからね?いやもちろん、森があって・・・それもいいんだけどね?

 

日本ではカフェ巡りが趣味という人が多いですが、それはカフェひとつとっても店ごとに個性豊かで提供される飲食物も凝っていてとても美味しくて・・・際限ないバラエティとレベルの高さと選択肢がある。だから成り立つ趣味なのです。

カフェ巡りなんて趣味ドイツにないからね?どこ行ってもマジで一緒よ。内装が異なるくらいで提供される飲食物は以下自粛。あの均一性は何故なのか。

 

 

日本のTVでは食レポがとても多いですが、ドイツでは料理番組はまぁあれど、各地の美味しいものを紹介する番組はこんなに延々やっていない。だってそんなに紹介できるものが無限にないからね?ないのよ、本当に。本当にないから。

 

よくこの思考をぐるぐるするのですけれど、日本に来ては殊更(ことさら)に。

もしも私がずっと日本にいたなら、この日本というテーマパークをVerpassenすることはなかった。

 

では何か?

今30年前に戻れるとして、あの時ドイツに行くという選択をやめて日本に居続けるのか?

を考えると、このあまりにも大きすぎるVerpassenしたものを考慮に入れたところでやはり答えはNOなのですよ。全てを考慮して全部見据えた上で、やはり私はあの時の決断と同じようにドイツに行くのです、100%。

 

それはやはり日本に居続けたとしたら、逆にドイツに行って経験したであろうあれこれをドでかくVerpassenすることになるから。その両方の道を天秤に掛けて考えると、やはり選択肢は渡独になる。

 

日本にある多種多様な魅力的なものや世界に囲まれ、取り込まれ、堪能し・・・でもそのどれも『私の一番好き』のど真ん中を射抜くものではない。『これだ!!』の確信を伴わない無数の90点、95点という高い満足度を得られはする。けれど、例えばこの時のような

53年間の人生でぶっちぎりの最高の大晦日&明けましておめでとうございます
不意打ちでやってくる神様からのプレゼントを受け取るには、向こうが提示してくれる矢印と、こちらが取りに行く矢印の両方の先端がぴったり一致しないといけない。 向こうはもうそんなプレゼントを盛大にあちこちに仕掛けている。

 

天井も底も抜けたハートのど真ん中直撃大ヒット1億点!!!

みたいなとんでもない経験はできなかった。あれはその過去に連なる自分の経験があるからこそ巡り合えた瞬間。

 

これだってそう

ドン・ジョヴァンニ with ウィーン国立歌劇場管弦楽団
この喜びを一体どう表現すればいいかサッパリ分からない!!というくらい、想像を絶する良さでしたモーツァルトの歌劇、ドン・ジョヴァンニ with ウィーン国立歌劇場管弦楽団。実は正直あまり期待してなかったのですよ。集団演奏モノ苦手だしウィーンフ...

 

そんな好きのど真ん中を正確に射貫いてくれる『これだ!0.1㎜のズレもなくまさにこれ!!』の瞬間のためだったら魅惑の祖国を離れるという決断を、やはり今当時に戻ってもきっと繰り返すのです。

 

なーんて話をされても実感としていまいち訳が分からないですよね?すみません。

でもこんな奇特な生き方と、そこからくる延々行きつ戻りつの思考を隅々まで理解・共感してくれる友人の存在で私は今日まで生きてこられています。同じような奇特な生き方をしている人っているものなのですよ。ありがたいですね。

 

そうそう、なので目指せ二拠点生活!それができれば人生の満足度はもっと高くなる。

そしてそのためにも動き回れる健康をキープしなければなりません。太っている場合ではないね。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

そしてまたこの思考や二国間の行ったり来たりも含め、実に私の命式そのまんまの人生だな!と思うのです。

 

何のお店だったかな?

 

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