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個人の、夫婦の、そして家系の陰陽バランス

 

すごい!自分が戻ってきた。

ホテルに入って丸24時間くらい寝たりうとうとしたり寝たり・・・を繰り返し何も食べず部屋も暗くして何も聞こえない(最上階なのでものすごい静か)状態にしてずーっと1人でいたら、ようやく自分が戻ってきました。いや、ここまで回復するまで自分がこれほど弱ってるとは思っていなかった。

自分の体という入れ物から自分の中身が乖離した状態でずっといたんだな、と気づいたのです。もうめちゃくちゃ無理してた。それが今両者の中心がだいぶん近づいてきてる。少なくとも中身が入れ物に入っているのが分かるので、こうして正気でブログにも向かえています。

 

しばらく一人になれる時間が皆無ですごい無理していたここ数週間、よく陰陽バランスのことを考えていました。私が明らかにバランス激崩れしていたからです。

人間1日の中で起きて活動する時間と休む時間のバランスが大切です。とても大切です。

そして起きて活動する時間の中でも、内の活動(陰)と外の活動(陽)のバランスが大切。

どれだけ外で活躍していつも大勢に囲まれた派手な生活をしている人でも、それをずっと100%続けて休みなし、内の(つまり家の、プライベートの)世界なしで生きることはできません。

 

では人間皆がみんなバッチリその辺を50対50で生きればバランスが完璧やからええんやないですか?と言われるとそれもちょっと違うよね。それは皆さん感覚でお分かりかと思う。外の世界が向いている人と内の世界が向いている人がいる。現実的エネルギーが強い人はそれが弱い人に比べて休む時間が多少少なくても大丈夫というように、人には必ず偏りがある。(

 

そして多くの男性は外で仕事する方に傾きやすいので、夫婦として全体のバランスを取ることになるのが運命を共有し合う配偶者。一個人の世界のバランスが傾くと、この世界(自然界、宇宙でもいい)は必ずその人の身近な部分でバランスを取らせにかかってくるからです。

 

これは三男が幼稚園の頃描いてくれた陰陽図と漢字の真似。

 

ちなみに高尾宗家は夫婦の役割、つまりもし夫が稼ぎ妻が家を守るという形でスタートしたならそれを途中で変換せず継続した方がいいよと言われています。これは多分、そこで陰陽のバランスが保てているのであれば、それをひっくり返したり割合を変えたりしたあと安定に持って行くまでかなりの労力と時間が必要で、なおかつ難しいからだろうと私は考えています。

(上に書いた男女の役割は別に反対でもいいのです。算命学では女性は家にいて家を守れとか全然言われません。あくまでバランスが大切。)

 

というわけで私もその夫婦の陰陽バランスをいつも念頭に置いているので、そこが崩れないように頑張るわけです。だってそこが崩れると、今度はこの世界がどこでバランスを取らせにかかってくるかというと、子供だからです。子供に皺寄せが行くから。家族単位でバランスを取らせようとしてくる。

親が家庭内での役割やバランスを無視してキラキラかっこいい俺様・アテクシを優先すると、その歪が出るのは当然。そのバランスの崩れを今度は子供が補填させられることになる。その歪みが子供本人の世代で修正できれば万々歳。しかしたいていは次の世代に持ち越され、立派なドブ家系が作り上げられる。今度は家系全体でバランスを取らせようとしてくるわけです。

 

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というのが分かっているので頑張ってしまうわけですが、頑張りすぎると、無理を積み重ねすぎると今回の私のように『 もうだめだー!』となりますわね。私の場合は調舒星カラーが濃いので一人の時間が必要なのに足りないという無理がたたっていました。なので今こうして完全に一人になって随分元気になったわけです。

でも私と全く同じ生活をしていたとしても、例えば石門星や司禄星・禄存星を持つ人、日干が乙や甲、己や戊の人、天印星がある人・・・などなどは逆に外に出て家族以外の友人知人に会って気力を回復し自分を取り戻したりするのだろうと思うのです。

 

また私は冲動星人でもありますので、極限まで頑張ってもう無理!となってからぱっと離れる。その対極に移動する、みたいな中庸と無縁の極端な動きになりますが、ここでも宿命にどんな位相法が出ているかなどでどうバランスを取りに行くかが変わってくるのです。

 

まあでも難しいよね(笑)

特に子供がいると、子供の運を如何に食い潰さず家族としてのバランスを保ち、かつ自分を含めた皆の幸せを実現するんや?どうやるんや?とこの世界に絶えず手腕を問われることになる。夫婦内で陰陽バランスが取れなければ子供の運を使って家族全体でバランスを取らされる。そこでも上手く行かなければ次の世代にバランスの歪みが響く。そうやって家系全体でバランスを取らされることになる。だからこそ自分のバランスを取るのは大切。とても大切。みんなのためにと自分がぶっ壊れるまで頑張ってぶっ壊れてしまっては元も子もない。それはそれで周りへの被害が甚大になる。

算命学はそのバランスを読んでいく学問。バランス解析学。個人鑑定でも親子関係や子供、家系の話が必ず出てくるのは、どんなバランスの流れ・チームの中にその人がいるのかが大きな意味を持つからですね。

 

これも1年前くらいに三男が描いてくれた陰陽図

 

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)昨今流行の何でもかんでも自己責任~♪というお題目を唱えて問題を終わらせようとするアレ。アレはつまり全ての人が全ての分野で50対50の陰陽バランスを保て~!と言ってるに過ぎない。多少なりとも命式が読めれば大抵の人は何かに偏っているのが分かるので、そんなもの土台無理な話だと分かる。偏っているからこそこの世界は持ちつ持たれつ。

もちろん『 そりゃぁあんた、身から出た錆でっしゃろ・・・』という人もいますけどね。

 

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