ああ、やっぱりね! と思った話。
こちらの記事の続きっぽくなりますが
ウグル・シャヒン( Ugur Sahin )氏はドイツ、マインツにあるBioNThecという会社の創設者で
アメリカのファイザー社と共同で9割がた効果を見込めるコロナワクチンを開発したというニュース。
News that a Pfizer vaccine is 90% effective against COVID-19 has been heralded as a turning point in the global fight against the virus.
これは上にも書いてあるように、ワクチン開発のターニングポイントとなり
下写真の右上、私が赤で丸したところ
Durchbruch =突破口 になったと。
以前こんな記事を書きましたが
こんなニュースを見たら、そりゃぁこの人天剋地冲なんじゃない?とピンと来るわけです。
で、実際やはり大運が今天剋地冲。
天剋地冲は現実面に表れる部分で言うと、散法の冲動をもっと激しくした感じになります。
十二支を時計板状に並べて真反対の位置にある2つの組み合わせを内包する。
なので片方の端からもう片方の端へと極端から極端へ移動し180度の転換があったり(ターニングポイント)
互いにぶつかり合ったり反発し合ったりで現状が割れるわけです(壁を突破)。
この言葉だけを見ると残念なイメージ、むしろ怖いイメージを持たれる方が多いですが
今まで挙げて来た数々の天剋地冲の例のように
自分も周りも突破できなかった壁を運気の勢いを借りて破り進んで行く
そして自分も周りも一段上のステージへ引き上げることだってできる と。
なわけです。
今まで見て来た例で考察し、より正確に表現すると
その結果、天剋地冲の時期に立ちはだかっていた壁がガラガラと崩れて自分の意図する方へ現実が進み
それは結果的に周りをも巻き込む形で社会が一歩前進することに貢献することにもなった
というイメージです。
なので天剋地冲が出てる時だけ張り切っても意味がない。
結局はいつも言っているように、私たちにできることと言えば
自らの生き方を宿命と一致させる ということに尽きるわけです。
この方はついでに言うと月運も年干支冲動で壁を壊す気運が高まっている時期。
( もちろんそれだけではありませんが今回は天剋地冲に特化して書いています )
何故私はしつこくこういうことを書いているかというと、算命学って言葉のイメージだけで様々な概念がネガティブに取られることが多いからです。
そして勝手に
ああ、私はやっぱり宿命が・後天運がこうだからダメなんだ
みたいに落ち込んでしまう人がいる。
でもいつも言っているように
算命学は陰陽五行の関係から現実を解析し捉え直す学問であり、そこに良い・悪いの価値判断は一切入りません。
価値の有無はそれが起こって来る時点での社会と時代のカラーが決めること。
算命学では起こって来る事柄の大枠、ざっくりした形だけを見抜くわけです。
なので悪い方に解釈しようと思えばいくらでもできますし
逆に良い方に解釈しようと思えばそれも可能。
でもそれらはどちらもただの主観。
まずは構造を理解する。
そしてその上でどうせ使うのであれば、良い方向へ生かすチャンスとして算命学を捉えて欲しいからです。
というかそもそもそう使うものだと思うのですよね。
そんな感じで、また希望を与えられる例があればこちらで紹介していきますね。
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