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ポスター談義:日本の美術館は

 

4月前半、このバズーカを担いで私は東京の街を歩いていたわけですが

 

 

これ、ポスターケース。

これがあるとポスターを持って帰るのにポスターに皺が行かない。変な折れ目がつかない。なんという優れもの!という大変ありがたいものなのです。

 

そしてちょっとご覧下さいよ。

これ

暗くなってから撮ったのでちょっと色が変。

 

これは今うちのリビングに貼っている、この間三菱一号館美術館で開催されていた「芳年・芳幾 – 国芳門下の二大ライバル展」で購入したポスター。まあいいよね。

 

でも「まあいいよね」なのですよ。

本来私は宣伝で使われていたこちらが欲しかった。こっちの方が俄然カッコ良くないですか?

 

滅茶苦茶イケてるやないの。

 

ないの。

 

美術館付属のお店で売ってないの。尋ねてみてもないの。

俄かには信じられないでしょう?

 

その前に行った、東京都美術館であったエゴン・シーレ展でもこのポスター

 

素敵じゃないですか?

買うぞー!そして日本語で書かれたこのポスター我が家に貼るぞー!

と意気込んでバズーカ背負って行ったのですが

 

ないの。

 

お店に売ってない。いや、思わず

ここは・・・トレチャコフ美術館・・・・・??

と心の中でツッコミ入れてしまいましたよ。

 

この記事をご覧いただければその意味もお分かりいただけるのですが

モスクワ 2019年イリヤ・レーピン展(新トレチャコフ美術館)番外編
芸術系ブログなのか 算命学ブログなのか 旅行記ブログなのか 子育てブログなのか 分からなくなっていますが、私が楽しいのでこの調子で行きます。 このあたりの記事関連です さて、モスクワの新トレチャコフ美術館で色々驚いたことがあったので書いてみ...

 

こちらの美術館ではたいてい「〇〇展」があると、宣伝のポスターと同じものが手に入ります。それも結構なお手頃価格で。なので私は美術館付属のお店が大好きで、大体大喜びでポスターを買って帰って参ります。

それがモスクワのトレチャコフ美術館ではなかったのよ!絶対ロシア語入りのカッコいいポスターを買って帰ろうと意気込んで行ったのになかった。あれはびっくりしたなあ。

 

そしてまさかそれと同じ経験を日本の美術館でするとは。

 

この国立西洋美術館のブルターニュ展も

 

 

このモネの絵画の上に日本語とフランス語が乗ってるポスター、センスいいじゃないですか。当然入手できると思いますよね(当方は思っていた、ガッツリ思い込んでいた)

 

ないの。

 

このゴーギャンの描いたブルターニュの少女たちを使ったポスターもいい。これ欲しかった。

 

ないの。

 

なんでなん?売ったら絶対売れるやん。欲がないのか?はたまた版権の関係でダメなんかい?

結局日本でカッコいいポスターをガッツリ買って帰るつもりが、バズーカにはたった1枚のポスターだけ・・・というとほほ状態でドイツに帰って参りましたよ。

 

まあでも夫は私が持って帰って来た浮世絵のポスター、随分気に入っているので良しとしようか。その前はクリムトを飾っていたのですが

前のポスターよりこっちの方が全然いい!

とご満悦です。

ま、いっか。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

これは去年、フランス・オンフルールのウジェーヌ・ブダン美術館で買ってきた昔のポスター。これもリビングに飾っているのですがなかなかいいよね?明るくて気に入っているのですが、大きいのにたった5ユーロですよ。

 

というわけでポスター集めは楽しいのです♪

 

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