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癸丑のセンスを堪能する一日、月岡芳年とリシエツキ氏

 

わたくし本日人生で初めて、かの有名なファミリーマートのから揚げを頂きました。うんま!こんなおいしいものがその辺で手軽に手に入るのがすごいですわ。パラダイスかよ日本。

ってせっかく日本に来て何でコンビニのから揚げ?という感じですが、たった2週間の滞在にあれもこれも予定を詰め込み過ぎて時間とエネルギーが全く足りず、更に自分の中での優先順位が

 

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みたいになっており、昨日もあの大雨の中をあちこち朝から駆けずり回り、夜のコンサートでは朝から飲まず食わずだったので意識が朦朧としていました。

そう、Jan Lisiecki / ヤン・リシエツキ氏のコンサート、東京文化会館小ホールに行ってまいりました。

 

この方の演奏は私はもう何度も聴きに行っているのですが、昨日のような演奏は初めてだったな。いつもと全く違った。どうしたんだろ?と思ったのですが、なるほどこのレベルの人でも大きな時差と長旅は演奏にものすごく影響を与えるのだな、と勉強になりました。

 

で、何故飲まず食わずでこのコンサート会場に辿り着くことになったかというとこちら

 

三菱一号館美術館の芳年・芳幾展に行って参ったからでございます!時間を忘れてこれに没頭しちゃったわよ。

だってこれめっちゃくちゃ良かったのですよ。めちゃくちゃ良かった。嗚呼良かった!

実は先日 東京都美術館で開催中のエゴン・シーレ展 にも参りまして、これもすっごい良かったのです。でもそれを上回る素晴らしさだった。

 

 

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Ein Beitrag geteilt von 佳代(算命学) (@kayo_ruhe)


正直今までも浮世絵系は何度も観てきたけれど、今回ほど鮮烈に沁みたことはなかった。これぞ日本だ。日本のエキスを更に凝縮して精製して芸術に仕上げたものだった。

なんと繊細で躍動感あって、控えめなのにインパクトが強烈で、そして色の使い方・組み合わせセンスが柔らかいのに激烈に良くて、とにかく隅から隅までしみじみ好きだなあと堪能いたしました。

 

藤原保昌月下弄笛図、明治16年 木版画、月岡芳年作
笛の名手、藤原保昌が月夜に笛を奏でながら歩く様子に盗賊がつけ狙うが、一部の隙も見せない保昌にとうとう襲うことができなかったという話。

 

これ!これの本物が観れるとは思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しい!

そして写真は禁止で撮れなかったのですが、芳幾の幽霊画の掛け軸もありまして

 

とてもよかった。あの儚さ・悲しげな様子がおどろおどろしいというよりも愛しくて。人間こうも祖国から長く離れて生きていると、祖国のものであれば幽霊まで愛しくなるってもんですよ(何の話?)

美しいよ。シーレ展でもゼセッションのメンバーたちが日本の絵画に夢中になって影響を受けたという話がありましたが、そしてゴッホもまた浮世絵に影響を受けたのは有名な話ですが、そりゃあ世界を圧巻するよなあと。

 

同じ芳幾の太平記英雄伝というシリーズ作品がありまして、豊臣秀吉の出世物語にまつわる様々な武将や侍があれやこれややっているところの様子が描かれているもので(どういう説明?)

こんな感じの絵がずらっと並ぶわけですが、それはさながら当時のファッションカタログ?というほど色とりどり、華やかで細やかでいちいちお洒落!ホントどの色の組み合わせを見ても最高。

 

そうそう、この上にある笛の絵を描いた芳年も、ピアノのリシエツキさんも癸丑の人です。私はひそかに癸丑の人と癸未の人はめちゃくちゃ優秀な人が多いよな・・・と思っています。

 

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本日もお読みいただきありがとうございました。

 

ね、お洒落でしょう?

 

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