ねえ、皆さん。
ドクターフー( Doctor Who ) というイギリスの古いテレビドラマがあるのですが
ゴッホの回のこのシーン、めちゃくちゃいいから観てみてくださいな?
これはゴッホが現代にタイムトリップしてルーブル美術館にある自分のコーナーを訪れるシーンなのですが
もしかしてオルセーかも
泣くよ!?めっちゃ泣くよ!?
蝶ネクタイの美術館員さんが
あなたから見てファン・ゴッホは芸術史においてどれくらい重要な画家だと思いますか?
と聞かれます。
ゴッホは赤毛の如何にもゴッホらしい見た目の人。近くで彼の返事を聞いているのです。
その返事が以下のもの:
難しい質問だけど・・・
私にとってはゴッホは最も偉大な画家なんだ。
世界中のあらゆる時代の最も偉大な画家の中でも最も有名であり、一番愛された画家であることは間違いないよ。
色に関しては全くもって比類のない熟達度だ。
彼は人生を通じて抱えていた苦しみや悲しみを、恍惚とするような美しさにすっかり変えてしまった。
痛みを表現するのは簡単だが、この世のピュアな情熱、痛み、恍惚、そして爆発するような喜び、素晴らしさを
( 絵でこんな風に )表現したのは彼が初めてだったし、今後もこんな画家は出てこないかも知れないね。
あのワイルドで奇妙な、一人寂しくプロヴァンスの野を徘徊した画家は
私にとっては世界最高の画家であるだけでなく、今までの人類の歴史の中で最高の男なんだ。
これを聞いてゴッホはすごい泣くんですよ。
で、思わず美術館員に抱きついて
ありがとう!ありがとう!あっ、髭チクってしてごめんね・・
っていうのですが
い い よ ね !!
ゴッホはその生涯では作品をほぼ認められず、困窮の中で絵を描き続け、片耳をナイフで切ったり、最後には自死していますのでね。
( さあ、ここまで読んだら大方流れが分かったと思うので、上の動画に戻って観るのだぞ!笑)
去年の12月に行ったアムステルダムのゴッホ美術館で撮った写真。
で、これ観ながら私は ああ、天胡星だな と思ったのです。
天胡星って 発想が時空を超える ので、10年も100年も時代を先取りするような才能があり
生きている間には評価されないけれど、亡くなって随分時間が経ってからようやく世界がその才能に追いついてくる
といった性質があります。
芸術家や発明家の星ですね。
で、ゴッホの命式を見るとやはり 丙申の天胡星 の人なのです。
画家で言えば他には
アンリ・マティス、シャガール、パウル・クレー、レンブラント、ブラマンク、ムンク、棟方志功なんかが天胡星持ちさんです。
これはママに抱っこされるゴッホの赤ちゃん時代。これもゴッホ美術館で撮ったもの。
またゴッホの絵観たいな。
パリの美術館も行きたいなあ・・
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