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仏高級ブランド、エルメスの相続人の1人で、保有資産およそ115億ドル(約1兆6400億円)と推定されるニコラ・ピュエシュ(中略)は雇用していた51歳の庭師の男性を養子とし、正式な相続人とするための手続きを開始したという。ピュエシュは独身で子どももいない。
この庭師はすでにモロッコの不動産とスイスにある別荘(合わせて約600万ドル相当とされる)を譲り受けたとされている。
あああ、お金面っ倒くさいよねえぇぇぇ~!!という命式だった。
お金持ちということが公に知れる存在であれば、それだけで面倒なことてんこ盛りなはず。金目当てでニラニラしながら寄ってくる腹黒紳士淑女の皆様には幼少期から事欠かないことだったことでしょう。
でもなぁ~・・・お金?
なんでお金?
皆そこまでお金にギラギラなんのなんでなん!?
そこ?人生そこか??
というタイプですよ、どう見ても。生まれながらにお金に困ってなかったら余計にそうやわ。
そんなことより頭の中の美しいこととか夢、理想、素晴らしい想像を目に見える形で、商品に反映させようよ!芸術作品のように超一流のクオリティでさぁ!
みたいな部分には燃えたはず。そういうのには人生を賭けられる人。
その実現のためにはお金は必要だけれど、あくまでお金は手段。必要な分だけあればいい。だから人が無駄にお金自体にギラギラするというのがよく分からない。そんなことでよくまあ恥ずかしげもなく人の足を引っ張ったり、自身の人格を落とすようなことをするなぁと信じられない。
しかも表面綺麗に取り繕っていても腹の底ではこう思ってるな・・・みたいなのがビリビリと感覚でものすごく分かってしまう人。もううんざりしっ放しだったのでしょうね、この80年間。
心なしか憂鬱そうに見えるNicolasさん
お金って面倒くさ~っ!という感覚はよく分かります。私には財産はないけどな。
必要な分さえあれば十分よ。残りの金銀財宝てんこ盛りなのが相も変わらず面倒(な人々)を引き寄せ続けるなら、誰かに全部あげちゃお!ってなるよなあ、なるわ。分かる分かる。私には財産はないけどな。
しかし相続する庭師さん、私と同じくらいの年代の庭師さん。
算命学的観点から見ると
だだだ大丈夫??
それまでに猛烈に陰徳を積んでいて、それが金額に換算したら約1兆6400億円+αくらいのもんですわ~♪なら結果オーライ。しかし1兆6400億円+αに値する善行を積むってどんなよ?
もしそうでなければこの人の五行バランスが相続と同時に一気に(一気も一気よ!)崩れるので、大変だろうなと思うのです。
算命学で財は東西南北の中心に位置し有り難いものではあるけれど、有象無象を引き寄せる諸刃の剣。だからこそ五徳が揃っていないと扱いが難しいのだと思う。額が大きくなればなるほどね。
このニコラさんが平和で幸せな老後を過ごせるといいですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
私がその額相続しても、やっぱり子供たちの大学卒業までの学費と自分がボチボチ生きていける程度の老後の資金を残して、あとはどっかにあげちゃうんだろうな。私に大きな財を管理する能力も興味もない。
そしてあとは算命学三昧の人生を送る、っと♪
Interior with a Girl Reading, 1905 by Henri Matisse
余談:
上の記事に
俳優のミラ・クニスとアシュトン・カッチャー夫妻、ダニエル・クレイグ、アップル創業者スティーブ・ジョブズの未亡人であるローレン・パウエル・ジョブズなども、子どもには相続させないと明言している。
とあるのだけれど
その『相続させない』は一体どれくらいの『相続させない』なの?
と思いません?
相続させないと言いながら
そりゃあ数億円程度はあげるよ、だってそんなもん端金(はしたがね)でしょ?相続のうちに入らないでしょ?
なのだろうなあと思うなど。
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