石破首相が辞任なさいましたね。

この方が首相としてどうだったかは、私はご本人を存じ上げなさ過ぎて判断する立場にございません。が春に一時帰国した時、国会中継でこの方がお話なさっているのを少し目にしたことがあります。その時に
あれ?この人はちゃんと自分の言葉で喋ってるな。
と結構驚いたのですよね。
今までの人たちって漢字の読み方までカンペに書かれたものをただ読み上げるだけとか、何を聞かれても同じ言葉を繰り返すだけとか、どこからか送られてきた言葉を横流しするだけの係という印象がとても強かった。
言葉というのは、たとえそれがどこかからの引用であったとしても、自分のものになっている時と上っ面だけ撫でている時とではこちらへの浸透度がまるっきり異なります。
もうお辞めになるのは残念な気がするなあ。
でも政治って国や社会の動向云々という本質の部分より、人間関係、敵味方、派閥、その中の勝ち負けといったどれだけ大勢を巻き込んでいくかみたいなところへの尽力がモノを言う世界。そういった雑務(のように見えてそれこそ本業なのかも)での実力が問われるところ。
とまあその辺どうなんだろう?と思って命式を見せて頂きますと
ああ、これは好き嫌いがパーン!と大きく分かれるタイプですね。ご本人も表には出さないかも知れませんが人もやることも好き嫌いが激しい。というよりも興味あることに関してのこだわりは貫けど、それ以外はどうでもいい。極端から極端に振れる人。
反対に周りからの評価も「大好き!全推し!」になるか「よく分からん。嫌い。知らん。」になるか中間がない。
人の意を汲むといいますか的確に察知する人だけれども、それがちゃんと周りに伝わっているかどうか。
全体主義者ではないし、周りに靡かない一匹狼カラーの強い方ですね。
首相はもうちょっと石破さんでいて欲しかったなあ。
今後のご活躍を応援しております。
本日もお読みいただきありがとうございました。
Karen Abada – Night Searchers, 2019
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