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物事を複雑に考えがちか:心理的葛藤の大小はある程度生まれ持ったものですよ

 

ねえ、この

『陽明門』 吉田博 1937年

 

陽明門に似た門、東京にありますか?

もう何年も前、まだ演奏活動をしていた頃、東京でタクシーの中半眠り状態だった時、ふと横を見るとまさにこの何段にもなったゴージャスな門がありまして。

えっ、ええっ!?こ、ここれは!!??

と聞きましたところ、運転手さんが

ああ、これは徳川家康公がなんちゃらかんちゃら・・

と誇らしげに説明して下さいましてね。家康公の部分だけははっきり覚えています。

そしてあの門の美しさと見た瞬間に受けた衝撃、そして何重にも重なる門の造形も『これは絶対にちゃんと見に来ないと!』と思ったこともよく覚えているのです。

 

 

そのうち絶対に行く!とずっと思っているのですが、陽明門は栃木県。私は栃木県には行ったことがありません。その時に乗ったタクシーもせいぜい15分。

家康公ゆかりのこれに似た門、東京にあります?いや、調べてもでてこないのよね・・・

私は何を見たのでしょう?でも絶対にこの門だった。何だったのかなあ。

 


 

 

さて。

同じ出来事に遭遇しても『そっか。』『ま、いっか。』とあまり深く考えない人。

逆に『何故?』『どうして?』とどんどん深みにはまる人、色々います。

これは持って生まれた性質からくるところが大きく、これも命式に垣間見えるものです。

 

葛藤が多そうな命式を探してみました。

韓国の俳優さん、チャン・ヒョクさん。

カッコいいですよね。

 

 

この方が映画なんかに出ているのを見ると

ああ、これぞまさに丙午だよねー!!

という感じがしてなりません。分かってくれる方いらっしゃいますよね!?

それはともかく。

 

算命学は全てを木火土金水の五行に分類して考えます。

その五行もそれぞれ陰陽に分かれるので、十干に分類するという方が正しいですね。

 

 

その十干もそれぞれ互いに関係性があり、ぶつかり合うものを自分の中に持っていると葛藤に繋がるわけです。(命式の見方については割愛します。)

そしてそのぶつかり合いも種類によって、衝撃の度合いが強い組み合わせからそうでもないものまで様々です。

 

更に陽星でも十大主星のぶつかり合いを見ることができます。

 

やはりあまりに融合関係が少なく、ぶつかり合う関係が多いと、やたらと物を細かく深く考えてしまって気疲れしやすいですね。しかしその分精神は鍛えられ、人間性も伸びます。

 

「う~ん・・」

菊池容斎「橋弁慶図」(江戸~明治時代)

 

逆に葛藤の少ない命式の人は単純人間。

現実に起こって来る現象も衝突や破壊が少ないので、そこまで深く考えなくても生きていけるぞ、と。

こちらの方が負担は小さいですが、精神的成長の機会は前者より小さいとなるわけです。

 

どんな命式の特徴も一長一短

どちらが良くてどちらが悪い、どっちが得でどっちが損、というのはありません。あるとすればどの視点から見てなのかを固定する場合だけ。

 

ただ

  • 葛藤しやすい形の人で
  • エネルギーが小さく
  • 偏り大きくメインストリームから外れる生き方が合う人(周りに理解者が少ない)
  • 浮世離れしたあの世気質の強い命式
  • しかも天中殺や接運その他苛酷な運気の条件が重なる時

などは、一時期ノイローゼ気味になってもおかしくない。

 

ん~・・・

 

そんな時、自分が悪いから、間違ったことをしているからそうなっているわけではなく、持って生まれた性質で今の時期はそうなってるというだけだよー!ということは多々あります。なので、何でもかんでも一人で背負い込まないようにしてくださいね。過ぎた自己反省は毒なのでね。

 

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

考え込み過ぎて脳内に詩人が出てきた人

「・・というわけなのじゃ。」

The poets in the Bois Sacre by Henri Martin

コメント

  1. お久しぶりです。以前、浅草で鑑定していただいた、趣味がバラ栽培の清水洋子です。お元気ですか? 佳代さんお尋ねのお寺、東京タワーの近くにある、増上寺では? 徳川家康が、徳川家の菩提寺に定めたお寺と言われています。昔、わたしもタクシーに乗っていて、この山門の前を通った時「はっ!」と目を奪われたことがありました。

    • お久しぶりです、こんにちは。もちろん覚えています♪
      増上寺の写真を見てみたのですが、どうかな・・・ここは全体的に赤いですが、赤はメインではなかった気がするのですよね。
      でもちょっと行ってみたくなるお寺です、いつか行ってみよう。
      情報をありがとうございます。

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