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雲を掴むエキスパート

 

昔よく両親に

そんなフワフワした夢物語みたいなことばっかり考えないで

地に足を付けて生きろ

もっと現実的になれ

もっと現実を見て身の振り方を考えろ

とよく言われていました。

そして言われるたびに

何を言っているんだろう、この人たちは?

自分たちは毎日朝から晩までキリキリイライラしっぱなし

子供に罵詈雑言暴言吐き散らし八つ当たりするだけの生活

自分のための時間すらなく

1㎜も幸せそうにも楽しそうにも見えない

眉間にシワ寄せっぱなしのギリギリの人生しか実現できてない自分のことは棚上げ

私より何十年も長く生きてるのに、未だに自分の幸せを0.1mmも実現できてない

一体どっちの方が “ 地に足がついてない ” のか、火を見るより明らかだろうに

自分で自分の現状が見えてないのは、もしかして病気なんだろうか?

と思ってたのですが

今なら本当に心底よく分かる。

あの時の私の感覚

これ以上ないほど大正解。

私みたいな命式の人が雲を掴むような話を追求せずに、一体誰がそれをやれるというのか。

この命式でそれを追求せず、一体何を追求しろと。

この命式でそれをやらずして、一体どうやって納得のいく、満足のいく、自分らしい幸せに満ちた人生を実現できるのか。

あの時、それなりに

地に足の着いた~

現実的な~

安定性のある~()

うんちゃらを実現しようと模索はしてみましたが

それに擦り合わせるように自分でぼちぼち納得いく道・・・を考えると

結局必ず周りから見ると突拍子もない不思議な道を行くことになりました。

( 不思議なのは周りから見て、の話です。私から見たら全て整合性が取れている。)

何度軌道修正してみようと思っても、です。

そしてそれで良かったのだと、今心の底から思います。

ウィーン最後の夜に

ウィーンを拠点に活躍した、その日観た私の大好きな画家たちの作品を思い出しながら

ウィーンを拠点に活躍したピアニスト、グルダの演奏する

ウィーンを拠点に活躍したモーツァルトを

うきうきで聴きながら気分よく散歩していて分かったのです。

現実力よりあの世力がはるかに濃い命式で

雲を掴むような、有り得ないような、非現実的な

( と一般の人には見えるが私にはごく当然の )生き方を諦めないでよかった。

そして今後も諦めてはいけない。

たとえば30年前

母の毎日の罵詈雑言による精神的虐待が日に日に激烈化する中、疲弊しきっていた私に

30年後

あなたは外国人と結婚してヨーロッパに住んでいて

あり得ないほど可愛い元気で聡明な素晴らしい男の子が3人いて

そのうち2人は双子で

音楽の道でも今想像してるよりも遥かに上の結果がそれまでにたくさん出せて

世界中を飛び回って演奏もできて

素晴らしい、珍しい、面白い経験をたくさんして

素晴らしい、珍しい、面白い人たちに世界中で出会い

子供たちが小さくても一人で好きなところに( たまにはw)

それも大好きな絵を観るためだけに飛行機に乗って旅行に行くこともできて

しかも今いるウィーンは言葉が隅々まで通じて( それほど外国語に堪能で )

安心しきって滞在できるとんでもなく素敵な街で

自分でやってて楽しくて堪らない、マイペースでできる大好きな仕事も実現出来て

お手伝いさんも雇っていて

結婚15周年を迎えても夫は始めと変わらず私にベタ惚れで、安定してスケールの大きい愛情を注ぎ続けてくれていて

ものすごく私のことも家族のことも大切にしてくれて

家族全員健康で仲良しですよ ニヤリグッ

といったところで

(´Д`;) ハァ・・・

としか言いようがなかったでしょう。

親が世間に自慢できるような、できるだけ世間体の良い大学に入って

私の好き嫌い関係なく

親が世間に自慢できるような、できるだけ世間体の良い職を得て

世界中を飛び回ることも諦めて

音楽は二の次で生きていくしかないのかなぁ

と薄ぼんやり、ゲンナリしながら生きていた時です。

ゲンナリうんざりしながらも

芥川龍之介の『 蜘蛛の糸 』の糸くらい細くて

今にもプチっと切れそうな

雲を掴む道 を切ってしまうことなく

諦めずに繋げてきて良かった。

というよりも

この際もう針を振り切って 

雲を掴む道のエキスパートになってしまえばいいのだ

多分それが私に課せられた役目かも知れない、と思うのです。

ちなみに( 一応四柱推命ブログなので、たまにはそれらしいことも書こうってことでw )私の行動領域の図はこんな感じ。

この円の中の4つの各領域は大雑把に言うと以下のような意味があるのですが

私の場合 安定・守りの領域に掠ってもいません のでね 笑

そんなもん目指さなくていい!そこじゃない!

というのが生き方のヒントになるわけです。

というわけで、今後も雲を掴むエキスパート道を極めて行こうと思います 爆笑 キラキラ

ウィーン美術史美術館 前のウィーン弦楽四重奏団の皆さん(違w

 

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