34歳以降に家庭を築く方が幸せという調査結果 ( ドイツ、Max-Planck-Instituts )
7000人を対象にしたロストックのマックスプランク研究所の調査結果
34歳以降に親になった人たち の方がそれより若くして親になった人たちよりも、( 自分の、もしくはパートナーの ) 妊娠期間中&出産時期 において明らかに 幸福度が高い ことが分かった。
逆に18~22歳で親になった人たちはその段階で既に幸福度が低く、子供が成長する過程、子供の手が離れる段階でも低いまま。
これは23~34歳で親になった人についても同様に言えることではあるが、18~22歳のグループほどハッキリとその傾向が現れるわけではなかった。
また、両親の幸福度は子供の数によっても左右される ことが分かった。
第一子、第二子誕生の段階では両親の幸福度に変化はほぼ見られないが、第三子出生は必ずしも両親を幸福にするわけではない・・・というよりは実はむしろネガティブな影響が出るとも言える。
( が、これは統計的にはそれほど重要な意味を持たない。)
歳を重ねてから親になる方が幸福 & 3人目誕生以降は両親の幸福度がそれ以前に比べて落ちる
というこれらの結果は、そりゃもう驚くほど正確に
年齢を重ねてから家庭を築く & 子供は2人まで、3人目以降は作らない
という
近年の産業国家における出生動向
にぴったり一致するのである。
という新聞記事ですが、こういうのは人それぞれなので鵜呑みにして自分と比べて焦ったりしない方がいいですね
女性は25とか30とか35歳?までに結婚しないとうんちゃら~とか
○○歳までには第一子を持たないとうんちゃら~とか
日本に蔓延する変な圧力も、あれと自分を混同しない方がいいのと同じようにね。
へぇ~そういう人たちもいるんだねえ
くらいでいいよ。
それを踏まえた上で自分のことを考えてみると。
34歳より前に今の子育て生活が始まっていたとしたら?
それまでの時期 - 上の統計の対象となる18歳から考えると16年間ですが - に経験したあまりにも色とりどりの、変わった、面白すぎる沢山の出来事を丸ごと全部すっ飛ばして今のような子育て生活に入っていたとしたら・・・
それは私の人生じゃないな、それは私の生き方ではないよ、とハッキリ思います。
出産可能年齢がとか、経済的安定がとか色々ありますが、自分がどうしたいか だものね。
逆に、私の知り合いに小さい頃から “ 将来の夢はお嫁さんになること ” だった人がいて、やっぱり早くに結婚&出産していました。
そういう人はきっと念願が叶って幸せだろうし、逆に私のような 面白いけど超苛酷な 人生経路を辿っていたら、希望と違い過ぎて疲れ果てて幸せどころじゃなかったのではないかと思いますw
皆それぞれ希望するところは違って当然。
だって中身がてんでバラバラなんだもの。
だからそれぞれに満足いく生き方を実現できればそれが最高。
周りなんてどうでもいいんですよ。
でも近年の産業国家の傾向としてはそういうことらしい、という意味で面白い調査結果でした。
Young Thomas And His Mother by Mary Cassatt ( アメリカ )
小さい子の肩とか二の腕とか丸くてぷにぷにしているところ、こうやってハムハムするよね~
このメアリー・カサットの展覧会、子供の頃日本で行きました。
彼女の絵は小さい子供の描写が良いな~といつも思います。
きっと子供が好きだったのでしょうね、それが伝わってくる感じです。
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