私の好きな哲学者、中島義道氏のインタビュー
今の若者はプライドが高すぎる “ 戦う哲学者 ” 中島 義道氏に聞く
2013年の記事ですが
笑顔の絶えない人が嫌い、いつも前向きに生きている人が嫌い、自分の仕事に 「 誇り 」 を持っている人が嫌い。
普通の日本人が無意識に無視している世の中の違和感と徹底的に対峙し “ 戦う哲学者 ” の異名をとる中島義道氏。
折り紙付きの人間嫌いでもある。
これ初っ端から 『 絶 』 すぎて笑える導入なんですが、1つ。
インタビュアーがあんまりよく分かってないというか全体的にイマイチ噛み合ってない。
この中島氏は別に誰とも戦う気はないんじゃないですかね?
確かに命式見ると金性強いし、正官も辛からくる正官なので闘争心があってもおかしくないんですよ? ( もちろんゼロではない )
でも以下の記事の流れからも分かるように、この人の場合
傷官: 自分の世界観、カラー、自分ならではのこだわりをとことん貫き通したい
食神: マイペース・自然体が命
絶: 周りと同じようにする?合わせる?何それ美味しいの?
午未天中殺: 究極的には一人の方向へ傾く、それが好き
のカラーが濃くて
私は好きなように生きるから、いいからもう放っておいて!?
が本当のところで、それを隠さず発信しているところが周りから見ると 『 闘う 』 風に見えるのだと思います。
私が日本社会で特に嫌いなのは、会社というものが家族のように丸抱え式になっていることです。私は大部屋で働くだけで嫌ですよ。
主星が 『 一人時間命!』 の傷官ですもの、絶対嫌でしょう。
傷官が主星でない私でも死にます
プレハブでいいから会社を全部個室にして、ごくたまにほかの社員と一緒であるようにしたら、かなりの人が就職すると思います。
いつも後ろ向きな暗い人だけでできている実験会社を作ってみるのも面白いですね。
社員食堂も何もなくて、行事やレクリエーションも行きたい人だけ行けばよくて、ほかの社員が来ているかどうかもよくわからないような(笑)。
これなら私もどこかの社員になれるかも・・何とか耐えられるかも・・・w
人を見ていると、好きなことをしている人は人間的に柔らかくて、とても気持ちがいい。
一方、満ち足りていない人は、他人に害を加えるんですよ。
「俺もできなかったんだから、お前もするな 」 「 夢なんか持つな 」 となっちゃう。
これについて、明日の記事に書きます。
私は金持ちや有名にはならなくていいと思っていたのですが、自分の考えていることを言わせてくれないところはいやだと思ったんです。
(中略)
私が主宰する「哲学塾」では、少々身の危険がありますけれども、好き勝手なことが言えます。
そういう言語が使えるということは、私にとっての「自由」のいちばん重要なところです。
本当に自分が考えていることを言わないと、自分の言葉がなくなっていく。
自分が何を考えているかもわからなくなってしまう。
『 言う 』 もそうだけど
本当に自分が考えているスタイルで人生を生きないと、自分が自分でなくなってしまう、自分の人生で無くなってしまう
ってことなんです。
現代日本は、疑いを持つにし
ても、みんなと同じ疑いしか受け入れてくれないし、ちょっと他人とずれると精神的にきつい。とても縛りが強くてストレスがたまる社会ですよね。
絶の叫び
私は子どもの頃からとても生きにくいと感じていました。
学校が大嫌いでした。特に、運動会とか遠足とか掃除とか何とか大会とか、勉強以外のことはすべてなければいいと思っていた。
自分の感受性が変わっていると気づいたのは、小学校2年生くらいじゃないかな。
若年期=年柱 に絶がなくとも 晩年期=日柱 にあれば、絶の1粒百万倍効果 でやはり余裕で幼少期から 『 自分は何だか周りとは違う 』 を感じるものです。
仲間たちがどんどん有名大学にポストを得て、自分は全然ダメだと思っていたときに、『哲学の教科書』(講談社学術文庫)が売れて、次々に本を書くようになりました。
1995年
大運:月柱半会
年運:月柱大半会
仕事面が現実で大きく展開する運気、そのチャンスに乗ったと。
わがままをしていると、必ず人と対立するし傷つきますが、それでもなるべくわがままをすべきだと思う。
そしてうまくいかなくてもいいじゃないですか。自業自得ですから。
わがままを抑えている人生なんてつまらないじゃないですか(中略)
でもマイナス面には何かプラス面が必ずある。
今となっては、本に恨みつらみを書けますからね。
これ 後々ネタになるからええんやで ってことですよね
そうそう、私もネタだらけの人生で今ブログに言いたい放題書いてますし、特に若い頃なんて失敗しても無くすものなんて正直殆どないじゃないですか?
