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子丑・辰巳・戌亥天中殺の人は家系に新しい風を吹き込む係(4)

 

子丑・辰巳・戌亥天中殺の人は家系に新しい風を吹き込む係(1)

子丑・辰巳・戌亥天中殺の人は家系に新しい風を吹き込む係(2)

子丑・辰巳・戌亥天中殺の人は家系に新しい風を吹き込む係(3) の記事の続き

3) 新しい風を家系に吹き込み活性化させる、DNAの新陳代謝係

家系にそろそろ新しい世界の風を招き入れて、家系をフレッシュUPしようか
今までの流れは良くも悪くももう十分、次のフェーズに移行する時期が来たよ

という時に、その役目を担って生まれてきたのが

  • 子丑天中殺: 家系の流れから飛び出て新たな流れを作る、次世代に繋げる
  • 戌亥天中殺: 家系の流れから飛び出して自分の世界を確立、ただし次の世代に繋げない
  • 辰巳天中殺: 家系の流れから飛び出して自分の世界を確立、ただし次の世代に繋げない

の3つ。

この3つに共通の “ 家系の流れから飛び出して ” に関して、例えば極端に

親兄弟親族丸ごと全部完全に縁を断ち切って

名前も嫌だから改名して

住む場所も故郷から思いっきり離れたところに変え

完全にゼロから自分の人生をスタートする

とします。

これ 人間の視点で見ると 完全に家系の流れから離れています。

四角オレンジ 自然界視点

が、種の存続と自然界のバランスを第一とする 自然界 から見たら?

その人が家業を放り投げて全く関係ない仕事をしようが

青森から沖縄に引っ越そうが

佐藤さんがシュレーダーさんに改名しようが

知ったこっちゃない。

自然界から見たら、それでも家系の流れは受け継がれている。

本人のDNAの中に。

そしてちゃんと命は繋がれている。

つまり自然界にすれば

現実的に家系関係全部丸ごと放り投げたとしても

DNAと命さえ受け継いでその流れを継続してくれていればそれでいい

それで充分

後は新しい世界を人生に取り入れ、作り上げ

先代とは違う世界に生き

DNAと命を新たな世界で活性化させていってくれればそれでいい ということ。

濃縮していく家系の世界(観)には有害なものもたくさんあるでしょう。

何故なら、そもそも家庭というのが極めて閉鎖的な空間であるから。

他が容易に入り込めない場であるから。

世代を経てどんどんマズイ方向へ濃くなることは多い。

それが一つ輪を広げて、家系となった時にはなおさら。

何故なら “ 水は低きに流れ、人は易きに流れる ” からですよ。

例えば

代々放蕩家系で今現在借金癖が止まらない とか

代々女子供には人権はなく父親の所有物ように扱われて当然である存在だという家だったので、女性である自分を大切にするとか、誰かに大切にしてもらうということが分からない、誰かの犠牲になること以外に身の置き場を確保することを知らない とか

代々貧しい環境で生活してきたので、学歴を積んで真っ当に生きるという世界をそもそも知らない とか

( これに関してまさに!という例が記事になっていたので後で見てみてね

EXIT兼近の逮捕歴報道に、貧困家庭で育った私が感じた“負の連鎖” )

これがどんどん濃縮していくと、その家系の世界が一方に偏って行きます。

そうすると、様々な可能性を持った人間が自分の発現の場を得られなくなる

算命学的に言うと、宿命と環境の一致が困難になる

だって世界がどんどん閉塞していっているから

すると本人は不幸

派生的に周りも不幸になる

せっかく社会のために生かせるエネルギーも能力も気力も使われないまま終わる

極端な場合、生きる気力がどんどんなくなっていき、命を絶ったり、周りを巻き込んでその流れを終わりにするなど破壊的現象となって出て来たりもする

全方位的にいいことが一つもない、ということになりかねない。

ならば頑なに前例を踏襲するよりも

適度に流れを断ち切って、命の継続の新陳代謝を図る方が自然界的にはありがたい。

四角オレンジ ご先祖視点

さて、ご先祖視点で見るとどうでしょう。

何とも釈然としない一生だった、辛いこと・不幸満載の人生だった

というご先祖が沢山いても

その末裔の一人が本当に幸せな人生を送っているのであれば

それはそこまでDNA・命を繋いできた先祖があったからこそということ。

ご先祖の存在のおかげで今のこの一人の幸福な人生がある

先祖が辛くとも人生諦めず頑張って命を繋いできた甲斐があったと

先祖の存在も人生も一人の幸福によって遡及的に全肯定される

更にその末裔が周りをも幸福にしたとしたら

ご先祖の苦しかった人生も今現在、人々の幸福に貢献できていると肯定できる

つまり

末裔の幸福が遡及的にそのご先祖全ての人生・存在を丸ごと肯定的なものにし

現在の社会からもその先祖の存在は感謝される存在になるわけです。

これ以上の先祖供養ってあるかい?

そういう意味でも、家系の閉塞を打破&リフレッシュする役目を買って生まれてきたのが

子丑天中殺

辰巳天中殺

戌亥天中殺

の人たち、ということになるわけです。

( 一応午未天中殺も流れを終わらせるという意味で流れの断ち切り役なのですが、全3者に比べて流れに変化を起こすやりかたがソフトランディングなので、ちょっと外してます。)

次回でシリーズ記事終わりです

チューリップ 注:

ただ、子丑・辰巳・戌亥天中殺の子供が生まれて来る家系は必ずその世界が閉塞していて、今悪い状態だという意味ではありません。

例えば先祖が起こしたビジネスが代々素晴らしく社会貢献してきた。

そのビジネスは他者(他家)によって継続されようが終わらせようが何でもいい。

ただ、この家系は “ そのビジネスに携わって社会に貢献していくパターン ” はもう十分やり尽くしたから、そろそろ違う流れに乗って、違う世界にステップアップする時期ですよ?

みたいな意味でも、この3者が生まれて来ることが十分あると思います。

酔って候 by 鴨居玲

 

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