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故人から考える海外移住、家族、帰国

 

日本で日本人と結婚しました。

二人で海外移住を決めました。

 

実際に住み始めて見たら

 

思ってたのと・・・

 

全 然 ち が う !!

 

といったことはあっておかしくない。大いにあり得ることだ。

日本で出回っている海外の情報なんて、本当にテキトーで現実と乖離したものが多いもの。

 

しかもいくら海外に縁のある命式だからといってどの国ででもすっと馴染めるなんて話はない。国にだって合う合わないという相性は必ずある。

また情報が手に入りやすい時代とはいえ、可能な限りその国のことを調べて調べて・・したところで、実際に住むと聞くとでは大違いなもの。

 

しかし。

一大決心をして生活の居を外国に移したのだ。

しかも子供はここで幼稚園に通い小学校に通い・・・と生活の根をおろしてすくすく育っている。

 

Paul Gustave Fischer (1860-1934) 

 

でも・・・違う、この生活は自分には違うんだ。

どう頑張ってもどう考え直してもこのままずっと行くというのは違う。

無理なんだ、どうしても無理。

このまま平然と走り続けていくことはできない。

日本に帰りたい。

 

だからといって(配偶者はともかく)この地に生まれ順調に育っている子供の生活基盤をひっくり返すのか?

自分の感覚のためだけに子供の今ある環境を壊して、この地から子供を引き剥がして日本に連れて行くのはいかがなものか。子供にゼロから全く異なる環境に慣れさせるというのは、心身ともに多大な負担をかけるのではないか。

だからといってこれ以上合わない生活を続けることは自分には到底無理だ。

 

子供と “家族の形” を優先すべく自分を犠牲にし、無理してでもこの外国に残るのか。

それとも子供とは離れなければならないけれど、自分が壊れてしまうことを甘受することはしてはならないと思うからまた母国で、一人でやり直すことを選択するのか。

 

といった長期に渡る逡巡を経て一大決心をせざるを得ない、そんな悩みを持つ人や経験をする人は実は結構多いのではないかと思う。海外移住した人に。

そしてそれは何も悪いことではないし、自分勝手なことでもない。

 

Melancholy woman, 1902 Picasso

 

そこに結婚運の難しさや、夫婦の相性のイマイチさなども重なると。

ああこの人相当苦しかったな・・・と思わざるを得ない命式を見た(お名前は控えておきますよ)

 

まあ外野は好き放題言うよね、大して深くも考えず。

それが元で当人は余計に遠くの子を想い孤独が増したり、辛さが何倍にもなるようなことはあったと思う。ああ、これ相当辛かっただろうなあという流れなのですよ、星周りがね。

 

今はだから少しでも心安らかな状態であればいいなと心から祈ります。

お子さんもね。お辛いだろうな。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

Mother and Child (1903), Sir William Rothenstein

 

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