余程のことをしない限り死んだりはしないし、若い時に夢に向かって思い切った行動を取った人で後悔してる人なんているんですかね?
少なくとも思い切って外国に飛び出した人で、やっぱり日本に残っておくべきだった・・・と後悔している人って私は見たことありません。
私たちの時代は、とても暗い時代で生きやすかった。ほとんどの人がしたいことができませんでした。大学に行けた人は当時2割くらいでしょうね。
暗い時代だったからこそ生き易かった
という独特の視点、これも 絶 だよね。
私は他人の意見は何も参考にならないと思っている。
各人それぞれ違うから(中略)
講演会に行ってもしょうがないじゃないですか、他人のことなんだから。
他人はちらっと参考にするくらいはいいけれども、自分に何の適性があるかは、自分自身でしか決められませんよ。
これ本当なんですよ。
本当に自分にとって大切なことなんて、自分にしか分かりません。
必ず自分の中に答えがあるから。
他人に聞いてる場合じゃないんだよね。
中島氏はご自身が周りや常識と合ってなかろうが自分の感覚に嘘をつかず、自分なりの生き方を真っ直ぐ貫いてここまで来られたわけで、だからこそこの言葉にも説得力がある
ところで、これに関して最近
げっ
と思ったことがあるので、次回 書いてみます。
René Gruau というこのイタリアの画家&ファッションイラストレーターも 絶 持ちさん
すごく好き
コメント
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まるで私に書いて下さったような記事でびっくりしてます。
この方の日干支も自分とまったく同じですし
生月中殺や全体のエネルギーの低さも同じです。
長男も庚寅の絶、動物占いではペガサスです。
この長男も幼い頃から生きづらさを抱えており
特に人間関係のトラブルが多かったです。
その長男は今でいうADHD(発達障害)の診断を受け、親である私も大人のADHDの診断を受けています。親子で『この社会の生きづらさは一体何なんだろう』とずっと考えてきました。
特に日本のこの社会が自分たちには合わない。
さらに言うと田舎の封建的な考え方にはついていけず、国際結婚でしたので一旦は海外へ出たのですが、離婚して日本に戻ってきてしまいました。
もともと日干支が天剋地冲の親子なので、長男と私はいさかいが絶えず、長男もこの田舎生活に見切りをつけ、ある日突然家出をしました。成人してるので、本人の自由なのですが…
私もこの世の生きづらさ、集団生活の難しさを感じて、『人生ままならない』というブログで
日々の葛藤を書き綴っています。
自分の不幸自慢をする気はまったくありません。
(なので『ままならない』の後にマークをつけてます(笑))
ただどうしてこのような人生になるのかを四柱推命の学問として研究してみたいというだけなんですが
私はまだ下の娘が義務教育なので、自分を押し殺して生活しています。
針を振り切れたらどんなに楽だろうと思います。
私は『世間体』という言葉が大嫌いです(笑)
しかし、家族のために『世間体』を気にしながら
生きています。
長々とコメントを失礼しました。
『絶』の気持ちを代弁してくださって
ありがとうございました✨